- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. タカラバイオが強みとする遺伝子・細胞工学を基盤に、基礎研究から社会実装まで一貫して取り組む姿勢に魅力を感じたためです。研究職インターンを通じて、実際の研究現場での課題解決や企業研究の視点を学び、自身の研究力を高めたいと考え参加を志望しました。続きを読む(全121文字)
【未知への挑戦、成長の証】【23卒】塩野義製薬の冬インターン体験記(理系/研究職コース)No.21958(非公開/非公開)(2022/4/7公開)
塩野義製薬株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2023卒 塩野義製薬のレポート
公開日:2022年4月7日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2023卒
- 実施年月
-
- 2021年12月 下旬
- コース
-
- 研究職コース
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 3日間
投稿者
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
製薬メーカーに興味があったので、とりあえず知っている様々な大手製薬メーカーに応募した。また、自分の研究室からも就職している先輩がいたため、興味を持った。特にこの企業だからといった深い理由はなく、同業他社にも応募した。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
書類および適性検査は特に対策しなかった。最後に面接の選考があったため、ホームページの隅から隅まで見て、力を入れている分野や企業理念と実際の事業の関係を調べた。
同業他社と比較して、このインターンの選考で重視されたと感じるポイントを教えてください。
面接があると言う部分で、しっかりと見極められていると思う。選考の段階では、研究の段階よりも人間性などをみられていた。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年11月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
●志望動機●5つの企業理念の中から2つ共感するものを選んでその理由を述べる●どんなキャリアを歩みたいか●尖った強み●研究概要400文字(修士)●研究概要400文字(学部)
ESの形式
Webで入力
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESを書くときに注意したこと
面白くて伝わりにくいエピソードよりも、平凡で伝わりやすいエピソードを選択して書くように努めた。
ES対策で行ったこと
特に深い対策は行わず、自分で書いた草案を就活経験者に添削してもらった。面白い内容の物でも伝わらなければ意味がないと考え、特に、複雑な内容のエピソードは使わず、一度読んだだけで内容が伝わるように意識した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年12月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- WEBテストの合否連絡方法
- メール
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
特に行っていない、強いて言えば制限時間に余裕を持って回答した
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格があったがどのような種類か覚えていない
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
覚えていない
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年12月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- ベテラン寄りの採用担当
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
採用担当2人との面接。特に決まった内容を聞かれるわけではなく、対話形式でそれぞれが気になったことを深掘りされて聞かれる。雰囲気は和やか。
面接の雰囲気
和やかな面接官が2人。口調も物腰の柔らく、面接を始める時に緊張されてますか?と言っていただいて緊張がほぐれた。2人がそれぞれ気になったことを質問しており、研究で意識していることとどんな人間かを意識して見ているようだった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
感染症領域など、医学・薬学的なニュースを取り入れているかはほとんど確定で聞かれると感じた。学生が医療にどの程度知識を持って、興味関心を持って調べているかは確かめられていたと思う。
面接で聞かれた質問と回答
感染症か精神疾患領域で気になったトピックを教えてください
御社の新型コロナウイルスに対する取り組みです。御社は企業理念として感染症のトータルケアを掲げていますが、ワクチンや治療薬のみならず下水から疫学調査をする研究もされている部分でその部分を強く感じ、感銘を受けました。また、国内企業がワクチンや治療薬開発に遅れをとっている中、御社はいち早く研究に着手し、実際に候補化合物を見つけた点でも低分子創薬の強みを感じました。
研究で苦労した部分を教えてください
試薬の取り扱いが困難でした。試薬の臭気および毒性が強く、周りにノウハウを持っている人がいなかったため0から取り扱い方法を構築しました。その中で、自分の指導教員だけでなく、他の研究室の試薬取扱者の方に自分から話を聞きに行ったり、その試薬が使用された事例を文献から徹底的に調べ上げて取り扱い方法を構築しました。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
面接後にフィードバックがあった場合はその内容を教えてください。
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- オンライン
- 参加人数
- 20人
- 参加学生の大学
- 旧帝大が半分、地方大学と私立大学が半分程度。特に学歴に偏りは感じなかった
- 参加学生の特徴
- 選考自体が多くて厳しかったため、研究に熱心な学生は対策不足だったためか少なかった印象。研究概要のプレゼンでは、研究内容および内容についての理解も薄い印象。
- 参加社員(審査員など)の人数
- 5人
- 報酬
- なし
- 交通費の補助
- なし
- 昼食費の補助または現物支給
- なし
インターンシップの内容
インターンの概要
製薬業界の概要説明と、実際の事業内容。最終日に自分の研究内容のプレゼン。
インターンの具体的な流れ・手順
製薬業界の概要説明と、実際の事業内容を説明され、その後質疑応答。最終日には自分の研究内容のプレゼンを行った。
このインターンで学べた業務内容
製薬業界の状況やモダリティの状況。
テーマ・課題
自分の研究概要を他大学の人間および社員にプレゼンする
1日目にやったこと
塩野義製薬の会社概要や、製薬業界の説明の講義を受ける。オムニバス形式で何人かの社員が説明したのちに、質疑応答の時間が設けられていた。途中で昼休憩を挟んで、全部で7時間程度。
2日目にやったこと
引き続き製薬業界の業界説明を受け、質疑応答を行う。社員がオムニバス形式で5人程度変わるがわる講義する。全部で5時間程度であった。特に1日目と内容に大きな変化はない。
3日目にやったこと
パワーポイントで発表する。その後、質疑応答。学生3人に対し、社員は5人で、質問は基本的に学生が行う。たまに社員の方が質問してくる。一番最後にグループ全体の軽い所感を述べられた。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
創薬化学部門の社員
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
社員からプレゼンをしたグループに対して、質問を自分たちで積極的にしている部分が印象的であったと述べられた。最近の学生は質問が浮かばず、社員が気を揉んで質問することがあったらしい。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
最終日の発表で、異なる研究背景を持つ人にもわかるような資料を作ることをお願いされていたため、どの程度まで資料のレベルを下げるかが大変であった。また、説明を増やすと規定の時間内に発表し切るために内容を削る必要があったため、伝える情報の取捨選択が必要であった。
インターンシップを終えて
インターン中、他の学生とはどのように関わりがありましたか?また、そこから学びはありましたか?
プレゼンでお互いに質問をし合ったものの、専門知識が足りない印象を受けた。専門知識は選考ではなくプレゼンの部分で必要になると思う。
インターンシップで学んだこと
製薬業界では既存のモダリティの他にも、新なモダリティが求められる。とはいえど、これまでのモダリティを使う創薬が不要になるわけではなく、専門知識を持ちながら、他分野へも興味を持てる人材が必要。さらに、デジタルトランスフォーメーションも進んでいるためその分野との連携も必須。
参加前に準備しておくべきだったこと
詳しい説明を受けるため特に必要はないと思うが、自分の専門以外の創薬技術については詳しくないのであれば予習すると良い。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
業界自体や企業自体の説明は一通りされるものの、座談会のような社員との交流は全くなかった。また、講義自体も基本的には学部の授業や講演会などと同じ一般的な内容が話されるため、インターンシップに参加したとはいえそこまで働いている自分を想像できる内容ではなかった。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
周囲の学生のレベルが低かった。質疑応答およびプレゼンの段階で、専門知識のなさが浮き彫りになる学生もいた。書類選考を通過するのがこのような人たちばかりであれば、専門性の部分でリードしているのではないかと思えた。ただし、プレゼンはごく少人数しか聞くことができていないため、大きな自信になったわけではない。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
より企業理解が深まった結果、志望度が上がった。製薬業界の中でも、割とモダリティをしぼって創薬研究を行なっている印象が強まった。ただし、そのモダリティの技術力はどの分野でも高水準にあると感じた。塩野義で創薬をすることに将来性がある印象を受けた。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターン参加者のための選考の案内などはなかったものの、確実に個人の研究力および専門知識は見られている印象はあった。逆に、ここで大きなミスがあると不利になる可能性もある。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
私は全くなかった。インターンシップの案内の時点で、懇親会などがあるといった案内はなかった。ただし、プレゼン大会の結果などで優秀な人に声をかけている可能性はあるかもしれない。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
製薬業界および農薬に興味を持っていた。塩野義製薬は中でも準大手企業のイメージがあった。勤務地も関西の中では交通のアクセスがよく、魅力的な企業であった。また、人材育成に力を入れている部分でも魅力的であった。ただし、新型コロナウイルスの治療薬やワクチン開発がどれほど経営状況に関わってくるかは未知数であったため、その部分が特に知りたかった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
特に大きな変化はなかったものの、低分子創薬に注力し成果をあげている数少ない企業というイメージが強まった。また、低分子創薬以外のモダリティも強みを持っていることがわかり、高い将来性を感じた。また、社員の方は比較的和やかに接してくれたため、少し持っていた厳しいイメージは薄れた。志望企業および志望業界自体には大きな変化はなかったものの、ぜひ本選考も受験したいと感じた。
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A.
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塩野義製薬の 会社情報
| 会社名 | 塩野義製薬株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | シオノギセイヤク |
| 設立日 | 1919年6月 |
| 資本金 | 212億7970万円 |
| 従業員数 | 5,039人 |
| 売上高 | 4382億6800万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 手代木 功 |
| 本社所在地 | 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号 |
| 平均年齢 | 41.5歳 |
| 平均給与 | 1003万円 |
| 電話番号 | 06-6202-2161 |
| URL | https://www.shionogi.com/jp/ja/ |
| 採用URL | https://www.i-note.jp/shionogi/recruit/newgraduate.html#TOP |
