【未来を拓く医療の舞台】【22卒】武田薬品工業の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16674（東京大学/女性）（2021/8/5公開）

グローバルに展開する日系メーカー、特に医療関係のメーカーをを中心に見ていました。なかでも、技術力が高く海外でも有名な武田薬品に魅力を感じていました。過去に大学の先輩が就職したこともあり、その点でも興味を持っていました。

当インターンについての情報は、ネット上で拾えるだけ拾いました。企業HPのほか、ワンキャリアほか、就活サイトを駆使しました。

変革しなければという危機感のある会社なので、チャレンジ精神は買われるのではと思います。

仕事の疑似体験、将来のキャリア設計

製薬業界の説明→MRの仕事の疑似体験→将来のキャリア設計ワーク→社員座談会

MR職におけるお医者様との関わり方

仕事の疑似体験、将来のキャリア設計

1日目にやったこと

製薬業界理解（ワークあり）、MRの仕事の疑似体験（資料を読みながら行動を考える）、社員との座談会。
ワークでは、４人一組のチームとなり、話し合いながら活動を進めた。

2日目にやったこと

キャリア設計（キャリアの例について書かれた資料を参考にしながら進める。最後にプレゼン発表）、社員との座談会。夜は社員の方も含めてオンライン飲み会が開催された（2〜3時間ほど）

MRほか。40-50代の方

社員との座談会

昼食や夕食も、社員の方と一緒に話しながら食べたので、いろいろなお話を伺えました。武田薬品は今グローバル人材の不足が問題となっており、M&Aで買った会社の人々とともに改革を進めていく気概を持って人がほしいという話は印象的でした。

オンラインでは長時間画面に向き合い続けるので、目が疲れるのが一番大変でした。今回のインターンでは昼食・夕食も画面越しに学生や社員の方と話しながらいただいたので、画面から目を離す時間が少なかったこともあると思います。目を休める時間がもう少し欲しかったです。

みんな積極的に発言し、円滑にグループワークを進められました。薬学部出身の学生がとくに知識の豊富さの面で活躍していました。

＊企業・人の「雰囲気」を感じられること
やはり２日間じっくり社員の方と接する中で、オンラインであっても社員や企業の考え方、醸し出す雰囲気というものを以前よりつかめたと感じます。また、他の学生とも直接会うことで、どのような人々が、どんな考えを持ってその企業を志望するのか理解することができました。

薬学部でないとはいえ、薬に関する知識をもう少しつけていれば、吸収できるものも増えたかと思います。

一生、医薬品に関わって働く自分が想像できなかったから。コロナ禍で健康の大切さを再認識したことで、ぼんやりとヘルスケア業界に興味を持ち、武田薬品のインターンに参加しました。けれども、他の学生たちに会い、彼らは私よりも本気で、人の命を医療を通じて救うことに関わりたいと志を持っていると感じました。

上とややかぶりますが、私には一生医薬品に関わって働く覚悟・情熱がないと見なされるだろうと思ったからです。インターン参加者は、薬学部の学生や、そうでない学部出身の方も、人の命を医療を通じて救うことに関わりたいという熱い志を持っていると感じました。

私は結局、コロナ禍に乗じてヘルスケア業界に興味を持った（あるいは今後伸びるだろうという期待をかけた）だけだと気付いたからです。むしろ、自分は医療よりも、世界と日本の人々の架け橋になるということの方が興味が大きいと思いました。武田では、グローバル人材は求められているものの、実際に世界で活躍できるのはほんの一部の優秀層です（M&Aで買った企業の外国人社員が海外での事業を主に進めるから）。ゆえに武田は私には合わないと思いました。

上と同じです。インターンシップに参加しても本選考での優遇はありません。インターン参加者も通常の選考ルートで本選考に参加します。インターン中のプレゼンで一位になったグループにのみ、社員との座談会が別個用意されました。

グローバルに活躍するヘルスケア分野のメーカーを割と見ていたが、私は本当のところ医療業界にあまり興味がないと気付きました。いくら世界で活躍するチャンスがあっても、事業そのものに興味が高くないと、私の場合は意欲的に働き続けるのが難しいと思いました。そこで、生活に身近な電機メーカーへと軸足を動かしました（本命は公的機関）。

武田薬品は、いわゆる日本の大企業的な硬い雰囲気があるかと思っていたが、思ったより風通しの良さそうな会社だったのは意外でした。社員も非常に知的で、かつ物腰の柔らかさも兼ね備えた人間として素敵な方が多かったです。インターンを通じて、逆説的に自分が医療に興味が低いことに気づ課されましたが、働く環境としては福利厚生も含め、とても良い会社だと思います。