【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】これぞ面接といった感じの、堅い雰囲気だった。特にアイスブレイクもなく、いきなり質問が始まって少し動揺してしまった。回答に対する反応も薄かった。【学生時代最も打ち込んだことは何ですか。】所属するゼミが参加する研究発表会に向け、5人チームのリーダーとして研究を完成させたことだ。「宅配業の人手不足」をテーマにいざ研究を開始すると、必要なデータがほとんど非公開で、研究が全く進まずに3週間が過ぎてしまった。他のメンバーからは「テーマを変更するしかない」と言われたが、データ不足など社会人になれば日常茶飯事で、諦めるのは努力不足でしかない、と考え続行を決め、質の高い研究を完成させようと奮起した。チームで話し合った結果、他に入手できる基礎的なデータから推定を行う方法で研究を進めることにした。その際、妥当性がないと推定は成り立たないため、推定のプロであるコンサルタント会社の方にお話を伺って妥当性を持たせる方法を学び、毎日教授の研究室に通って逐一フィードバックをもらうようにした。以上からやるべきことが明確になったので、序盤の遅れを取り返し研究を進めることができた。発表会では教授に「ここ十年で一番の素晴らしい出来」と言っていただけるほどの研究発表ができた。このことから、不測の事態に陥っても粘り強く課題に取り組む姿勢を身に着けることが出来、社会に出てもこの経験が必ず活きると考えている。【ゼミ以外に頑張ったことは何かあるか。】始めて2年になる居酒屋のアルバイトだ。雇ってくれた店長の信頼に応えるため、中途半端な仕事はしたくないと考えて行動してきた。例えば、自分1人で判断できないことはどんなに小さいことも恥を忍んで店長や周りのメンバーに確認をとった。実際に、ある料理の値段が分からずメンバーに確認をとると皆がバラバラな値段を言い、私がきっかけで値段を統一するということがあった。また、準備不足からミスが起こると考えて、週末などの予約が多い日は早めに出勤しドリンクを補充したりコース内容を把握したりしておくことで、万全の状態でお客様を迎え店が円滑に回るように心掛けた。小さく地道なことだがこれまでずっと続けてきたところ、店長に「お前ももう1人前だな」と言って頂き、1人でワンフロア担当させてもらうなどより責任のある仕事を任せてもらえるようになった。このことから、信頼に応えるには小さな努力の積み重ねが大事だと学んだ。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】基本的な質問に対して、簡潔かつ的確に答えることが出来た部分。会話を意識することで端的に答えることが出来、緊張もほぐれた。
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