【未知への挑戦、技術の探求】【22卒】ソニーの冬インターン体験記（理系/ソフトウェア設計【医療周辺機器】）No.15148（千葉大学大学院/女性）（2021/5/28公開）

ソニーのメディカル事業がどのようなことをやっているのかインターネットで調べても詳しくはわからなかったため，そこを知りたいと思ったから．また，医療機器メーカーの長めのインターンに参加してみたいと考えており，時期・タイミングがちょうどよかったため．

インターンシップの選考では，同じ会社のインターンシップに参加されていた研究室の先輩のESなどを参考にしました．面接では，自分がどんなことを知りたいのか，学びたいのかなど，やりたいことを伝えることを意識しました．

面接選考があるため，本選考と同様に企業とのマッチングが重視されていると感じました．

個人ワーク

テーマの説明→チューターとテーマへの取り組み→成果発表会

ソニーのメディカル事業に関する知識（主にソフトウェア設計に関して）

メディカルモニターのソフトウェア設計

1週目にやったこと

1日目は顔合わせが目的で自己紹介や交流が多かった．午後はインターンシップで取り組むテーマに関する説明・環境構築があった．2日目は主にテーマへ取り組んだが，ソニーのメディカルの製品について勉強会があった．3・4・5日目は基本的にチューターとテーマへの取り組みを行ったが，その間で課長や部長と1対1でお話しする機会があったり，インターン生同士の交流会を行ったりもした．

2週目にやったこと

2週目は主に1週目に開発したコードのテストを行い，確認されたバグなどの修正を行い，終わり次第発表資料の作成を行った．6日目はアプリの最終的な確認を行い，7日目は発表に向けてひたすらテストと発表資料の作成を行った．8日目は発表に向けて最終の確認を行い，所属していた課の社員の方からアドバイスをいただき，そこの修正を行った．祝日をはさみ，9日目の午前は発表練習，午後は成果発表会を行ったあと所属していた課の社員の方と懇親会を開いていただき，終了した．

メディカルのソフトウェア設計に関わる社員/人事

なし

チューターでない社員の方とは懇親会や朝礼の時間を通して会話する機会が多かったです．チューターの社員の方とは，テーマ以外にもインターンシップにおける個人的な目標をたて，他の部署の方と関わらせていただくなど，たくさんサポートしていただきました．

オンラインであったため，わからないことを聞くためにビデオ通話をお願いするというところは困ることもありましたが，質問には的確に答えていただいたため，テーマへの取り組みとして困ることはありませんでした．始業・終業の時間はしっかり管理されていたため，時間内でどこまで効率的に作業するのかを求められていたことは大変でした．

インターンシップでは基本的に個人ワークであったため，たくさん交流する機会があったわけではありませんが，メディカルの部署でインターンシップに参加していた学生を中心に主体性を強く感じました．

2週間でインターンシップテーマへの取り組み，会社・事業理解，他学生や社員との交流をするということで気を抜く時間はありませんでしたが，充実していました．ソニーのメディカル事業について深く学べたことは参加してよかったなと思いました．また，ソフトウェア設計におけるメディカルと他の事業の違いも知ることができました．

インターンシップで使用した言語は今まで使用したことがなかったため，もう少しソフトウェアに関する知識があればより高度なこともできたのかなと思いました．

ソニーでは仕事とプライベートがしっかり分かれている印象をもつことができ，その雰囲気の中で働きたいと感じたから．また，メディカル事業をこれから発展させていこうという気持ちを上層部だけでなく，業務として働いている社員の方からも感じることができ，同じ気持ちで取り組みたいなと思った．

インターンシップを通してソニーのメディカル事業に関することを深く学べたことは本選考では有利に働くと感じたから．また，参加している学生の中で医療機器を専門に研究している学生が多かったわけでなく，その医工学に関する知識はアピールの一つになると知ることができたから．

メディカル事業における製品はBtoBがメインであることもあり，実際の医療現場に関わることができないと思っていたが，新規製品の研究開発では自分が思っていた以上に医師の方と関わり，医療機器を開発していくと知ることができたから．また，他事業で培ってきた技術力は今後の医療機器を開発するうえで，有利に働くものだと思いました．

インターンシップに参加したことが本選考で有利に働くかどうかは，インターンシップ参加部署と本選考で受ける部署によって変わると思うが，インターンシップで学んだことはインターネットで調べてもわからないため，その知識は本選考でも有利に働くと思いました．

医療機器メーカーへの志望は心に決まっていたが，実際に医療機器に携わる業務を体験させていただいたことで，より一層その気持ちが強くなりました．現在医療機器メーカーとして大手でなくても，今後発展していくかどうか自分で会社を見極めることで，医療機器大手にこだわらなくてもいいと思えるようになりました．また，インターンシップ参加前は研究と開発に対する職種理解があいまいでどちらをやりたいのかわからなかったが，インターンシップを通して研究がやりたいと気持ちが固まりました．

大きな会社であるほど，部署による違いが大きいと感じました．インターンシップの中で他の事業・部署の話を聞く機会もありましたが，私が参加していた部署とは雰囲気も異なるように思いました．また，ソニーはどれだけ主体的に動くかによって働きやすさも違うと思いました．具体的でなくても自分が何をやりたいのか，どんな風に働きたいのかということを考えるうえで，長めのインターンシップは欠かせないものであると思います．