【21卒】ヒロセ電機の冬インターン体験記（文系/総合職（営業））No.10806（中央大学/男性）（2020/7/22公開）

私自身は営業志望であり、このインターンシップではコネクタを売るとは何かを明確にしたいと思っていました。実際に営業経験があるベテラン社員さんからコネクタを売るとは何かについてお話を伺い、コネクタは他の完成品に比べると、自社製品と他社製品の理解が重要になる一方で、そういった製品への興味が直接強みとして活かせることを知りました。

コネクター製品の展示物が複数あり、見学する時間があったが、知識がほとんどなく無駄な時間を過ごしてしまったので、事前にコネクタの知識があれば企業業界への理解が深まったと思いました。

どちらとも言えないというのが本音です。社内を見学できる時間があり、会社の雰囲気を直接知ることができた点は、働いている自分をイメージする材料になったと思いました。一方で、営業の基本は対お客様であり、お客様とどのようにやり取りをするのか、その点はグループワーク等では知ることができませんでした。

業界をリードするメーカーのインターンに参加してみて、自分はメーカーの営業に興味がなく、ITなどソフトの面で考えることの方が好きであることがわかりました。そのため、本選考の面接でも自分との適性を絡めて志望度をアピールすることができないと思ったからです。

志望度が下がった理由は、業界としてメーカーが自分にあっていないということを理解できたからです。ものづくりに関わりたいという思いでメーカーやITを志望していましたが、文系でメーカーに就職するとものの生産に直接関わることができず、その点に引っかかってしまいました。また、コネクタ製品そのものに関わる自分がイメージできなかったからです。

インターンシップ参加者限定で早期選考に乗ることができました。しかし選考が短縮されるわけではなく、普通に選考が進むため、志望度を明確にしておかないと内定は出ないと思ったからです。

インターンシップ内で、インターンシップの内容は本選考と関係がないと人事が明言していました。インターンシップ生は早期選考に乗ることができましたが、選考難易度が変わるわけではないと思います。

IT業界を特に志望しており、SIerを中心とした複数のインターンシップに参加していました。IT企業を志望している一つの理由として、ものづくりに関わりたいという理由がありました。そのためメーカーとの差別化を図りたいと思い、コネクターを通じて幅広い業界を支えているヒロセ電機のインターンシップへの参加を決意しました。

私自身がメーカーを志望しない理由を作ることができました。ものづくりに対して私は営業として関わるよりも、技術者としてものに関わりたいと思い、技術者として社会に価値を与える側になりたいと思うようになりました。その後の就職活動でも、なぜメーカーではなくIT業界を志望するのかを実体験を用いて説明できるようになりました。