【21卒】日本銀行の冬インターン体験記（理系/システムエンジニア）No.9249（埼玉大学大学院/男性）（2020/7/13公開）

インターンシップの最初は企業理解や業務理解を深めるものだった。なかなか日常生活で日本銀行の役割や日本銀行でのシステムエンジニアの役割について学ぶ機会や知る機会がなかったが、今回のインターンシップで深く知ることができた。また社員の雰囲気からその会社の雰囲気を知ることができた。

システムエンジニアコースのインターンシップでもあるので、情報技術に関する知識が少しあると議論を進めやすくなる。

1dayのインターンシップかつ課題解決型インターンシップで現場配属でもないので、自分が実際に働いている姿は想像できなかった。実際に現場配属となり現場の業務を体験しないとなかなか働いている姿は想像できない。ただ、日本銀行についての企業理解や業務理解は深められたので、入社前と後のギャップは縮まると思う。

1dayインターンシップなので、インターンシップ参加が本選考の合否に大きく影響しないと感じたから。この企業の本選考は業務理解や入社後何をしたいかなどを重視するらしい。しかし、自分にはそこまでやりたいことが無かったので内定がでるのは難しいと考えた。

日本銀行という日本に大きな影響を与えられる存在であることや、業務内容の規模の大きさなどは魅力ではある。しかし、システムエンジニアは特定職採用となり総合職採用よりも給料が低くなるという点や実際の技術に触れられない点などが自分的にはマイナスとなり志望度が下がった。

システムエンジニアの1dayインターン参加者には一人ひとりにメンターが付くので本選考に少しだけ有利にはなると思う。ただ、大きく有利になるようなことはないと思われる。

メンター社員がつき、本選考前にメンター社員がエントリーシートや志望動機キャリアパスについて相談にのってくれる。

情報工学を専攻していたので、その知識を生かせるIT業界を志望していた。その中でも平均年収が高く大企業が多いSIerを中心にみていた。具体的には野村総合研究所、NTTデータ、日鉄ソリューションズ、SCSK、伊藤忠テクノソリューションズ、日本総合研究所、みずほ情報総研などである。ただ、実際の技術にも触れたいという気持ちもあったのでそれ以外の企業も見ていた。

今の時代、情報技術はどの業界どの企業でも使われててシステムエンジニアなどの情報工学に強い人材が必要になってくるが、会社ごとにどのように情報技術に関われるのかが違うと気付いた。例えば、実際に情報技術を扱ったりプログラムを書いたりする業務かプロジェクトを指揮する側の立場なのかなど、どの立場になるかで仕事の面白みが違ってくると感じた。