- Q. 志望動機
- A.
日本ガイシ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒日本ガイシ株式会社のレポート
公開日:2018年9月10日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職技術系
投稿者
選考フロー
企業研究
志望理由はそれほど重視されない(あまり聞かれない)ので、ここにはあまり時間を割かなくてもいいと感じました。とくに重視したのは研究をうまく説明できるようにすることです。OB訪問や知り合いの先輩方からお話を伺って、研究の説明を特に重視しており、論理的思考力を特に大事にしている会社だと聞きました。実際に、本番の面接でも研究に関する話題がほとんどで、面接官もかなり深いところまで聞いてきますので、ごまかしは通用しません。ですので、自分の研究に関してうわべだけの知識ではなく、深い理解をしておくことが大事です。企業研究というよりは、(できれば全く別分野の)先輩や後輩などに自分の研究を説明し、練習を積むことが大事だと感じました。
志望動機
志望理由は2点あります。1点目は事業内容です。現在、私は「環境を通じた社会貢献がしたい」という想いがあり、そのような軸で就職活動を進めております。その中で、御社の「よりよい社会環境に資する商品の提供」という理念に強く共感し、環境に貢献しているということを直接実感できる製品に非常に魅力を感じました。2点目は社員の方々との交流を通じてです。就職活動やイベントなどでお会いしたどの社員の方々も、企業理念と同じく環境貢献への意識が高く、また、実際にそのような社員さんが多くいるというお話を伺いました。そのような先輩方の下でなら、自分自身の想いを持ち続けて仕事を続けられると考えました。以上が御社を志望した理由になります。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
・当社の会社説明会に参加された方は説明会の感想をお聞かせください。
・あなたが大学時代に最も力を入れたことは何ですか。そこで得た成果はどのようなものですか。
・修士論文のテーマを記入の上、内容を簡単に記述してください。また、研究を進める過程で工夫した点と、その研究の持つ意義、将来展望について説明してください。
・技術者として
① ご自身にどのような特質または専門性があるとお考えですか。
② それを活かして、どのような仕事を行っていきたいか。具体的に述べてください。
ES対策で行ったこと
過去の先輩のエントリーシートを参考にして改善していった。内定者や実際に働く先輩に添削していただいた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を繰り返し解いて練習した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、英語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事1人、技術系社員2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究を論理的に説明できたことが評価されたと感じた。また、相手の聞いてきたことに適切に答えることが大事だと感じた。自分の研究なので他の人は全く分からない状態である。そのため、こちらが話しすぎても相手は混乱してしまう。ここに注意して、質問に対して、相手が何を知りたいのかに注意して、それに対して簡潔に答えるように心がけた。
面接の雰囲気
面接は非常に和やかでした。始めの5分くらいは雑談で、緊張をほぐして話しやすい雰囲気をつくるよう努めてくださっていた。
1次面接で聞かれた質問と回答
インターンシップの感想について聞かせてください。
1月17日に開催された1dayインターンシップに参加させていただきました。特に印象に残ったのは会社説明及びOB座談会です。前者に関しましては、新規領域への積極的な投資や新製品の売上比率を高めるなど、現状に満足せず挑戦し続ける社風に魅力を感じました。後者に関しましては、業務内容や雰囲気、一日のスケジュールなどを技術系社員の方から直接伺うことができ、実際に働くイメージを持つことができました。また、複数の部署の社員の方からお話を伺える場を設けていただくことで、広い視野で貴社への理解を深めることができました。1日を通して大変有意義な時間を過ごすことができ、貴社で働きたいという想いが強くなった説明会でした。
研究内容を当社でどのように活かせると考えているか
自分自身の今の研究を御社で直接活かすのは難しいと考えています。しかし、私の研究は実用化を目指したものであり、プロセスを一から立ち上げることを目的としています。普段の研究では、①プロセス設計のために必要な要素を明確化し、その要素の問題点を洗い出す②その問題点に対して解決策をいくつか考え、実験に落とし込む③その後、実験で得られたデータから何が良かったのか、何が悪かったのかを考え、最適な解決策を探していく、という様に、常に目的とそれに対する課題を意識し、適切な解決策を考えてきました。これらの培ってきた姿勢を活かす事で、御社で研究開発に従事する中で、論理的かつ効率的に研究を進めることができると考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事2人、技術系役員2人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接なので、志望理由もある程度聞かれる。そのため、研究に関する準備だけではなく入ってから何をしたいかも具体的に答えられるようにしておいた方がよい。入ってからのキャリアを具体的に述べることができた点を評価していただいたと感じた。
面接の雰囲気
1次面接と同様に和やかな雰囲気ではあるが、面接官が役員クラスであるため、緊張感のある雰囲気であった。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究で苦労したことと、それをどのように乗り越えたか。
実験条件の決定に苦労しました。私の作製している材料は下水処理に使うことを想定していましたが、下水処理は行程が非常に複雑で、どの行程に用いるのか、また、その行程での処理量や濃度などの条件はどうなっているのかを知る必要がありました。しかし、これらの情報は文献や論文には詳しく載っておらず、この点で苦労しました。
実際に下水処理施設で働く方にアポイントをとってお話を伺い、下水処理に関する深い理解を得ることで解決しました。特にお話を伺った方から「下水処理のこの行程でその技術が使えそうだね」とアドバイスを頂いたり、pHや濃度、処理量などの条件を聞き、どのような性能が求められているのかを明確にしました。これを一つひとつの実験に落とし込むことで、研究をスムーズにすすめることができました。
入ってから何をしたいかを具体的に。また、その中で自分の特性をどのように活かせるか。
私は、研究開発に従事したいと考えています。その中で、私の強みである「目標に向かって粘り強く挑戦する力」を活かし、新たな環境貢献製品を作り上げることで持続可能な社会に貢献したいです。また、御社の製品はセラミックス技術をベースとしております。私は、学部では材料分野に関する基礎知識を身に付けました。更に、研究室配属後はセラミックス材料の合成や評価という、セラミックスを中心とした研究に取り組んできたため、これらに関する専門性があると考えています。よって、御社の技術は大学で学んできたセラミックスの専門性との親和性が高く、私の知識が活かせると考えています。特に、セラミックス分離膜は現在の研究にも関連があるため、このような製品の開発に携わりたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
推薦で内定を頂いたため、指示されたわけではないがすぐに就活をやめた。その分、推薦応募に関しては学校の枠は実質的になく、人がよければ1つの大学から何人でも採用するようであった。
内定に必要なことは何だと思うか
企業の製品や取り組みなどを抑えておくことは当たり前として、やはり研究に関して論理的にできるように準備しておくことが大事であると感じました。また、自由応募はかなりの狭き門なので、推薦応募(それもほとんどが1次募集)でなければほとんど内定はもらえないと考えたほうが良い。しかし、推薦を出すとその後の行動がかなり縛られてしまうので、早い段階からOB訪問や企業のイベント(インターンシップなど)に参加することで、本当に推薦を出してよい企業なのかを判断しておくことが大切です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
論理的に研究を説明できるかどうかに尽きると思います。背景、研究概要は当たり前として、どういう考えでこの実験をしたのか、その結果からどのような実験を組み立てていったのかなど、深く理解しておくことが大切です。早い内からしっかり考えて実験に取組んでいればそんなに苦労はしないかもしれません。
内定したからこそ分かる選考の注意点
推薦で応募する場合でも普通に落ちることがあるみたいです。特に1次面接は毎年結構な人数が落ちているみたいなので、念入りに準備しておくことが大切です。面接の内容自体は1次も2次もほとんど研究に関する話題なので、1次が通ればよっぽど最終も大丈夫だと考えていいと思います。(最終で落ちる人もいるみたいですが…)
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会や質問会などを開催していただくことで、入社後のイメージ作りやや同期と交流する機会を作っていただいた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
株式会社デンソー
迷った会社と比較して日本ガイシ株式会社に入社を決めた理由
日本碍子に入社を決めた理由は、自分のやりたいことに一番近い企業だと考えたからです。「よりよい環境に貢献する」ということを軸として就職活動に取組んでいましたが、今のご時勢ではどこの企業も程度に差はあれど環境問題に取り組んでいます。しかし、この会社は、製品自体が環境をよくすることを目的として作られており、そのような意味で、製品をつくれば作るほど環境に貢献できる、という点が魅力に感じました。また、OB訪問や知り合いの先輩との交流を通じて、働きやすい会社だと感じたのも理由の1つです。
日本ガイシ株式会社の選考体験記
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日本ガイシの 会社情報
会社名 | 日本ガイシ株式会社 |
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フリガナ | ニホンガイシ |
設立日 | 1919年5月 |
資本金 | 698億4900万円 |
従業員数 | 19,749人 |
売上高 | 5789億1300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小林茂 |
本社所在地 | 〒467-0871 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 |
平均年齢 | 40.2歳 |
平均給与 | 855万円 |
電話番号 | 052-872-7181 |
URL | https://www.ngk.co.jp/ |
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