【21卒】関西電力の夏インターン体験記（理系/技術総合職）No.8187（名古屋大学大学院/男性）（2020/1/24公開）

インターンシップに参加してもっともよかったのは，関西電力の社風をしれたことである．インフラ業界というと，体育会系，縦社会といったイメージが強かったが，実際に現場の社員と交流して，意外と縦の関係は強くないこと，体育系かというのは部署によってかなり異なることを知れた．

新規事業の立案がテーマということもあり，現在電力業界が置かれている状況や，エネルギー関係の話題を仕入れておけばよかった．関西電力の取り組みはインターン中に多く知れるが同業他社の取り組み等はインターン外で学んでおく必要がある．

インターン中は，飲み会や懇親会が多いこともあり，人事や現場の社員との距離がかなり近かった．そのため，関西電力の社風やそこで働く自分を想像しやすかった．ただ，業務に関しては，現場はよく見れたが総合職として本社でどのように働くのかはあまり知れなかった．

参加学生の志望を聞くとインフラ業界を志望いているが関西電力が第一希望ではないという学生が多かった．学生の学歴的にも必ずしも旧帝レベルを求められるというわけではないように感じた．以上の理由より，自分の学歴でも関西電力を第一希望に見据え，専攻に臨めば内定を獲得できると思う．

志望度はあがった．インフラ業界を志望していることもあり，もともと関西電力への志望度はかなり高かった．しかし，インターン参加前は関西電力に縦社会の厳しい会社というイメージがあり，それがネックであった．実際インターンに参加し，縦社会というのはただのイメージにすぎないとわかり志望度があがった．

インターン参加学生はその後1dayインターンに招待され，冬には人事との個人面談も用意されているらしい．インターンに参加することで早期選考を獲得できるのだと思う．

インターンシップ参加者には冬に人事との個人面談が行われる．おそらく，実質の一次選考のようなものだと思う．

インターンに参加する前は，大手メーカー，インフラ，ベンチャー等を広く志望していた．業界研究をあまり行っていなかったということもあり，理系就職を行い自分の専攻を活かせればよいとしか考えていなかった．企業を選ぶ基準も企業の知名度，平均年収がおもであったため，キーエンスや関西電力等を第一志望群としていた．

インターンシップ参加後も大手メーカー，インフラ，ベンチャーを志望するという大枠は変わらなかった．しかし，企業を選ぶ基準は大きく変わった．インターン参加前は，企業の知名度，平均年収がもっとも大事なパラメーターだったが，参加後は企業の社風の大事なパラメーターであると考えるようになり，興味がある企業のインターンにはできるだけ参加するようになった．