【未来を刻む半導体革命】【23卒】ルネサスエレクトロニクスの技術系の本選考体験記 No.25871（非公開/男性）（2022/5/23公開）

職種の志望理由、研究内容、研究の意義、研究から得たこと、ルネサスの志望理由、Renesas culture よりあなたの強みと合致する要素

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研究内容は専門用語を減らし、分かりやすく書いた。他も端的に書けるように意識。

就活会議などのwebサイトに登録し、先輩方のエントリーシートを参考にした。企業研究を行い、志望理由を明確にした。

就活会議

Webテストに関係する問題集を、一周程度解いた。

SPI

能力テスト40分、性格診断20分

なし

オンライン

一次面接ではあるが、ジョブマッチング形式なので自身のやりたいことと専門性が生かせるかどうかをはっきりさせていたのが評価されたと感じた。

かなり穏やかな雰囲気であった。面接官の方が自身の話にうなずくなど、よくリアクションをしており、話しやすかった。

なし

就活会議

なぜこの職種(ウエハプロセス技術)を志望しているのか

ウエハプロセス技術は半導体の進化を生む基礎技術に当たると考えているためである。半導体は車や携帯電話など身近なものへ幅広く使用されているが、今後の自動運転などの技術発展に伴い、需要の拡大やさらなる高性能化が求められる。高性能化にはウエハの微細加工が重要であり、ウエハ加工技術の発展が必要である。また、ウエハプロセスは半導体材料の表面を加工する過程が多く、物理化学、表面化学の知見が役立つと考えている。自身の興味としてはリソグラフィ過程に興味があるが、研究ではエッチングやCVDといった表面加工技術を取り扱ったため、その経験を活かせると考えている。特に要素技術開発に興味があり、自身の専門性が最も生かせる職種であると考えている。

大学の部活動で取り組んだことについて

私は中学、高校と陸上競技部に所属しており、大学においても継続して陸上競技に取り組んだ。私は大学陸上部の活動で、練習メニュー改革を行った経験がある。陸上競技は種目ごとにブロックを分け、練習を行う。私はブロック長を務めており、ブロックの取りまとめ、練習メニューの考案を行っていた。しかし、私のブロックは大会での入賞者が0人であり、力のないブロックであった。そこで、個人の力を伸ばすために練習メニューを改革し、個人の課題にフォーカスしたメニューにしようと考えた。部員の課題を知るためのヒアリングや、他のブロック長への質問を通じて練習への情報を集めた。結果、部員の課題に合わせたメニューが出来上がり、大会での入賞者も7人に増加した。

オンライン

研究で主体的に取り組んだ経験や、苦労したことなどの質問に対し、分かりやすく回答できた点が評価されたと感じた。

非常に穏やかであった。最初に人事の方から普段通りでよいと言っていただき、リラックスできた。笑いも起きたりと非常に話しやすかった。

なし

就活会議

志望職種に関する深堀。

なぜ「ウエハプロセス技術」に興味があるのか？
半導体の高性能化には、ウエハの微細加工が重要であり半導体の進化を生む技術であると考えたため。また、ウエハプロセスはウエハの表面を加工する過程が多いため、自身の専門性を活かせると考えた。

以降は深堀された。

具体的にどの工程に携わってみたいのか？
　自身の専門性を活かすとなると、CVD合成などの薄膜技術やエッチングの過程に携わりたいと考えている。ただ、自身の興味としてはリソグラフィの工程に興味がある。実際に回路を刻む技術であり、微細加工に重要であるため興味がある。

一つの工程には材料の技術知識や、光学などの幅広い知識が必要だけど問題ないか？
　問題ない。今後の業務を通じて専門性を広げていきたい。

研究において、主体的に取り組んだ経験はあるか。

プログラミング言語のpythonを習得し、研究に応用した経験がある。
私の研究テーマは新規テーマであったため、他のメンバーに比べて数多くの実験をこなし、結果を出す必要があった。そのためにも他のメンバーよりも素早く結果を出し、次の実験へと取り組む必要があった。そこで、ボトルネックとなっていたのがデータの解析であった。私はデータの解析にExcelを用いていたが、一つのデータ解析に非常に時間がかかっており、改善したいと考えた。そこで、先輩に相談したところプログラミングをすすめられ、習得に挑戦した。実際に、web上のテキストや先輩方に質問を行うなど、周りの環境をうまく利用し習得できた。最終的には研究に応用し、研究のスピードアップを達成した。