
23卒 インターンES
開発職
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Q.
大学での研究内容について、今後の展開も含めて記載してください。(500文字以内)
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A.
【因子Xの制御機構解明】 現在、生活習慣病の増加は、先進諸国において、大きな社会問題になっています。肥満時の脂肪細胞の機能障害に起因する脂肪組織の質の低下は、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の危険因子であるため、肥満症の予防と治療が重要です。当研究室では、脂肪細胞の機能障害の原因の1つとして、細胞のエネルギー供給を担うミトコンドリアに着目しています。その中で私は、肥満時のミトコンドリア機能障害の際に発現が増加し、全身の代謝改善や炎症抑制の効果を有する因子Xに焦点を当てました。因子Xの転写制御機構を詳しく解明することで、代謝改善薬の開発の一助となることを目的に研究を行っております。 因子Xの転写制御機構解明の第一歩として、プロモーター領域の探索を行いました。その結果、ミトコンドリア機能障害によって増加するマクロファージ由来の因子Yによって、因子Xの発現が増加する可能性が見出されました。ミトコンドリア機能障害のモデルマウスにおいて、因子Xだけでなく、因子Yも増加したことから、今後は因子Yの過剰発現細胞を用いた解析により、さらに詳細なメカニズムを探索する予定です。 続きを読む
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Q.
協和キリンのインターンシップに応募した理由(希望職種への応募理由も含めて)を記載してください。(400字以内)
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A.
Life-changingな価値を創出する貴社の開発職への理解を深めるためです。祖母が肺がん治療に苦しんだ経験から、負担を軽減し患者様を救う新薬開発に携わりたいという強い想いがあります。そして、創薬プロセスの中でも、医薬品の価値を最大化引き出す開発職に魅力を感じています。貴社独自の高い技術力とオープンイノベーションの推進によって完成したクリスビータやKHK4083などの福音を患者様に届ける貴社には、多種多様な人材との協働を最大限活かせる風土があると推察します。これは国内外企業との連携体制の構築による綿密な連携や協議によって新薬開発が実を結んだと考えるためです。そのため、貴社のインターンシップでは、開発職として他企業と協働するときのこだわりや迅速な上市に向けた連携を学びたいです。そして、人のいのちと歩き続ける貴社の志も、社員の方から学び、今後の自己成長の糧にしたいです。 続きを読む
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Q.
学生生活の中で力を入れていることについて、理由も記載ください。(400文字以内)
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A.
協力体制の構築による実験の効率化です。昨年から研究が停滞しており、その原因は(1)新分野の知識不足(2)情報共有の不足だと考えました。具体的に(1)では、論文紹介を週に1度設けました。新分野の開拓による実験系の立ち上げにおいて知識習得が必須なため、論文精読による知識の収集と共に、イラストを交えた資料化を提案しました。論文共有による各人の情報検索時間の削減・可視化による理解度の向上や検討実験・情報検索の方向性の明確化に寄与できました。(2)では、貴重なマウスサンプル残量のエクセル化や共有カレンダーによる情報把握手段の確立に努めました。実験の優先順位を決め、サンプル不足によって実験が滞らぬように、残量や機器の使用状況を明確化することで、効率的な実験スケジュールの作成に寄与しました。以上の取り組みによって、各人が積極的に意見交換し、前もった実験計画作成による実験の効率化に貢献できました。 続きを読む
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Q.
高校生から現在までで、複数人で成し遂げた事柄について、その内容とあなたが果たした役割を記載してください。(400文字以内)
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A.
個別指導塾の教務係として、バディ制度の確立による教室全体の成績向上に尽力しました。前年度、講師間で実績に差があり、課題は講師間の連携不足に起因する意識の差やフォロー体制不足だと考えました。そこで、私が教務係を代表して教室長と綿密に協議を重ね、コミュニケーションを習慣化し、考え方を理解・共有することを目的として、バディ制度を実現しました。具体的には(1)毎週の授業に対して個人目標を設定し共有する(2)授業の実施(3)バディからフィードバック(4)目標のアップデートを毎週違うバディで繰り返しました。その結果、講師歴や担当科目を問わずに、コミュニケーションを取り、積極的に他講師と協働できる環境になりました。また、異なる視点からの評価や意見によって新たな気付きが生まれ、新しい授業展開や生徒対応の幅が広がりました。以上の結果、教室全体で協働する雰囲気醸成による成績向上率+20%も到達できました。 続きを読む
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Q.
入社後に会社でチャレンジしたいことについて自由に記載してください。(400文字以内) (協和キリンに限らずご自身がチャレンジしたいこと)
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A.
国内外や業界を問わない多くの企業との架け橋になり、革新的な新薬の開発・販売戦略を考える仕事に就きたいです。これは、近年進む患者様の多国籍化や疾病の複雑化に伴い、必要になる医薬品が多様化・変化するためです。オープンイノベーションを推進し、社会から信頼を得られている貴社なら、複数の企業との架け橋となることでさらに画期的な価値を創造し、患者様に貢献できると確信しています。そのために、貴社に入社後は、開発職として医薬品開発の一連の業務を遂行しつつ、連携の強化・迅速化に尽力したいです。これは上市に向け、課題点や効率性を肌で実感し、協働による価値の最大化に努めるためです。その後、それらの幅広い知識・経験を踏まえて、各企業との連携による新薬の開発・販売戦略に携わることで、課題や効率性を解消・改善したいです。そして、どの患者様も治療の選択肢を持ち、笑顔を取り戻せる世界にしたいです。 続きを読む