【未来への成長を感じる】【22卒】ＡＤＥＫＡの冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.18479（同志社大学/男性）（2021/10/26公開）

当時は素材・化学メーカーを中心にインターンシップにエントリーしていたが、ADEKAは日経新聞に半導体素材の記事でよく見かけることがあり、今後の成長性が期待できそうだと感じた。また、職種別採用という話も聞いていたので、会社の成長と合わせて個人の成長が実現できそうに感じた。

ESと動画ES、インターンシップ選考の対策をそれぞれ重点的に行った。夏は事務系総合職を対象としたインターンシップは行っていないようで、ESや動画ESは基本的なことを聞かれた。

参加希望者が想定以上に多かったらしくESの提出後、事前には聞かされていなかった動画ESの提出という機敏な対応を求められた。

「事務系職種として大切なこと・どのような仕事に取り組んでみたいか」を発表

会社概要・事業紹介、先輩社員紹介、社員座談会、グループワーク

ADEKAがどのような企業か。

BtoBの事務系職種を体感しよう

1日目にやったこと

先輩社員(入社5~10年目程度)紹介や社員座談会の中で事務系職種に必要とされるマインドやキャリアなどの働き方を学び取り、それを学生5人ほどで討議した後に発表する。

人事部社員

なし

グループワーク後の報告が終わった際に、社員座談会でお世話になった方からフィードバックをいただいた。しっかり大事な要素を抽出できていたという点で評価された。想像性を持ってキャリアを構築できた点もよかった。

グループワークの議題が抽象的だったので、具体的な説得性を持つところまで学生と議論して肉付けするまでが難しかった。もっとも学生一人一人大切だと思う事やキャリア観が異なることから、結局は報告内容がやや抽象的でもよいのだと気付くまでにかなりの時間がかかってしまった。

1グループは大体5名程度だったが、全員バランスよく意見を出し合っていたと思う。アイデア出しはgoogle slide上で行っていた。

もっとも大きなことはADEKAが一体何をやっている企業なのかを知ることができた点である。半導体素材関連の化学メーカーでありながら、食用油脂関連の食品メーカーという一面も持っているところが最大の魅力であり面白さであるように思う。また各事業部・職種で勤務されている方のお話も聞くことができ、ADEKAの全体観を知ることができた。

ADEKAがどのような沿革を歩んできたかを知っていれば、先輩社員座談会の際にもう少し詳細なお話をお聞きすることができたように思う。

オンラインという形態ではあったものの、話を聞けた先輩社員の属性が「化学営業、食品営業、化学広報etc」など多種にわたっていたため、ADEKAの事務系総合職の働き方が大体どのようなものなのかが理解できた。先輩社員個々人からやりがいや今後のキャリア形成について聞き出すことができ、他社と相対化したADEKAのよさを感じられた。

本インターンシップはいわゆる内定直結型のインターンシップではない。インターンシップと聞いて想定されるようなグループワークも下記のような感想を持つに至ったものであり、私の基準からすると物足りなかった。このインターンシップの主眼がADEKAを知ることにあると思われるため、仕方のないことなのかもしれないが。

上がってもないが下がってもない。グループワークの内容がはっきり言ってあまり興味をそそられるものではなかった(極端に言えば、他社でも経験できそうなものだった)。3年生の1月の時期で化学メーカーを目指す人のおよそ大多数は事務系の定説(ex.入社時に化学の知識はあまり要らない)を知っており一定のキャリア観を持っているため、グループワークのテーマは甘い気がした。

人より多くADEKAの特徴やキャリア形成、今後の注力分野等を聞いているだけに、本選考のESや面接でも話せる内容に説得性を持たせられるなと感じたから。議論や発表の際に顔を覚えてもらえることも一つの選考上のアドバンテージの要素であるように思われる。

ホワイト企業が多いと目される化学・素材を中心としたBtoBメーカーを見ていた。また、コロナで内需が縮減していく様をニュースなどで見聞きしていたため、海外売上高比率が高かったり、海外勤務の機会があるグローバルな会社も視野に入れていた。ADEKAはこの二つの軸に当てはまる会社でありながら、大きなセグメントも2つあるので景気悪化時のヘッジがきくと考えた。

やはり事業セグメントは複数あれば一つの市況が悪くなっても、他の事業が補ってくれるので財務レジリエンスがしっかりするんだなという印象を受けた。ただ、事業が多くなりすぎると大手電機のようにガバナンスが効かなくなったりコングロマリットディスカウントが起きやすくなるのも事実だと学んだ。ADEKAのように片手の指の本数に収まるくらいの事業規模の会社がちょうどよいのかなと考えるきっかけになった。