【融資難易度を克服せよ】【22卒】日本政策金融公庫の冬インターン体験記（文系/個人事業・中小事業・農林水産事業）No.16082（金沢大学/女性）（2021/7/8公開）

金融業界の特に銀行に興味があり、政府系金融のインターンシップにも参加しようと思いました。また、夏に1dayのショートインターンシップにも参加して、より公庫のことを詳しく学びたいと思ったため参加を決意しました。

夏に参加したインターンシップを踏まえてのエントリーシートが書けるように夏のインターンシップで学んだことを見直しました。

エントリーシートと、小論文が選考項目にあったので、自身のアピールとこの会社の理解度や社会問題への関心度が評価されると思いました。

新規事業や新規就農に対しての融資審査ワーク/中小企業の経営改善支援ワーク/日本政策金融公庫の役割についてのプレゼンテーション

1日ずつそれぞれの事業についてワークを行い、最終日に日本政策金融公庫の役割についてプレゼンテーションを行い優勝を決めました。

新規事業や新規就農に対する融資は事前にある情報が少なく、融資難易度は高いと感じました。その中で、どんな情報を入手すべきかを考え引き出すのは職員次第だと学びました。

国民事業ワーク→熱気球フライト事業を創業する方への支援ワーク 農林事業ワーク→新規就農の融資審査 中小事業ワーク→経営改善支援

1日目にやったこと

個人事業のワークでした。創業審査の模擬体験です。創業者役の社員さんに対しての模擬面談やヒアリングを行い、それらを判断材料にして融資判断をしました。最後に発表して、社員からフィードバックをいただく流れです。

2日目にやったこと

農林水産事業のワークでした。新規就農に係る貸付審査体験を行いました。事前に示された情報から質問を考えヒアリングを2回行いました。その後、審査・検討を行い、グループごとに発表を行いました。

3日目にやったこと

財務諸表の見方の講座をした後、実際に製造メーカーへの融資提案するワークをしました。社長ヒアリング、グループで検討、発表するという流れです。後半は、3日間3事業の業務体験を踏まえて日本政策金融公庫の役割をパワーポイントにまとめて発表します。

現場社員

なし

自分より、年上の経営者と対等に話すことになり、かなり自己成長ができると言われました。担当者は経営者と一緒に成長していくという言葉が印象深いです。発表するごとに社員さんからフィードバックをいただけます。

毎回、グループ発表があり時間内に結論をまとめて発表するのが大変でした。時間は限られているので、時間配分をしっかり決めて取り組むといいと思います。意見が分かれたときどうすればいいか困りました。何度も発表の機会があるのでグループ内で役割を回しながら負担が偏らないように工夫しました。

3日間ずっと同じグループでワークを行うので、オンライン上でしたが仲良くなりました。自分のグループはバランスが良く、話し合いがしやすかったです。

1日のインターンシップでは学びきれなかったことを体験できました。それぞれの事業で社員さんの雰囲気が違ったことも新たな気づきでした。金銭で悩むお客様の力になりたいと使命感を持ち働いていることを強く感じた3日間になりました。この3日間で公庫の業務をかなり理解できたと思います。

財務諸表をたくさん扱うので、簿記の資格をもっていると話し合いがスムーズにいくと思いました。自分のグループは財務諸表の見方がわかる人がいなかったので苦労しました。

実務に近い業務をじっくり取り組むことができたので、自分が働いたときのことを容易に想像できました。ここで働くにはもっと財務の知識をつけないと厳しいとも感じました。政府100％出資ということでセーフィティ機能が万全であり、他の銀行とは一線を画していることがよくわかりました。

3日間のインターンシップを通して公庫の業務内容をよく理解できましたし、職員の話もじっくり聞くことができて自分の中に落とし込めたからです。直接的に有利になるかわかりませんが、選考の時点でインターンシップに参加し学んでことをベースに話すことができるのでインターンシップに参加していない学生よりリードできると思いました。

事業を営む方を支えられる点がとても魅力的に映りました。政府100％出資の強みを体験できて、最後の砦のような存在に感じ、自分もその一員となって事業者を金銭面で支えたいと言う思いが一層強くなりました。職員の雰囲気も良く、続けやすい環境だと思ったのも一つのポイントです。

3日間インターンシップの参加者限定の座談会に招待されたことで、ある程度は本選考で優遇があるのではないかと思いました。3日間で公庫をよく理解できるので、やはり選考では有利になると思います。

もともと金融業界を志望していました。その中でも特に興味を持っていたのが銀行です。銀行にも様々な形態があるので、インターンシップに参加して比較していました。公庫のインターンシップに参加してやりたいことができる環境だと自信を持って判断できたので本選考にも進むことを決めました。公庫のインターンシップ参加前と参加後で志望業界の変更はありません。

銀行なので、堅いイメージは少なからずありましたが、穏やかな人が多く、殺伐とした雰囲気は全くありませんでした。　業務内容も自分がやりたいことができるので志望度はますます上がりました。公庫を第一志望にするかは他の会社のインターンシップに行って比較検討しました。3日間のインターンシップはやり応えがかなりあり、参加して良かったです。また、インターンシップ前に資料と一緒に高価なペンが送られてきたのも印象的です。