私は現在ミュージカルサークルの会長として2つのことを心掛け、日々サークルのプロデュースをしています。1つ目は「見る側の視点で考える」こと。例えば、演出家として拍手で劇中の背景が変化する仕掛けを導入することで、観客にとって少しでもその時間が「特別な時間」だったと感じてもらえるよう工夫しているのです。2つ目は「winwinの関係を作る」こと。保育園で手話ミュージカルを披露した際、保育園からの要望に応え物語を、子どもたちの集中力が持続する30分にまとめたり、ダンスに手話を導入したりする過程で、他団体と調整しながらお互いが納得のいくものにできるよう尽力しました。自身が大切にしている「見る側の視点で考える」姿勢は、ファンの反応によって明暗が分かれるアニメ業界においても視聴者のニーズを的確にとらえる際、充分に活かせるのではないかと考えています。またアニメを制作する上で、アニメ化したい作品があれば自ら原作者に交渉したり、制約のある映像の中でもよりよいものを作れるよう他部署と連携をとったりできる点で「winwinの関係を作る」姿勢も活かせるのではないでしょうか。2つの視点をビジネスに変換しながら活かせる点、大好きなアニメによって「特別な時間」を提供できる点で貴社に魅力を感じ、応募しました。
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