【未来を創る、ドコモと共に】【20卒】ＮＴＴドコモの夏インターン体験記（理系/ハッカソン）No.5928（中央大学大学院/男性）（2019/7/8公開）

もともとハッカソンに興味があり、チーム開発を体験してみたかったため。
通信業界を視野に入れていたので、就活サイトを調べていてたまたま目についたこの会社に応募。選考がESのみで負担も小さかった点も後押しになった。

選考がESのみだったため、大学の進路指導サポートに添削をお願いした。
今までの開発経験の記入欄があったため、できるだけ数字や割合を使うことでわかりやすく自分の成果をアピールした。
他の参加者と比べて私は開発経験がさほどなかったが、他項目の熱意でカバーできた印象があった。

世界を変える、ドコモとのコラボレーションを提案せよ！

1日目にやったこと

到着後5人グループに振り分けられ、午前中はドコモについて会社の概要や最近提供しているサービスの話を聞いた。
弁当休憩をはさんで午後からグループ内で話し合い、ハッカソン中にどんなサービスを作るかを決定した。18時解散だったが、チームで近隣のファミレスで0時頃までディスカッションを行った。

2日目にやったこと

メンターと話し合い午前中にどんなサービスを作るか決定し、午後から制作に取り掛かった。
チーム内で開発経験をもとに仕事の分担（開発・プレゼンテーション）を行った。

3日目にやったこと

午前中は最終発表に向けて開発の最終調整とプレゼンテーションのリハーサルなどを行った。
午後は各班のメンターと人事の若手社員へ向けサービスのプレゼンテーションを行った。
結果発表ののち、メンターと班員から自分のよかった点・悪かった点のフィードバックの紙をもらった。

若手社員

粗品（マグカップ）

KJ法を用いた意見交換やターゲットを絞ったサービスの提案は非常にためになった。
また、最後の個人個人に宛てたフィードバックの際に、それぞれの特徴を掴んだコメントだったため、観察眼に感心した。

日程が短い割に求められるものの質が高く、毎日0時過ぎまで近場のファミレスで作業をしていた。社員の口ぶりから時間外の作業は当たり前のような雰囲気を感じたのが少し気になった。チーム内の意識も高く、終電で帰宅した後も夜中3時までslackなどを用いてコミュニケーションを取りながら作業していたので、睡眠時間も取れず苦痛だった。

ハッカソンはある程度の開発技術と熱意がなければ苦しい体験であると学んだ。しかし、苦しい時間を共有するチームには、3日という短い期間でありながら連帯感が生まれ、今でも集まってご飯に行ったりと交友が広がった点はよかった。良くも悪くも開発の苦しみ・楽しみが凝縮された3日間であったと思う。

自宅に開発環境があるとよいと感じた。また、メモを取る機会が多かったため、iPadのような端末がある学生は快適そうに見えた。

もともと自分は開発を楽しいと感じるタイプではなく、ハッカソンという形式自体への興味で参加した。しかし、参加者や社員は残業を厭わず趣味でも開発をするような人ばかりだったため、正直自分とは馬が合わないように感じた。好んで残業をするような人が多い印象を受けた。

開発に特化しているような学生が多かったが、サービスを生み出すという面では開発に特化した学生よりも自分のような文理融合的な視野を持った学生が役に立っている実感があったから。また、メンターのフィードバックでも好意的な意見をもらうことができた上に、特別面談に呼ばれたのもある程度の評価を受けていると感じたから。

話の合う人が社員含め少なかったため。自分のように充実したプライベートのために働くタイプではなく、開発に楽しみを見出せるタイプの人が輝ける会社だと感じた。実際にそういった人たちがインターン終了後の懇親会でも社員の人たちと盛り上がっている雰囲気があった。

インターンシップ参加後、3月頃に参加者（の中でも数人？）限定の特別面談のお誘いを頂いた。
フローは1次面談→最終というものだったため、入社意思が強い人は参加した方がよいと思う。

人と人をつなぐ通信業界に興味があり、その中でも特に新しいコミュニケーション文化を生み出す挑戦を行っているような企業に興味を持っていた。その中でも比較的名の通ったNTTドコモやヤフーなどの企業に入ることができればよいなという程度の気持ちでインターンシップに参加した。これ以前にインターンシップ等には参加していなかったため、業界への知識はあまりなかった。

志望業界は特に変わることはなかったが、自分の就職活動の軸に関して見つめなおすよいきっかけになった。ハッカソンというイベントの特性だけでなく、NTTドコモにはベンチャー系の気質を感じ、仕事が好きな人間は伸び伸びとやっていけそうな気がしたが、自分のような休みの時間は確保したい人間は向いていないと痛感した。