【未来を支えるエネルギー】【23卒】ＩＮＰＥＸのビジネス総合職の本選考体験記 No.36530（非公開/非公開）（2022/7/27公開）

・上の設問で選択した項目において、あなたが周囲の人と共に挑戦した最も難しい課題や経験した困難を具体的にご記入ください。また、その課題や困難にどのように立ち向かい、その結果として何を得たのかについても併せてご記入ください。（400文字以下）

・あなたが日ごろ大切にしている軸は何ですか？また、それに従って行動した具体的事例もご記入ください。（400文字以下）

・あなたがエネルギー開発業界・INPEXに感じている魅力と、なぜINPEXを志望しているのかについてご記入ください。（350文字以下）

・あなたが最も興味を持ち、真剣に取り組んだ学問、学科、授業について、興味を持った理由と取り組みの内容をご記入ください。（250文字以下）

・自ら思う、自分の強みについてご記入ください。（50文字以下）

・自ら思う、自分の弱みについてご記入ください。（50文字以下）

当社以外で志望している【業界･企業①】をご記入ください。（50文字以下）
志望している業界･企業①を選んだ【理由】をご記入ください。（50文字以下）

当社以外で志望している【業界･企業②】をご記入ください。（50文字以下）
志望している業界･企業②を選んだ【理由】をご記入ください。（50文字以下）

当社以外で志望している【業界･企業③】をご記入ください。（50文字以下）
志望している業界･企業③を選んだ【理由】をご記入ください。（50文字以下）

マイページから

webで入力

論理的かつ簡潔に、自分の経験や言葉で書くこと。

就活会議などのサイトを使って、内定者のＥＳがどのように書かれているのかを研究した。
また、社員の方にも見てもらうことで修正を図っていった。

就活会議等

参考書を繰り返し解くことで形式に慣れていった。
そして、テストセンターに通い詰めて見たことのある問題のストックを増やしていった。

SPI

言語
非言語
英語

一般的なもの

SPI対策本

オンライン

基本的にガクチカの深堀だったため、ネガティブチェックの側面が大きいと思う。
論理的かつ簡潔に話すことが出来ていれば落ちることはない。

最初に人事の方がアイスブレイクを入れてくれた後に始まる。
若手で年が近いこともあり、比較的フランクな雰囲気

無し

なし

学生時代に頑張ったことは何ですか？

体育会○○部で難関な山の登頂を達成したことです。
これを行ったのが去年の9月でして、当時、コロナ禍の活動制限で部全体としてほとんど動くことが出来ていない、という状況でした。そのような中、「部の実力の底上げを図ろう」という想いで、私自身は10名のチームのリーダーとしてこの難関な山に挑戦しました。達成するにはもちろん様々な課題があったのですが、OBの方々や同期そして後輩のご協力を頂くことで登頂を達成することが出来ました。
以上がガクチカになります。

その中でも特に、①部員の実力と主体性の欠如、②徹底的な登山計画の策定の2点を課題とし施策を行いました。
①の主体性に関しては、10名のチームを更に各学年1名ずつからなる計3つの小グループに分割し、練習改革や講習会を行う基盤としました。そしてこれによって１グループ3名の少人数なので、みんなが主体的に活動できること、かつ少人数だからこそトレーニングなども個別の課題に合わせたメニューを行えるので、主体性、実力のどちらにも有効なんじゃないかと考えました。
また、②の登山計画に対して、それまで部で行っていなかった下見登山を後輩を連れて行いまして、危険個所を把握するだけでなく、その対応策についても議論することで、安全かつ成功率の高い登山を徹底的に目指していきました。
その結果、本番は全員で力を合わせ、登頂を成功することが出来ました。

その取り組みの中で自分の強みを活かせたエピソードは？

まず私の強みからお伝えすると、「物事を客観視する冷静さと地道に信頼関係を築いていく熱意」だと考えています。
まず熱意についてですが、私はこの難関な山に挑戦するにあたり、チームの全員と話し合いの場を設けてそれぞれが不安に思っていることなどに耳を傾け、オンラインでなかなか顔を合わせることが出来ない状況の中でも、地道に関係性を築いていきました。また、登山本番中においては、情報を多面的に整理し、考えながら行動することを心がけました。よく「山の天気は変わりやすい」って言われるんですが、本当にその通りで、天候もそうですし、それに伴って道の状態とかあるいは仲間の体調、体力などとにかく登山ではいろんな変数が常に変化していくんですけど、そういう状況の中であっても、「もし班員が怪我をしたり、想定していたルートが雨でダメになっていたらどうしようか」というように、俯瞰的かつ冷静に考えて行動することを心がけていました。

オンライン

ガクチカだけでなく、志望度や会社への理解度について聞かれる質問があり、それに対してコンパクトかつ明確に伝えることが出来た点。

一次面接と打って変わって、厳かめな雰囲気だった。
ただ、面接官と趣味が一致して話が盛り上がり、スムーズに進められた。

なし

なし

ガクチカで得た学びを仕事でどうやって生かす？

規模や金額が大きい御社の事業でこそ、正に活かすことが出来ると考えています。
まず、私が学んだことは「人」と「場所」という二種類の現場目線の大切さです。
難関とされる山の登頂に対して、下見登山などを実施しながら「場所」という意味での現場を知りつくすこと。そして部員個々人に合わせた練習メニューの策定や、登山本番中でも全員の体調や体力を気に掛けるということを通じて、「人」という意味での現場も同時に尊重して登頂を成功させました。


「人」という点では信頼関係を築く上で不可欠です。
他の石油メジャーもいる中でINPEXが選ばれるには、そして何よりその国の将来に本気で取り組んでいる人たちと一緒に仕事をするからこそ、INPEXに任せてみよう、と思ってもらえるように、取り組んでいきます。
また、「場所」という点では、現地で働かれているナショナルスタッフ、そして技術者の方々への感謝や支え合いながら事業が展開していることを常に忘れずに仕事をしていきたいです。

INPEXで何したい？

水素・アンモニア事業に興味があります。
理由としては、2点あります。
1点目は、【地理的要因に左右されにくいこと】です。
他の風力や太陽光などの再生可能エネルギーは風や日照時間の影響を受けやすい一方で、水素・アンモニアであれば発電量を需要に合わせて柔軟に対応できるミドル電源になりうると思います。
2点目は、【既存施設の活用】です。
再エネの場合は０から施設を建設する必要があるのに対し、
水素・アンモニアであればガスや石炭との混焼などで既存の火力発電施設を活用することが出来ると思います。

以上2点から、再エネがまだまだ発展途上の中、目の前にある脱炭素という大きな社会課題に対して現実的なソリューションを提供することが出来ると考えているからです。"

到着後15分ほど別室に案内され、人事の方が緊張をほぐしに来てくれる。
その後、面接室に移動し、開始。

落選したため不明。
面接中のコミュニケーションの取り方に改善点があったのではと思う。
3者3様の質問が飛んでくる中、一貫性を見せることが出来なかった。

最終面接だけあってとても厳か。
役員3人から全然違う切り口の下質問が飛んできて、緊張にのまれてしまった。

なし

なし

なぜ総合商社は見てないの？

"見ていない理由としては、大きく3点あります。
1点目は、事業への携わり方の違いです。
総合商社だとプロジェクトに対して比較的少額のマイナー出資で携わる一方で、御社であれば、オペレーターとして、事業に対して主体的に、そして大きな責任感を背負って携われると考えます。

2点目は現場への距離感の違いです。
総合商社の場合は、主に【数字】を扱って、全体の大まかなプロジェクトの管理をしている一方で、御社はあくまでも【技術】の会社だと思っています。
実際に現場の奥深くまで入り込んで、現場の人と汗をかきながら、仕事を行えるという点から、多様な価値観の人と共に一つの物事を成し遂げるやりがいは、御社の方が間違いなくあると思っております。

3点目は社風や社員の方々の人柄です。
商社の方々ともお話はさせていただいたんですけれども、どちらかというと個人で物事を進めていくような雰囲気があると思います。一方で御社はとてもチームワークを大切にされている方が多いとお伺いしており、私自身も大学で取り組んできた登山のように、いろんな人と力を合わせて何かを作り上げる方にやりがいを感じるので、自分には御社の方があっていると思います。"

石油の将来性についてどう思うか？ この会社は今斜陽産業だけど大丈夫か？

私自身は、石油そのものは今後も形を変え残り続けていくと思います。
確かに脱炭素の流れを受けて石油への風当たりは強くなってきていますが、石油の用途は必ずしも火力発電の燃料やガソリンだけではなく、プラスチックなどの化学品などにも必要不可欠なモノですので、エネルギーとしての石油は少なくなっていくかもしれませんが、原材料としての石油は残り続けるのではないかと思います。

また、ある社員の方が、会社としてもどんどん投資家からお金が集まりづらい状況ではあるものの、そんな中でも会社としてエネルギーミックスをどんどん推し進めて、より求められる会社にならなければならない、というお話をされていたのがとても印象的で、そういう大きな転換期を迎えている中でも、使命感を持って、挑戦していこうという強い意志を感じました。