22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの研究内容、もしくは勉強してきた内容を、自らが実際に行った役割を交えて、詳しく教えてください。併せて、それをソフトバンクのエンジニアとしてどう役立てたいか、教えてください。(200字~)*
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A.
ゲノム編集技術を用いて、骨粗鬆症などの治療薬の有効成分である活性型ビタミンD3を多く含むトマトの作出を目的とした研究を行っています。活性型ビタミンD3は現在主流の化学合成による製造では効率が低く、今後の供給不足が懸念されます。そこで私の研究では植物の中で比較的多くのビタミンD3を含むトマトの遺伝子を改変することで、新たな活性型ビタミンD3の供給源とすることを目指しています。 私は、植物という自然現象を扱った経験を踏まえ、御社で“自然×IT”に携わり、新たな価値を生み出したいと考えています。植物は、同じ親から生まれた種でも育つスピード、大きさ、色が異なり、これらの個体差のバラつきは農家の方には重要な課題です。例えば膨大な土地で多くの作物を育て生産する際に個体差があると、それに最適な水分量、温度、収穫時期も異なります。近年、多くの企業が植物工場など、農業分野への参入やSDGsへの取り組みを進める中、高品質な作物の安定供給や新技術を用いた新たな農業が求められており、農業をデータ化しITで管理することが重要と考えています。御社は“e-kakashi”で農業とITを組み合わせて栽培データの見える化を行い、農家の方々の助けになっています。私は御社で自然現象とITを融合し、スマート農業推進に貢献したいと考えています。 続きを読む