16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
・当社を志望する理由を述べてください。あわせて、入社後に取り組んでみたいテーマと、あなたがそこで果たしたい役割について述べてください。
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A.
私は所属するゼミにおいて、過去に実際に行なわれたM&A案件における買収の妥当性を検証しています。ゼミ活動を通じて、買収価格の大多数は実際の市場価格よりかなり高く、買収側はM&Aによって企業の成長可能性が大きく広がることを期待している様子が窺えました。そうしたゼミでの勉強を通じて、私もM&Aに限らず企業の成長に大きく貢献できる仕事に就きたいと考えるようになり、コンサルティングの仕事に興味を持ちました。 その中で貴社を志望する理由は3点あります。1点目の理由は、貴社の仕事が大きく社会に貢献していると感じたからです。日本国内においては、人口減少により市場が縮小しており、本邦企業は厳しい状況下に置かれています。そのため、本邦企業の国際競争力を高め、日本経済をさらに発展させていくためには新たな挑戦が必要不可欠だと考えております。貴社は、“Think & Act”を合言葉に、社会課題解決の計画から実行までを一貫して行なうために、企業の成長を真に後押しすることができる存在であり、日本経済の発展に大きな影響を与えることができると感じ、とても魅力的だと思いました。2点目の理由は、貴社で仕事をすることで、私自身の専門性を高めることができると考えたからです。上述したとおり、国内産業は今後激動の時代を迎えることが予想されます。そのような時代に第一線で活躍するためには、自分自身に誰にも負けない武器が必要だと考えております。そのため、高度なプロフェッショナル人材の育成に注力し、それゆえ優秀な研究員が多数在籍する貴社で働きたいと考えました。3点目の理由は、貴社には幅広い分野の専門家が在籍しているからです。今日、企業が直面する課題は複雑な要素が絡み合い、解決には幅広い分野での高い専門性が必要となります。貴社には幅広い分野の高度な専門性を持つ研究員の方が多数存在するため、貴社だからこそ提案できる最適なソリューションがあり、企業の成長に大きく貢献できると感じました。以上3点の理由で貴社を志望しています。 私は貴社に入社後、コンサルティング部門に入り、経営者の意思決定の支援をしたいです。なぜなら企業ひとつひとつと真剣に向き合い、課題解決の計画から実行まで支援することで企業の成長を経営者とともに実感したいと考えているからです。そのために、ゼミでは企業価値評価を学ぶことを通じて、企業の状態および企業を取り巻く市場環境を正確に把握できるようになるための努力をしました。貴社に入社後も努力し続け、多くの企業の成長に貢献し、ひいては日本経済の発展に寄与できるようなコンサルタントになりたいと考えております。 続きを読む
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Q.
・大学や大学院における専門分野(研究テーマ)、または最も力を入れて勉強したことについて、次の観点を織り込んで述べてください。①具体的内容(解り易く簡潔に)②そのテーマを選択した背景・目的③独自性、自分なりの視点や工夫したこと④その成果が社会にどのように還元できそうか1000字。
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A.
私はゼミにおいてコーポレートファイナンス理論を専攻しており、主にDCF法や類似上場会社比較法、単純株価平均法などを用いて企業価値評価を行なっています。直近では、過去に実際に行なわれたM&A案件を当時の市場環境、企業の経営戦略および財務戦略の観点から分析し、評価しています。具体的には、まず買収の狙いや買収スキームの検討を行い、次に買収が行なわれなかった場合の企業価値と買収によるシナジーを算定し、最後にそれらを足し合わせたものを実際の買収価格と照らし合わせることで、買収の妥当性を評価しています。 私がコーポレートファイナンス理論を専攻しようと考えた理由は、専門性の高い分野を学ぶことで、自分自身に強みをつくりたいと考えたからです。コーポレートファイナンス理論の中でも企業価値評価に重きを置いて学んだ理由は、企業価値を算定する際、企業の財務状態だけではなく、企業の経営戦略や企業を取り巻く市場環境など多角的に情報を収集し、それを分析する必要があるため、世の中を俯瞰的に見る力や情報処理能力の向上につながると考えたからです。直近の研究でM&A案件を用いた理由は、国内市場の縮小により、本邦企業による海外進出や国内産業再編の動きが加速しており、その手段として用いられるM&Aも増えていくと予想され、今後ますます注目されていく分野だと考えたからです。 私が企業価値評価を行なうときに工夫したことは、2つあります。1つは、企業や市場の成長要因を徹底的に要素分解したこと、もう1つは定量的な情報だけでなく、定性的な情報を重視したことです。例えば、JTによるギャラハーの買収で将来の海外におけるタバコ需要を考えた際、各国の人口動態、喫煙率を年齢別、性別に分けてそれぞれの推移とタバコ需要への貢献度をひとつひとつ検討するなどできる限り細かい要素にして検討することを心がけました。それに加えて、各国のタバコの規制の歴史や健康意識の変化なども考慮に入れ、今後の海外におけるタバコ需要の成長率の予測をたてるなど定性的な情報も重視することで、数字により説得力を持たせられるよう工夫しました。 以上のようなゼミでの研究を通じて、私は市場を大局的に見る力と各企業の成長要因を発見する力が向上したと考えております。これを活かし、企業の成長に貢献することで、その企業に関係する多くの人を幸せにすることができると考えております。 続きを読む
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Q.
・学業以外に力を入れたこと(スポーツ、趣味、ボランティア活動等)について、次の観点を織り込んで述べてください。①具体的内容②取り組んだ背景・目的③あなたの役割④活動全体の成果(成功/失敗したこと、得られたこと)1000字。
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A.
私が学生時代に注力したことは、カフェでのアルバイトです。オープニングスタッフとして大学2年生の9月から勤務しはじめ、主に接客、調理を行なっています。大学入学当初から深夜のコンビニで働いておりましたが、深夜のためお客様が少なくひとりで勤務することも多かったため、大勢でチームとして働きたいと考え、カフェで働きはじめました。 私の勤務する店舗には社員の方がいないため、アルバイトの面接・雇用、シフトの作成、発注管理など店舗の管理業務をすべてアルバイトが行なっており、私はその中で発注管理を担当しています。具体的には、季節や商品切り替えに合わせ商品の売れ行きを予測し、食材や資材の発注定数を決め、それをまとめた発注表を作成し、日々の発注が円滑に行なえるようにしています。 しかし、発注管理を担当しはじめた頃は、食材や資材が足りないことによる商品の欠品や、在庫が多すぎることによる食材の期限切れを起こしてしまいがちでした。その原因として、商品の売れ行きの予測が正確でないこと、日々の発注担当が発注量を間違えてしまうことの2点がありました。 上記2点を改善するために、私は他の従業員と発注に関する会話を増やすことを心がけました。発注に関する会話を増やした理由は、2つあります。1つ目の理由は、売れ行きの予測をより正確にするためです。私自身アルバイトであり、週に2、3回しか勤務していないため、日々の売れ行きを細かく把握することは困難でした。そのため、シフトに入るたびに自力で発注定数を調整するだけでは、適切な在庫量を維持できないことが多々ありました。これを改善するために、他の従業員から日々の売れ行きを頻繁に聞き、自分がシフトに入っていない時の売れ行きも把握するように努めました。その結果、正確な売れ行きの予測がたてられるようになり、適切な在庫量を維持できるようになりました。2つ目の理由は、発注に対する意識をひとりひとりに持たせるためです。以前は、発注を夕方勤務の従業員がひとりで行なっており、他の従業員は関与していませんでした。そのため、確認作業が行なわれず、発注ミスにつながるということが多々ありました。これを改善するために、他の時間帯の人にも日々の会話を通して発注に意識を向けさせ、協力して発注を行なう風土を作り、その結果、発注ミスを減らすことができました。 以上の経験から、一人で仕事を抱え込むのではなく、周りを巻き込んで協力して業務を進めることで、よりよい結果が得られることに気づけました。 続きを読む