テレビ業界を志望するきっかけは大学1年の頃、放送部で立ち上げたばかりの番組制作に携わったことです。具体的には大学周辺の飲食店を紹介する番組で、リサーチや渉外、撮影の許可取り、ジングル制作、撮影、編集等すべてイチから20人のメンバーと挑戦しました。何度も構想会議や編集会議に参加してそれぞれが自身の役割を果たし、一進一退を繰り返しながら完成に近づく番組制作に夢中になりました。私は映像のパートに所属しており、特にMCの食事シーンや店員さんの調理シーン、インサートの撮影に深く関わりました。ズーム、アウトやパン、チル、立ち位置等自分の工夫ひとつで見え方が大きく変わるため、考えることに面白さを見出しました。また、完成した番組が大学の至る場所で流れ、足を止める人を見る度に携われたことに幸せを感じました。この経験から、番組制作の過程と尽力したことで得られる結果に魅力を感じています。
そして、貴社を志望する理由はバラエティもドラマも経験できる環境がある中で特にドラマ制作に携わりたいと考えたからです。数あるジャンルの中でもドラマは特に「創り込む」という過程が高次的であり挑戦したいです。私は多様な職業、人柄、環境の中で紡がれるドラマ個々の世界観に浸ることが好きで、ドラマを観るということが習慣になっています。また、私はテレビ局が題材のドラマを観て放送部へ、さらに就職も放送へ、妹は医療ドラマがきっかけで看護の道へといったように、ドラマは未知の世界や新たな価値観との接触機会になります。このように生活の一部となり、原動力になり得るドラマのその世界観を創る一人になりたいです。
そして、単一ジャンルを望まない理由は放送部で一つの分野を極めるのではなく報道や中継、DVD制作等多様なジャンルに挑戦している部員が広い視野を持ち、各々に良い方向で作用していると感じたからです。以上の理由から貴社を志望します。
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