22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 千葉大学 | 男性
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Q.
困難を乗り越えて成し遂げた経験
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A.
個別指導塾のアルバイトで担当生徒の成績向上に貢献したことです。私が担当した中学2年生の男子生徒は学校のテストで毎回20点未満を取っていました。勉強が不得意なことに引け目を感じていたその生徒の一助になりたいと思い、力を入れて指導をしました。困難であった点は、その生徒には勉強習慣が一切なく塾の既存のオペレーションでは指導の効果が上がらなかったことです。初めは「宿題をやってきてほしい」と伝えても「分からないから出来ない」ということが頻繁にありました。そこでまずは自力で宿題に取り組めるように、基礎的な計算問題の範囲を何回もかけて指導する案を塾長に相談し実行しました。適する進度で明確な目標を毎週設定するよう心掛けました。さらに私はその生徒と信頼関係を構築することに最も注力しました。わからないことを遠慮せず質問できる環境がその生徒には必要だと考えたからです。休み時間など授業外でも様々な話をして誠実に向き合ったことで信頼してもらうことができ、3学期には63点を取れたと嬉しそうに報告してくれました。この経験からは、課題を発見しともに解決のために努めることで人の未来に貢献できる仕事のやりがいを感じました。 続きを読む
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Q.
ICTで変えたい世界
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A.
私が変えたい世界は人材不足が加速する福祉業界の厳しい現状です。特別養護老人ホームでのボランティアに参加した際に、少人数で介助を行うケアスタッフの方の仕事を間近で拝見し、肉体的にも精神的にも辛い仕事だと感じました。高齢化が進行し福祉問題の深刻化が確定している日本社会においては、介護業務の変革を通じた業界全体の状況改善を実現しなければなりません。課題は職員の人材不足、待遇の悪さにあることは明らかですが、介護ロボットの導入はなかなか進みませんでした。その原因には「ロボット」への抵抗感と高コストであることなどがあげられます。そこで、働く「人」の負担を軽減する解決策としてのICTの利活用を進める必要があると考えました。具体的にはAIの排泄予測やセンサー技術を駆使した見守りシステムを一元化して管理することや最適なパワーアシストを行う機器等が考えられます。介護業務のスマート化が実現できた場合、現在ケアスタッフとして働く方々を支えられることに加えて、効率化により要介護者が介護を受けられない待機時間の減少に寄与できます。また、サポートによって老老介護を可能にし人材不足の解消につながる可能性もあります。 続きを読む