22卒 インターンES
研究開発職
22卒 | 金沢大学大学院 | 女性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(OpenESを使用)
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A.
私は化学の分野でらせん高分子の重合検討というテーマで研究を行っています。高分子とは、小さな分子をいくつもつなげることによって作られた大きな分子のことであり、小さな分子をつなげる方法を重合と呼びます。化学が大きく進歩した現在でも、らせん高分子を作ることがしばしば困難であるという課題があります。そこで、私は触媒の種類や量の検討を行うことで、より効率的にらせん高分子を作るための新しい重合法を開発することに成功しました。この方法を用いると、従来合成できなかった分子構造のらせん高分子も得ることができます。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
自己 PR(OpenESを使用)
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A.
責任を持って仕事に取り組み、課題解決のために創意工夫を行うことができます。私は、研究室において、化学実験に不可欠な溶媒を管理する係を担当しています。数多くの種類の在庫を常に把握する必要があり、把握不足で注文が遅れ、研究室全体の実験が滞るということがありました。この課題を解決するために工夫した点は、まず周りの人にも協力してもらうことです。溶媒の容器が一つ空いた際は溶媒係に伝えるというルールを新しく決めました。次に、それぞれの溶媒の在庫数をホワイトボードにまとめて記入することにしました。さらに、発注履歴を記録し、溶媒係間で共有することで二重発注や発注忘れを防ぎました。この結果、在庫を確実に管理することができ、注文が遅れることも無かったため、研究室全体の実験効率を上げることができました。このように、創意工夫を行い、研究室のメンバーと情報を共有することで、課題解決に取り組むことができました。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(OpenESを使用)
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A.
研究活動です。研究室において、先生や先輩方に実験の基本的な操作をグループごとに教えていただく練習実験がありました。私は実験操作ひとつひとつが遅く、グループ内で1番不器用でした。非常に悔しかったため、実験を手際よく、そして、正確に行えるように努力することを決意しました。具体的に実践したことは、下記の2点です。1つ目は、疑問点は自分で調べた後、先生に確認し、記録を取りました。これによって、次に同じ状況になった際にすばやく正しい判断ができるようになりました。2つ目は、スムーズに実験操作を行えるようにするため、先の記録と実験量を増やすことで経験を積みました。1年間を通して、同期の中で最も多く実験を行いました。経験値を高め、今では効率的に実験を進められるようになり、指導教員に効率の良さや正確さを認めていただけるようになりました。この結果、1年間行った研究内容をまとめて論文を投稿することもできました。(OpenESを使用) 続きを読む
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Q.
当社インターンシップに参加する上で期待していること
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A.
貴社の研究開発環境や求められる人材について理解を深めることを期待しております。私は大学での研究活動を通して、研究活動の面白さややりがいを覚え、将来は学生生活で得た思考プロセスを生かし、実用的な製品や技術の開発に携わりたいと考えています。そのような中、地元である長野県に本社を構えており、馴染みのある「かんてんぱぱ」の製品を開発している貴社に興味を持ちました。また、研究開発職 LIVE説明会において先輩社員の方の仕事のスケジュールややりがいをお聞きしました。お客様の声を聞ける機会が多くあることやメンバーと協力して一つの商品を作り上げるということが大変魅力的に感じ、ぜひ貴社で働いてみたいと思いました。インターンシップでは、商品企画会議を体験させていただくことで、研究開発職として働く上で必要な知識や素質などを理解し、貴社において働いている自分の姿を明確にイメージできるようになりたいと思っております。 続きを読む
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Q.
現段階で企業を選ぶ際に重視していること
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A.
私は以下の三点を重視して企業選びをしております。一つ目は研究開発環境です。私は現在行なっている研究活動において、学生や教員とのディスカッションを大切にしています。なぜならば、他者と話し合うことで、新たな意見が生まれたり、新しい発見があるためです。よって、ディスカッションを定期的に行いやすい研究開発環境で働きたいと思っています。二つ目はやりがいを持って働けるかどうかです。私は自分自身が研究開発を行なった製品を利用するお客様の声を直接お聞きするときに最もやりがいを感じると考えています。よって、お客様と直接関わる機会がある職場や営業職の方と研究開発者もお客様の元へ同行できる企業において働きたいと思っております。三つ目は自分と企業の雰囲気が合っているかどうかです。実際にインターンに参加して先輩社員の方々とお話しさせていただくことで、どのような雰囲気なのかを見極めたいと思っております。 続きを読む
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Q.
これまでの経験で得た知識や能力を当社でどう生かしていきたいか
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A.
「効率的に最適な条件にたどり着く」という能力を活かして、お客様により喜んでもらえる製品をいち早く開発できる研究員になりたいと思っております。私は大学での研究活動においてただ実験を行なうのではなく、どんな些細な変化も見逃さないように実験の様子を注意深く観察し、その実験結果をさまざまな観点から詳細に考察するように心がけています。そして、その考察に基づいて仮説を立て、次の実験を計画するようにしています。一見ひとつひとつの実験に対して時間をかけて考察することは遠回りのように思えますが、結果として最も効率的に最適な条件を見つけることができる方法であることを学びました。入社後は寒天や食品などに関する知識を身につけ、「効率的に最適な条件にたどり着く」という能力を活かして研究開発を行うことで、お客様が求めている製品を迅速に開発できるような研究員になりたいと思っております。 続きを読む