【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】3,40代の技術出身の人事【面接の雰囲気】和やかというか雑談に近く、機械的に答えていくという印象。1次面接で来た人から順々に行っていく形であったので、きっと同じ質問を機械的に聴いていったのだろう。【学生時代に頑張ったことはなんですか。それにはどんな苦労がありますか。また、もう一度同じことができるのならば、どんな対策をするか】はい、私の頑張ったことは学生自治会の改革です。私は体育会という学生自治会の副会長として、会員60人を率いて最大400人のイベントを企画・開催をしてきました。しかし、私が1、2年生の頃、この組織は少数精鋭のような体制であり、4年生を中心に学業、研究を犠牲にしてまで行っていました。これはおかしいと思い、組織改革を行うことにしました。まず、部活動に呼びかけることで、募集人数を増やしました。また、イベントは4年生を中心に行うのではなく、2,3年生を中心にして、4年生は管理役に回ることにしました。結果、会員全員が学生自治会に力を入れすぎない体制になっただけでなく、大勢が話しあって行う会に改革できたという体験ですね。苦労は沢山ありますが、中でも苦労したのは、会長を決める時が一番の苦労ですかね。その時の学生自治会は考えが2つに分かれていたんですね。私達が理論で考えて、どうしたら役員が自治会を楽に部活に専念できるかという考え、もう一派が感情的に動き、現状のままでどうしたら、部活にもっと貢献できるようになるかという考え方をしていました。そして会長を決めるとなった時にやはりそのリーダーが出てきてどちらも譲れない状況になってしまったわけなんですよね。そこでじゃあ、しっかりと話し合いをして、長期的にどうしていきたいのか、どうしてその方向性に持っていきたいのかと色々な考え方の方面でお互い話し合うようにしていき、その話し合いをしていく中でこちらのプランが今後、学生自治会を良くできるだろうということになり、そこにもう一派の方の意見も考慮した新しい案を作り直すということをやったんですよね。これが、やはり4年間、考え方が違えど、一緒にやってきた仲間と意見が対立してぶつかり合うというのがとても辛いものがあって、でも、自分の考えを行いたいという気持ちはあって譲れないところがあったので、そこの葛藤はとても苦労しましたね。そして、もしもう一度できるなら、考えが分立する前に戻って考え方の統一をしたいですね。やはり人間ですから、それぞれの考え方があってもしょうがないと思うんですよね。しかし、それを話し合って意見をまとめることはできると思うんですよ。しかし、それを私達は話し合う機会を考え方が似ている人達だけで済ましてしまって、遠い人とはサボってしまった。そのせいで意見が大きく分かれてからこのような大きな衝突が生まれてしまった。そして、負けた派閥は居心地が悪くなってしまい、自治会の意識が薄れてしまったんです。そのため、早い段階で話し合う場を多く用いて自分達の将来性をしっかりと話し合えていれば良かったと思います。【周りの人にあなたはどういう人物だと言われていますか。】そうですね。学生自治会の時に言われていたのは、「行動力あるよね。」とか「よくそういう考えできるね。頭回るね。」とか言われてましたね。やはり、自分としては満足いくようなイベントを作るためにはどうしたらというのを主催者や参加者、役員の立場で良く考えて行っているんですよね。そういうことを考えているうちに、頭が回るようになり、考えたことを行動に移していく内にそれが行動力の向上に繋がったのではないかなと思います。一方、研究室だと、やはり、行動力がありますねというのは言われましたね、それにプラスでリーダーシップがあるとは言われました。研究をやっていると色々な案が浮かんでくるんですよね。その案を実行していたら、行動力があると思ってくれたんでしょうね。また、リーダーシップがあるというのは学生自治会の時に色々なイベントの指揮を執っていたら、研究室でも何か行う時はその時のクセで仕切ってしまってリーダーシップがあると思われたんだと思いますね。そういった意味で、私が言われるのは「行動力、思考力、主体性の高さ」ですかね。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】基本的な態度、姿勢が取れるかどうかがまず評価されており、そこから、過去に行ったことや考え方がDICの求める人物像に合っているか評価されていた。
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