22卒 インターンES
総合職/技術
22卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
志望した理由
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A.
貴社のインターンシップを通して、素材に対する理解、有機合成化学の可能性についてより深く学ぶことができると考えたため志望しています。貴社は化学を通して幅広い分野の事業で社会を支えています。多くの分野や業界に対して、有用な素材を世の中に送り出されている点に魅力を感じています。また、高い開発力を元に医薬研究の分野においても多くの成果を残されています。特許を取ることが目的ではありましたが、私は四年生で新規の香りを有する化合物の合成を行っており、このインターンシップを通して、素材や機能性製品などの合成における有機合成化学に対する理解をさらに深めて、自身の研究、進路設計に生かすことができると考えたため志望します。 続きを読む
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Q.
将来企業で仕事をする場合、やってみたいこと、成し遂げたいことを述べて ください。
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A.
農薬、医薬品の研究を通じて自身の化学者としての成長、そして会社の成長に直接携わりたいと思っています。私は新規のパチュリ香を有する化合物の研究をしていましたが、合成した化合物は類似化合物を天然から安く手に入れることができたため商品化に至りませんでした。しかしみんなのためになるものを合成したいと強く思い、次に合成した物が自分の周りで使われている未来を夢にみています。新規の素材やあらゆる有用品を創り出すことは決して簡単なことではないです。しかし私は一つの目標に対して泥臭くあらゆる視点から挑戦し続けることができる粘り強さを持っています。将来的には私、または私の研究チームから世の中のためになる化合物を送り出したいと思っています。 続きを読む
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Q.
研究テーマの概要(300文字)
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A.
〇〇骨格は当研究室の〇〇○教授によって見出された化合物であり、二つのビシクロ[2.2.2]オクタン構造が連結した対称性の高いカゴ状の4環性骨格を有する。〇〇骨格と、多くの高級香水に配合されている〇〇との構造類似性から〇〇骨格を基本骨格とする新規香気化合物を四年生の時に合成した。学部時代に標的化合物の官能基変換の際に、橋頭位と橋頭位が結合して、複雑な骨格の内部にシクロプロパンが導入されるという有機構造化学的に新しい現象を見出した。橋頭位は環と環を結ぶ非常に電子的なゆとりがない部分であり、橋頭位に、シクロプロパンが導入されたという報告は今のところない。そのためこの導入過程における最適化と、X線構造解析を用いた構造の証明を目標に研究を行なっている。 続きを読む