- Q. 志望動機
- A.
AGC株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒AGC株式会社のレポート
公開日:2021年2月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
競合他社との違いは把握しておくべき。ガラスメーカーは他に日本板硝子やHOYAなどが挙げられるが、事業内容はそれぞれ重なる部分と異なる部分があるから差別化できるようにしておいた方がいい。ガラス事業に限らず、化学事業ではまた異なる会社が競合となっていくので、自分の興味ある部門の特徴はしっかりと調べた方が良い。部門別採用になるので、将来、その部門で成し遂げたいことは聞かれると思うから、事業内容とズレが起きないようにリサーチする必要がある。面接で聞かれる内容は、基本的なものが多いので、自己分析をしっかりと行うことが大切であると感じた。また、最終面接に進めても倍率は高いので、AGCが第一志望という強い意志がないと、基本的には内々定は頂けないと考えておいた方が良い。
志望動機
私がAGCを志望する理由は2つあります。1つ目は、ガラスを通じて世界を変えていけると思ったからです。御社はガラスを中心とした多様な事業で世界を牽引するリーディングカンパニーであります。そのような環境に身を置くことで、より大きな影響を世の中に与えることができると考えたからです。2つは社員の方の雰囲気が自分と合ていると感じたからです。インターンシップや面談会を通じて、社員の方々は常に挑戦的な姿勢で仕事に取り組まれていることが分かりました。様々な質問をさせていただいたのですが、どの社員の方も非常に熱意をもって回答されており、本気で世界を変えようとしている姿勢を感じ取ることができました。以上、2点の理由から志望しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたの研究テーマの概要を教えてください。(400字以下)
ご自身で力を入れて取り組んだエピソードを具体的に教えてください。(400字以内)
ES対策で行ったこと
大学のキャリア支援センターに行ってESの添削をしていただいた。また、就活サイトにあるESも参考にした。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年07月
- 形式
- 学生8 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接ではほとんどガクチカしか深堀されないので、ガクチカを通してどのような人柄なのか、しっかりとアピールできた点だと思う。
面接の雰囲気
人事の若い方が担当であったが、非常に明るい雰囲気で話しやすい雰囲気であった。緊張をほぐしてくれて、学生の人柄を見ているようだった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったこと
私は、既存の枠にとらわれずに新しいものを創造する力があり、壁にぶつかっても目標に向かって諦めずに努力することができます。私は大学時代、学友会OOOに所属しマジシャンとして活躍しました。目標は発表会のアンケートで1位を取ることでした。そのために独学でステージマジックの理論を1から学び、どのようにしたら観客の印象に残るのか、追求しました。特に、新規性についてこだわりました。誰も見たことがなく、再現不可能と思われていた現象をもし起こすことができたら、間違いなく観客の記憶に強く残ります。私はそれを再現するために試行錯誤を重ね、世界に1つだけのギミックを完成することができました。試行錯誤している中で、何度も挫折しましたが、そのたびにお客さんを驚かしたいとの思いで何とかギミックを完成することができました。そして、定期発表会では見事、アンケートで1位を取ることができました。
希望の部署はありますか
私はガラス事業部のインターンシップを第一希望とします。理由としては、私自身、学部時代からガラスの研究をしており、実際に製品として出荷されるまでの一連の流れを、工場見学を通して感じてみたいからです。第二希望は電子事業部です。電子部材は身近にある製品に使用されており、製品サイクルも早いことから、大学での研究と企業の研究の違いを学びたいと思ったからです。事前にESで希望事業部のアンケートに答えてあるが、インターンの面接で再度確認される。本人の希望などが考慮されて決定される。実際に私は第一希望のガラス事業部ではなく、第二希望の電子事業部で選考が通った。希望通りの部署に参加するためには、しっかりとした理由が必要と思われる。
インターン
- 実施時期
- 2019年12月
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
インターンシップ生同窓会という名の一次選考
選考の具体的な内容
各募集部門が20弱のブースに分けられており、学生が興味のあるブースに回り、マッチング面談を受けるもの。各ブースによって内容が異なるが、基本的には逆質問がメイン。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生3 面接官4
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 課長クラスと思われる
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
フィードバックで頂いた内容では、ガラスに対する熱意が評価されたと伺っています。ほかの人に埋もれないアピールポイントが評価されたのではないかと考えています。
面接の雰囲気
明るい雰囲気で面接は進められた。学生3人での集団面接であったため、少し気が楽であった。1人あたり15分程度の面接であった。
2次面接で聞かれた質問と回答
なぜAGCの電子カンパニーを志望するのか。
AGCの中でも先進ガラスの開発部門を志望する理由は、2つあります。1つ目は、より身近にある製品に関わることができるからです。それらの製品に高付加価値をつけることで、人々に与える影響力が大きいと考えているからです。2つ目は、製品リサイクルが早い点です。製品サイクルが早いことで、常に最先端の技術に触れることができ、それにより世界を変えているというやりがいを感じることができるからです。マッチング面談の段階で、電子カンパニーの特徴をリサーチしたところ、扱う製品のサイクルが早いため、他の部署よりも入社後は忙しいと聞いていた。それを踏まえて、自分の志望理由においてプラスに変えられる要素は取り入れるように意識した。
研究内容について説明
私の研究内容は、アルミナを含んだケイ酸塩ガラスの強度に関する研究を行っています。本研究で使用しているガラスは主にスマートフォンのカバーガラス、建築物や自動車の窓ガラスの基本組成であり、それらの製品は高強度なものが求められています。そこで、本研究ではガラスの主成分であるシリカを、アルミナで置換していき、その時のガラスの強度変化を調査していきます。また、その時の構造を解析することで物性との相関を明らかにすることを目的とします。この研究は将来的には、高強度なガラス開発に貢献することができ、それは人々に安心安全な生活を提供することにつながると考えています。専門知識がない人が聞いても伝わるような簡潔な内容で話すことを心掛けた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
フィードバックでは、質問に対して的確に回答していたことから、頭の回転の速さとコミュニケーション能力が評価された。
面接の雰囲気
フランクで話しやすい雰囲気だった。面接のはじめに、技術部長の方から、硬い口調で話さないでほしいとお願いされ、終始、雑談ベースであった。
最終面接で聞かれた質問と回答
人生の挫折経験は何か。
高校の時に柔道部に所属していたのですが、高校1年の夏合宿で左鎖骨を完全骨折してしまい、高校2年の春までまともに練習できなかったことです。ただでさえ、進学校に在籍していたので、強豪校に比べ練習環境は恵まれていなかっかので、ケガも相まってずっと続けてきた柔道を辞めようかさえ思いました。しかし、県総体で表彰台に上がるという目標を諦めきれず、ケガや手術を乗り越えて頑張ろうと決意しました。柔道ができない期間はフィジカルトレーニングをメインに取り組み、受けの強さを強化しました。また、骨がつながってからは寝技の練習に取り組むことができるようになったので、特に締め技と関節技の強化に励みました。その結果、寝技を主体としたスタイルで強豪校のライバルに勝てるようになりました。惜しくも最後の県総体で表彰台に上がることはできませんでしたが、それに相当する実力をつけることができました。
学生時代に頑張ったこと。
学生寮の運営です。学部2年生の時、半年間、寮長として寮の運営に力を入れました。私が住んでいる寮は自治寮であり、身の回りのことはすべて学生自身でやらなければいけません。その中でも、特に寮内での飲酒問題に貢献しました。私が任期中に寮のイベントにて、急性アルコール中毒で搬送されてしまった寮生がいました。以前にもこのような事故が発生していたため、飲酒問題は深刻で迅速に解決すべき課題でした。そこで、解決策として、新たに飲酒規制委員会という組織を寮内で立ち上げました。具体的には、前期の委員会と各学年の代表者を1名選出し、イベント時には彼らから、飲みすぎている寮生に注意喚起してもらうことを目的として設立しました。その結果、寮生全体の飲酒に対する問題意識が強まりました。それから3年経った今まで、飲酒問題は一切起きておらず、寮生の健康で文化的な生活に貢献できたと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定の連絡を頂いた後、すぐに推薦書の提出を求められた。基本的には内定を保留したまま、就活を続けることは厳しいと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
AGCの面接では、他社と比べ、学生の人柄が社風とマッチしているかを非常に重視している感じがした。特に、面接では研究内容よりもパーソナルな部分をメインに聞いてくる。面接の雰囲気もその人の素の部分を引き出そうとフランクな感じで行われるので、自己分析をしっかりと行うことが大切であると実感した。毎年、就活生から人気で年収も高い企業であるが、高学歴じゃないと入れないわけではない(内定者の出身大学をみて)。なので、誰にでも入社できるチャンスはあると思うので頑張ってください!
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
どんな質問をされても、自分の考えをしっかりと答えられる人だと思う。実際に対策のしようがない質問は必ずされると思った方が良い。その中でも、普段から物事をしっかり考えている学生は、自分なりの回答をすぐに導き出せると思うので、その辺を意識した方が良いと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
早期選考ルートに乗ってもかなり倍率が高いことは間違いない。インターンシップの面接を突破した学生の中から、さらに3回の面談を経て内定者が決まるので、厳しい戦いになる。さらに、最終面接に進めてもそこでも結構落ちるから、気を抜いてはいけない。内定した場合は即日で連絡が来るので、もし来なかったらすぐに気持ちを切り替えよう。
内定後、社員や人事からのフォロー
オンラインで内々定式イベントや、部門ごとのオンライン飲み会が開催された。
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AGCの 会社情報
会社名 | AGC株式会社 |
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フリガナ | エージーシー |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 908億7300万円 |
従業員数 | 55,272人 |
売上高 | 2兆192億5400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 平井良典 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
平均年齢 | 43.2歳 |
平均給与 | 863万円 |
電話番号 | 03-3218-5096 |
URL | https://www.agc.com/ |
採用URL | https://www.agc.com/recruiting/ |