【家族に合わせた家づくり】【22卒】三井ホームの夏インターン体験記（文系/総合職）No.16875（東北大学大学院/女性）（2021/8/14公開）

住宅業界、ハウスメーカーの代表として、どんな仕事をするのか、他のハウスメーカーとの違いを理解するために参加した。興味を持ったきっかけは戸建て注文住宅に力を入れていることである。ただモノを売るのではなく、家族に合わせた家を作るということに興味があり、その間取り設計をインターンで体験できることを魅力に感じて参加を決意した。

ESはワンキャリアを参考に書き、就活支援団体の先輩に添削をお願いした。設計については専門外であるが、昔から興味があること、将来やりたいことに結び付けてESの志望動機を書いた。面接では、会話を意識し、聞かれていることにピンポイントで答えるよう意識した。

正直、ESも面接も出来が良かったとは言い難かったので、学歴を見られているのではないかと感じた。面接では、人とのコミュニケーションがしっかりできるかを見られていた。

講義形式での企業説明と、住宅の間取り設計のグループワーク

セミナールームに到着後、企業説明が講義形式で行われる。グループでアイスブレークをした後、ワークのテーマが発表され、グループワークに移る。2日目にはプレゼンと結果発表があり、その後は社員座談会をして解散となる。

住宅の販売について、お客様との打ち合わせから間取りを設計してお客様へ提案する、一通りの流れが学べた。また、お客様とのヒアリングについてもよく学べた。

戸建て注文住宅の間取りを設計しお客様に提案せよ

1日目にやったこと

セミナールームに到着後、企業説明が講義形式で行われる。グループに分けられアイスブレークをした後、ワークのテーマが発表され、グループワークに移る。ワーク中はお昼休憩などもグループ毎に取り、お客様へのヒアリングもグループ毎に分かれて順番に行う。

2日目にやったこと

2日目は数時間で発表資料を作成した。間取りの設計を仕上げるほか、自由に外観などの資料作成もした。社員の方から意見をもらうこともできた。プレゼンを順番に行い、社員の方からみた優勝・準優勝チーム、学生からの投票での優勝・準優勝チームの結果発表があった。その後は社員座談会として自由に質問ができる時間が設けられていた。

設計部の社員

粗品と賞状

社員の方が、グループワークではお客様役を演じてくださる。その他、グループワーク中に意見を求めるとアドバイスを下さったり、ヒアリングの仕方についてもポイントを教えてくださったりとても勉強になった。ヒアリングの際には、一方的、機械的に必要なことだけを質問するのではなく、会話の中で情報を拾っていくことが大事だと教わったのが印象的だった。

グループの人数が6,7名と比較的多かったので、作業の分担が大変だった。意見がない学生へは仕事の割り当てが難しく、手持ち無沙汰になってしまう場面もあった。そのような学生がいるとモチベーションが下がってしまい、次の日に欠席するといったこともあったので、チームマネジメントの難しさを実感できた。

同じグループになった学生に建築系の学生がいて、間取りの書き方や考え方など専門的な部分を教えてもらえた。また、他のグループの学生でも友好的な学生が多く、グループを超えて会話ができた。

私は建築に関しては知識がなかったので、インターンシップに参加したことで住宅の間取りの設計のフローや具体的に行う作業、考えなければならないことが理解できた。さらに、ヒアリングについても、自分では気づけなかったところを他のグループが情報として持っていたりと、他のグループを見て学ぶことも多かった。

対面でのグループワークになるので、グループワークでの自分の役割や得意不得意は理解し確立しておくといいと思う。短い時間の中で行わなければならない作業が多くあり、グループワークの経験が少ないと、経験が多い人に従うだけになってしまうと感じる。

自分が大学で専攻している○○はヒアリングの技術なども学ぶため、お客様のニーズを把握しそれを言語化する能力は戸建て注文住宅の設計にあたって役立つと感じられたから。また、家の間取りを考えることには幼少期から興味があり、実際にやってみてとても楽しく感じられたため、実際の業務でも楽しみながら仕事ができると感じた。

グループワークでの周りの学生を見ていて、それぞれが持つ能力は高いが、グループワークを進める能力としては他の学生よりも高いと感じられたから。実際にグループワークをどう進めるか、何をすべきかという話し合いや作業の割り当ては主に自分が主導で行っており、結果として優勝チームに選ばれた。このレベル感であれば自分が実際に働く際にも活躍できるのではないかと感じた。

下がった理由は３点ある。1つ目に、この企業の主な客層が富裕層であり、自分の価値提供したい相手とは少しずれていること、2つ目に、給与水準が自分の求めている水準よりも低かったこと、3つ目に、文系出身者は設計に携わることが難しいと分かったことだ。自分のしたい仕事とは少しだがずれていると感じたので、元々高かった志望度が少し下がった。

インターンシップで学べることが多く、実務に近い体験ができるのでより具体性をもって志望理由や入社後にやりたいことを伝えられると感じたからだ。1日目の企業説明ではかなり詳しいところまで説明していただけるので、この企業だけでなくグループ全体の方針なども理解でき、自分とマッチするところを見つけることができる。

インターンシップ参加前は、不動産業界、ハウスメーカーに対する志望度はかなり低く、興味程度だった。この企業に対する志望度も興味程度であった。インターンシップに参加して不動産業界、特に住宅メーカーへの志望度が上がったが、この企業の志望度はあまり上がらなかった。住宅メーカーで戸建て注文住宅を扱うメーカーにおいては自分の興味のある仕事が楽しみながらできると感じたからだ。一方で、この企業に対しては、提供する住宅の主な客層が自分の志向と違うこと、給与水準が合わないことからあまり志望道は上がらなかった。

不動産業界には興味が全くなかったが、住宅メーカーでは自分の興味のある仕事ができるのだと実感できた。また、この企業の掲げるコンセプトが良く理解でき、自分とは合わなかったが、魅力を感じた。業務内容についても、住宅営業という名前ではあるが、単に家を売るのではなく、お客様からヒアリングを行い間取りを考えることまで仕事としてできるということがわかり、魅力に感じた。社員の方も、業務について詳しく教えてくださったりとっても人当たりの良い人が多いと感じた。