【22卒】住友不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.17735（立教大学/男性）（2021/9/10公開）

ディベロッパー業界に興味を持っていたことが一番の動機だ。業務理解ができる上に、優遇もあると聞いていた。また、同じ業界を目指す仲間が周囲に少なかったため、レベルの高い仲間を探すことも目的の一つであった。

就活サイトでESや面接の内容については事前に調べた。初めての対面面接であったため、面接マナーについてもインターネットで調べた。

周囲の話を聞く限り、ESが高倍率で、面接も6人グループで1人か2人が合格する程度と推察される。ロジカルに書いたり、話したりすることが最重要と思われる。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

大学時代、あなたが一番実績を残せたと思うことを、①取組み理由、②メンバー構成、③自身の役割、④プロセスを踏まえた上で教えて下さい。/前例を疑い、ゼロベースから物事を考えて新発想に挑戦した経験を教えてください。/ディベロッパー業界に興味を持った理由を教えてください/インターンシップへの参加を志望する理由を教えてください

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

論理構成を一番に重視した。オーソドックスな構成だが、読みやすいことが最も大事だと思われる。

就活サイトで、受けたい企業のエントリーシートを参考にした。論理構成は、他社のものも含め、100枚ほど読み込んだ。

ワンキャリア

言語と非言語については、市販のテキストで対策。

玉手箱：言語、非言語、英語、性格

通常の玉手箱。

市販の参考書

受付をし、待合室で待つ。ほとんど待ち時間はなく、名前が呼ばれ、面接室に入る。終われば、そのまま解散。

予想に反し、フランクな雰囲気であった。特に詰められることもなく、愛想よく返してもらえる。なお、他の参加生によると、シビアな雰囲気の面接もあったらしい。面接官次第であるといえる。

論理的に話すと、反応が良かった。結論→理由の流れで話すだけでも、周りと比較し、優位に立ててたと思う。また、インターン参加生には、堂々と話す人が多かった。

学生時代に一番力をいれて取り組んだことを3分程度で話してほしい。

アルバイト先である、保険会社のコールセンターで研修制度を改革をしたことだ。
私は自動車の事故対応を行うチームに所属しており、その中でも研修担当として、入社したばかりの新人に1対1で業務の指導を行っている。改革に取組んだ理由は、多かった新人離職者を減らし、電話業務の楽しさを全員に知ってもらうためだ。
まず、業務の楽しさを口頭で伝えたが、あまり効果はなかった。そこで何故、伝わらないか考えたところ、業務の楽しさを知るためには、成功体験が必要だと気づいた。研修生はマニュアルありきで、あらゆる顧客に寄り添う楽しさがわからないのである。そこで成功体験をもたらすために、2つの実践をした。1つ目は、研修担当が顧客役をするときに、マニュアル記載外の質問を研修生に行うことだ。研修生にとって予想外の質問であるため、研修生は臨機応変な対応を身に付き、実際の対応でも成功率が上がる。2つ目は、他の研修担当と、毎研修前、会合を行うことだ。各新人の進度を共有し、新人それぞれに適した教え方をするためである。
結果、新人たちは、あらゆる顧客のニーズ把握ができるようになり、新人の離職者もゼロになった。

なぜインターンシップに参加するのか。

２つある。１つ目は、業務について理解すること。先輩社員に聞くこともできるが、時間には限りがある。２日間という長い時間の中で、全力を尽くし、周りと競い合う中で、真の理解に努めたい。２つ目は、仲間ができること。同じ業界を目指す仲間はなかなか見つけにくい。また、多ければ多いほど、高め合うことができる。インターンシップはこの上ないチャンスである。

なし

ワンキャリア

仮想の土地にビル開発を行うグループワーク。

最初は物件見学を行い、１日目午後からグループワークに入る。２日目午後に発表。発表が終わった後は、座談会。

容積率の中で、いかに収益を上げる建物を建てられるか。長期的な利益や短期的な利益等の考慮。

西新宿エリアの土地に、新規ビルを立案せよ。ただし、収益とは何かを意識し、それも踏まえて発表すること。

1日目にやったこと

午前中は物件見学。午後からは、グループワーク。減価償却等も考慮にいれたエクセルを用いて、収益モデルをつくる。賃貸にするのか、分譲にするのか、オフィスにするのか、ホテルにするのか、議論をしていく。

2日目にやったこと

午後から発表を行う。パワーポイントを作成。発表後、人事部長から非常に厳しく質問される。フィードバックはかなりシビア。泣き出してしまいそうな人もいた。発表後は座談会。お酒も出されて、和やかな雰囲気。

人事部長、人事副部長、都市開発部社員、営業社員

なし

人事部長が言っていた「前例を疑え」という言葉が印象に残っている。オフィス需要がないとされてきた土地を、オフィス開発したりする住友不動産であるが、その精神を体感することができたと思う。

最終日の発表までの時間の少なさと、知識不足は苦しかった。資料の持ち出しは厳禁であるため、かなり効率よくすすめなければならない。また、インプットがないまま課題に取り組むため、発表後の質問対策まで行うことが難しい。事前に不動産開発の知識が少しは必要かもしれない。