4年間書店でアルバイトをし、マイナーマンガ棚を作りました。働いていた書店は、各種書籍・文具を扱っており、その中でも私は漫画コーナーを担当していました。しかし、私が働き始めた頃は売上があまり良くなく、その理由として(1)店舗の場所が目立たない場所にある、(2)新商品・話題の商品に関して、情報を知らない店員が多い、(3)お客様に聞かれた商品について、すぐに対応できないためにクレームが入っていた、(4)どの書店でも取り扱っている有名な書籍を主軸に展開しており、他店との差別化が非常に難しい、といった課題がありました。
そこで私は、給料を頂き社会の一員として働くからには何か店のためにできることをしようと考え、店の売上を現在よりも約5%アップすることを目標としました。この目標を達成するにあたり、まず上記の課題を解決する必要があったので、店長と交渉し各課題に対して以下の行動をアルバイト仲間と協力して行いました。(1)店舗の場所は変えられないので、什器の場所を変更することによって誰もが入りやすい店舗にする、(2)新商品入荷時や、新聞などで紹介された話題の商品に関して全店員にメールを送信する、 (3)お問い合わせがあった商品に関して、すぐに全店員で情報を共有する、(4)マイナー漫画を売り場に加えた、の4点になります。しかしこれらの課題は私一人で行えるものではなかったため、(1)と(2)に関しては全店員が協力して行いました。そして、お客様に満足して頂きたいという思いと働いている誰よりも多く毎月新刊漫画を読んでいた経験から、(3)と(4)を任せて頂きました。これらの課題解決の結果、常連のお客様に喜んで頂け、新規のお客様も徐々に増え、月の売上を約5%上げることができ、目標を達成することができました。
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