【未来を拓く研究者の挑戦】【23卒】 三菱総合研究所 総合職の内定ES(エントリーシート) No.83751（静岡大学大学院/男性）（2022/6/20公開）

Kotlin:エミュレータを用いて仮想Android内にアプリケーション開発（体系記録アプリ・スケジューラアプリ・ツーリスト情報アプリ） C:授業で基本構文～ファイル処理まで取得（新・明解C言語　入門編） HTML/CSS/ Javascript:２年:WordPressを用いたホームページ作成・ブログ運用 続きを読む

Arduino:工学実習でロボットの動作命令を行う目的でマイコン基盤として使用 続きを読む

英語ビジネス会話レベル、TOEIC790点（2021年12月） 続きを読む

会社の成長と自己成長がリンクする事／有り余る向上心を全力でぶつけられるか 続きを読む

［事業部門］研究員・コンサルタント（政策やビジネスを通じた課題解決） 続きを読む

［事業部門］ITコンサルタント（DX、ITを活用した課題解決） 続きを読む

［コーポレート部門］経理財務、総務、法務、人事 続きを読む

スマート・リージョン　サステナビリティ　フロンティア・テクノロジー　デジタル・イノベーション　DX・IT（民間ビジネス）　DX・IT（公共事業）　政策・経済 続きを読む

貴社の「未来社会構想2050」に私も加わりたいと思い志望しました。 私の人生の目標として自分の子供たちを含む未来世代に「豊かな自然環境と技術進化」の両立した世界を実現したいという夢があります。「未来社会構想2050」を達成することで私の目標も実現すると考えました。 現段階で最も関心のあるトレンドとして「脱炭素を実現する循環型社会」があります。増加していくエネルギー供給問題に原子力発電一辺倒で対応していけば東日本大震災のような恐ろしい震災に発展する可能性と隣り合わせであることを否定することはできません。また個人的な意見にはなりますが核兵器の全世界的な廃止を達成するためにもより一層核の科学利用に関して慎重になるべきと考えます。このような考えの基、私の研究テーマでもある熱電発電や、太陽光発電・風力発電といった再生可能エネルギーを軸とした需給構想の構築、資源のリサイクルや代替を加速していくべきと考えます。 入社後には小さな取り組みを無数に重ねることで後悔のない2050年を迎えることができるキャリアを形成したいです。2020年７月にビニール袋の有料化が導入されました。賛否両論がありますが、私はこの政策を非常に肯定的に捉えております。この政策におけるビニール消費の抑制効果は２％程度と言われており、大きな効果を生むには至らないという専門家の声を聞いたことがあります。私はそうは思いませんでした。直接的な消費抑制効果が２％だとしても間接的な抑制効果は中長期で見て大きな意識改革となると考えるからです。コンビニのレジという誰もが行う消費行動の一部にレジ袋の購入選択を提案するということは全年齢層の消費者に環境問題に対して思考する機会を問題提起すると言い換える事が出来ます。つまり、私は中長期的に多くの消費者の潜在意識に訴えかけ続けることにこの政策の趣旨を見出しました。このように、消費者をルールで縛るのではなく、選択行動を提案することで潜在意識に訴えかけ導いていけるような政策立案を積み重ねていくことが、長期的な大きな問題改善に通じると考えています。 「未来社会構想2050」のような大きな政策に関わる際の私の役割としましては、日々目まぐるしく技術が進歩する現代社会で変化に目を光らせ、未来を明るいものにするという熱い気持ちを持って目の前の小さな課題解決に取り組む事だと考えます。 続きを読む

私は「熱を電気に変換する方法」を研究しています。研究意義として、自動車や家電の排熱を電気に変換しエネルギーを循環させ、環境負荷の低減に貢献します。 地元○○での平和学習で、戦後の悲惨な環境や核兵器などの誤った技術革新を目の当たりにし、健全な「自然環境と技術進化」が未来世代に重要と感じ、自動車や家電から生じる排熱を電気に変換する熱電発電技術を用いればこの目標を達成できると考え研究テーマに選びました。 熱電発電分野の先行研究論文を読み複数企業の製品を調査した結果、性能は良いが有毒な材料や、無毒で豊富だが低性能な材料が多く、資源の豊富さと性能を両立した材料の開発が課題と考えました。そこで豊富で無毒な材料を探し技術を応用して高効率化することを検討しました。 企業調査を行ううちに、素子開発を行っている企業が資源豊富で無毒なMg2Siの研究を性能が足りないという理由で別材料の開発にシフト転換するという報告がありました。しかし、私はMg2Siの開発はやりつくされておらず諦めるのは早いと考え、別材料で性能が向上したという報告を参考に、Mg2Siに“混晶化とナノ構造化”の同時応用を試みました。混晶化を進めるには高温にする必要があるのですが、ナノ構造は高温になると崩壊してしまう特性があり、構造を維持したまま600℃以上にする点が難題で前例がありませんでした。失敗の連続でしたが失敗の度に仲間と協力して考察と挑戦を反復し、高真空条件で熱処理することで“Mg2SiGeナノシート束”という全くの新規材料作製に成功しました。また、ヤマハ発動機との共同研究でもあり性能解明も私の役割と考え、作製した材料の結晶性や特性を評価して学会発表を行いました。 今後の展望としまして、作製した粉末材料をペレット状に焼結しデバイスに組み込んで発電効率を評価する予定です。高効率を実現することが出来れば車載向けモジュールに組み込むことで、従来の技術では３～５％の燃費効率改善であったところを10％程度まで飛躍的に燃費向上に貢献できる可能性を秘めており、健全な「自然環境と技術進化」の実現という形で持続可能な社会の構築に還元します。 続きを読む

私が最も力を入れて取り組んだことは「学会発表及び論文執筆」です。 取り組もうと思ったきっかけは、給湯器のエコキュートがカーエアコンの研究をヒントに誕生した話を聞いたことです。この話を聞き、研究を他分野の研究者と共有する重要性を学び、私も研究成果を発表することで誰かの次の新たな発見につながってくれることを期待するようになりました。また、主体性を持って「課題の究明」と「成果の共有」を行うことで“周囲を巻き込み目標を達成する力”が付くと考え学会発表と論文執筆を目標にしました。 周囲と協力するうえで「1人に負担がかからないこと」「双方にプラスに働くこと」にこだわりました。 目標に取り組む過程で、修士課程の短期間で「研究成果」と「語学力向上」を両立することが困難でした。そこで、研究成果を上げるには多くの情報に精通することが重要と考え、研究室の仲間と定期的に進捗会を実施し研究を共有しました。成功事例だけでなく失敗事例も全員で考察し、結果に関わらず全員の全事例を活用し情報収集効率向上を狙いました。また、進捗会は希望者のみとし、用事の際は共有フォルダへのアップのみにするなど自由度を持たせました。語学力に関しては留学生と同部屋を選択し、研究活動では協力して論文読解と英論執筆を行い、私生活では日本での生活支援をすることでスピーキング・コミュニケーション能力を向上させ、加えて語学学習アプリで自己分析し苦手要素を積極的に克服することでリーディング・リスニング能力を向上しました。 個人の結果としてTOEICスコアが790まで伸び、４回の学会発表と２本の英語論文執筆を行う事ができました。研究室全体としては、同期全員が学会発表を経験し、仮配属生たちも本配属と同時に研究内容を深く理解しており学部生の内から学会発表を達成した生徒もいます。私が就職の補助を行っていたインドの留学生の方も語学の壁を越え無事日本で内定を獲得することが出来ました。このように研究室の全員がチームになることで相乗効果を発揮し各自の成果につながったと考えます。またこの経験を通して、「周囲を巻き込み目標を達成する力」を培うことが出来ました。 続きを読む