・一番力を入れて取り組んだこと(250字前後)
留学先で生きた英語に触れる機会を持つ努力を続けたことです。特にディスカッションの授業はクラスメイトの発言力に圧倒され、大の苦手でした。この授業を克服するために、様々な事象に「YESかNOの意見を持つこと」を徹底し、毎日朝夕アイルランド国営放送のニュースを見て自問自答したり、友達と授業よりも身近な話題で討論したり、近所のパブに通いアイリッシュに話しかけて本場の英語で意見を述べるうえでの会話のテンポを学んだりしました。今でも「YES、NO」を持つ練習を続け、自分の意見を持つ楽しさを感じて、ゼミなどでも積極的に発言しています。
・感動したこと(250字前後)
意識はあるが寝たきりになっていた祖母から3年越しの手紙の返事が届いたことです。祖母が筆を持てなくなってからの3年間、私は留学中も毎月欠かさず、文通が大好きだった祖母を励ますために手紙を送り続けました。祖母は返事を書きたい一心で地道にリハビリを続け何十枚も書き直したといいます。やっと書き上げた1通の手紙。そこに込められた祖母の熱い思いや諦めない姿勢、どんな些細なことでも人を勇気付ける力があるという事実に胸を打たれました。
・腹が立ったこと(250字前後)
中学時代に所属していたバレー部で、私と同じポジションの補欠選手が大事な大会前に「辞める」と切り出しました。同じつらい練習をしながら試合に出られないむなしさを理由にそう切り出した彼女は部に残ることとなりましたが、彼女のペア兼キャプテンとして、部員への気遣いをするという役割が果たせていなかった私自身に大変腹が立ち、情けなくなりました。それ以降、私は部員とさらにコミュニケーションを取ったり、練習試合などで積極的にベンチ選手をコートに出して活躍させるよう監督に提案したりしました。団体競技において最も重要な「チームワーク」の意味を痛感した出来事でした。
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