【22卒】ＪＸ金属の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.20175（非公開/非公開）（2022/2/22公開）

１グループ4人ほどであり、各人が分担して意見の出し合いを行うことができた。

新規事業を考案するプロセスとして、市場調査や各顧客へのアプローチがあり得るが、現状の延長戦ではなくてバックキャストモデルで考えるとおもしろい案が出やすいことを学べた。また、ブレストでは基本だがアイデアは質より量ということで、どんどん出していくと議論が活発化してよかった。

新聞などを中心にして、日本や世界を取り巻く社会課題と現状、各社の対応について一通り目を通すこと。事業として成立し得るか、他社が先行投資していないかが把握できる。

非鉄業界全体の印象として地味とか体育会系というのが挙げられるかもしれないが、実際に話を聞くとそうではなく、むしろグローバルに活躍できる幅の広い会社であるという事が分かった。営業職が購買やリサイクルを担当することもあるなど自由度が高く、肌に合うと感じた。

就職四季報を見ると、学歴的には受かると思った。また、落ち着いた社風に関しても合うところがあり、地道にコツコツと規模の大きな仕事ができるので、そのあたりの志望動機も作りやすいと感じた。あとは企業理解や業界動向に関するリサーチ、将来展望を明確に打ち出せることが必要。

オンラインではあったが、自由度・裁量の大きい会社であることを学んだ。事務系は電機系ほど採用人数が多くないので、将来の幹部候補生としてやりがいも責任も大きいイベントを任さられることが多く、また自分自身ある程度の上昇志向はあるので志望度は結構上がった。

本選考用のESは、参加後にマイページから一足早く観れるようになっていた。だからといって特別に通りやすくなるわけではないと思われ、しっかりと設問に合った回答をなさないといけない。

JX金属はいい意味で伝統的日本会社(JTC)であるため、インターンシップに参加したと言っても特別に後日何かのイベントに招待されるということはない。

電機や半導体、電池に関して日本企業は凋落している(ないしは過当競争に陥っている)ため、それを川上の方で支える素材メーカーを志望していた。特に特許出願件数や有効特許数で国際競争力を発揮している化学メーカーを見ていて、応募をしていたが、非鉄も今後の５G・６Gや脱炭素を支える重要な素材であるため、業界動向を知るため説明会に参加することもあった。

インターンシップ参加前の予想とは変わりなく、やはり非鉄資源メーカーも自社鉱山からリサイクルまでの一貫体制で環境を意識しつつ、先を見据えている。加えて派生誘導品ではスマホ部材に関して使われるものに世界シェアが50%を越えるものが多く、やはり志望先として考慮できると確信を持った。権益を持つ会社には財閥系が多いので、その後はミツマテやSMM等と社風や事業領域の違いを調べていった。