【提案のプロフェッショナル】【23卒】東急リバブルの冬インターン体験記（文系/総合職）No.22884（非公開/女性）（2022/4/19公開）

同業他社のインターンを経験し、自社商品を持たない無形商材の営業をできる不動産仲介業に魅力を感じていて、仲介取り扱い件数では業界3位であったため。また、不動産仲介業の中でも、様々な幅広い事業を行っている特徴があったので興味を持った。オンラインでインターンを開催する企業が多い中、対面でのインターンであることにも魅力を感じた。

選考はなく先着順で参加できたが、人数には制限がありインターンシップの予約枠がすぐ埋まってしまうので、マイページを頻繁にチェックしていた。

不動産仲介業の営業体験ワーク(物件を提案)

自己紹介やアイスブレイク→東急リバブルの事業や理念、強みについての説明→営業体験ワーク→シュミレーションゲーム→1日のフィードバックと今後の選考フォローについての説明

①ヒアリングを通じてお客様のことを理解することの難しさ②お客様にとって最適な提案をするには何が大切なのか③東急リバブルは幅広い事業を展開しているためお客様の心の変化や多様なニーズにも応えられる強さを持っているということ

不動産仲介業の営業疑似体験(物件提案ワーク)

1日目にやったこと

【営業体験ワーク】
お客様の情報シートが配られ、そのシートをもとにお客様(人事部の社員さん)にヒアリングをする→ヒアリングの結果をグループのメンバーで共有し、お客様に提案する物件を決める→お客様(人事部の社員さん)に提案→人事部の社員さんから学生個々にフィードバック
【シュミレーションゲーム】
利益を得るために会社をどのように経営していけば良いのかを考えるゲームをチーム戦で1時間ほど行った。東急グループの総合力とは何なのかをよく理解できた。

入社10年目の人事部の社員の方

なし

インターンシップ中は、常に人事部の社員の方2名が同じ部屋にいるためいつでも気軽に話しかけることができ、休憩中などは雑談をすることもあった。また不動産の提案ワークの後、人事の方から「不動産の物件を提案をする際はプロとして全ての言葉に責任を持たなければならないの。だから、この業界で働く人はみんな、沢山の知識を身につけて、お客様の質問に対して正しく的確な返答やアドバイスをできるよう努めている。」とフィードバックを頂いたのは印象的だった。お客様に不動産のプロとして接することの難しさや責任感の大きさを実感した。

お客様に物件を提案するにあたっての資料や情報の準備が大変だった。「なぜこの物件をお勧めするのか」「この物件に住むにあたってのデメリットはないのか」「この物件がある街並みや雰囲気はどうなのか」など、多くの情報を決められた時間内で自ら調べることは容易ではなかった。またグループのメンバーと協力し、様々な観点からお勧めする物件を見て、お客様を納得させられるような提案できるよう工夫をするのにも苦労した。

営業体験ワークやゲームを通して多くの意見を交わしたり、昼食を一緒に食べたりしたので、他の学生とはかなり親しくなった。ただ決められた時間でお客様に提案をする物件を決める際、全員が納得していなかったが、意見の主張が強い学生の考えになってしまった。意欲的に取り組む姿勢や、主体性も大切だが、協調性や周りの学生と協力して取り組むことも大切だと感じた。同時に、自分の意見を自信をもって述べるには、それだけの知識が必要になることも学んだ。

不動産仲介の営業をする上で、お客様視点に立って物事を考えるということがどういうことなのかをよく理解することができたし、東急リバブルがどのような人材を求めているのかも知ることができた。また、社員の方が実際に5年間営業をしてきて苦労したことや、やりがいを感じた瞬間について細かく話してくれたので、不動産仲介業という仕事のプラス面だけでなくマイナス面も知ることができた。

不動産を購入するお客様が、何を大切にするのか、どういったことが知りたいと思うのかを考えて、不動産をお客様に提案するイメージを膨らませておくと良かったと思う。また建蔽率や容積率、新耐震基準についてなど、専門的な用語も自然と出てくる場面があったので、宅建などの資格の勉強をしておくとさらに有利になると思う。

不動産仲介の営業が体験できるといっても、物件を売ることについては触れず、物件購入についてのワークのみしかなかった。強みとしている幅広い事業についても、説明はされたが、インターンを通じてでは売買仲介以外の事業（不動産ソリューション、不動産開発、ウェルスアドバイザリー事業など）の理解はあまりすることができなかった。また社員の方も、人事の方２名にしか会えず、オフィスの雰囲気や仕事のスピード感も分からなかったため、この企業で自分がどのように働くのかといったイメージは沸きにくかった。

インターンを通じて不動産に関する自分の知識の足りなさは痛感したが、人事の方が大切にしていること(お客様に深く寄り添える人材、人としてお客様に信頼してもらえる人材、成長をし続けたいという意欲がある人材)に自分は当てはまっていると感じたため。資格や知識が評価されるのではなく、人間力がみられる面接だと話を聞いた。

お客様評価、事業競争力、働きがいの3年で業界トップを目指し常に最善を尽くす姿勢に魅力を感じたため。また、東急リバブルならではのキャリアチャレンジ制度や社内インターンシップ制度を利用して自分の思うキャリアを描いて行きたいと思った。体験ワークやゲームを通じて、総合力がありお客様の心の変化や多様なニーズにも応えられる東急リバブルの強さも実感した。

インターンでの発言や行動の評価と、インターン参加後に提出できるエントリーシートを基に選考がされ、通過すれば現場体験をすることができる。そして、その現場体験参加者は、一次面接が免除になる。また、2次面接の面接官はインターンシップでお会いした社員の方だったので、インターンシップで顔を知ってもらえると良いと思う。

インターン参加前から不動産仲介業、不動産流通業の営業に興味を持っていたが、このインターンシップを通じてより志望度が強くなった。ただ、休日にお客様と連絡を取ることもあったりとワークライフバランスを上手くとることが難しい仕事であるようにも感じたので、「信頼関係をお客様と構築できる仕事」を軸に、銀行の営業職や観光業界などの他の業界も見てしっかり企業研究をしてみようと思った。

不動産仲介業、金融業界、保険業界などの業界比較をした上で、このインターンシップに参加し、不動産仲介業の志望度が高まった。その理由は①自社商品がなくコンサルティング能力、いわゆる人間力で差別化できること②お客様から仲介手数料という報酬をいただくのに「ありがとう」と感謝される仕事だということ、の2点に魅力を感じたためだ。ただ、休日でもお客様と連絡を取ることがあったり、買主様と売主様の板挟みになってしまったりと大変な部分も多いとインターンを通じて感じたので、この業界以外の業界についても企業研究をし、検討していきたい。