【生産計画のプロに】【22卒】ニッスイの冬インターン体験記（理系/生産管理）No.13650（筑波大学大学院/女性）（2021/4/22公開）

食品メーカーに興味を持っていたためインターンシップに参加しました。食品メーカーの中でも、研究職か工場職（生産管理・品質保証等）かで悩んでいたため、生産管理に特化したインターンシップを参加していた日本水産を選びました。

企業のホームページを見たり、就活サイトの情報を調べることでその企業が力を入れている分野、求める人物像を考えました。

ESと動画での選考でした。設問はどちらも似ていたので、志望動機と学生時代に取り組んできたことをアピールできれば選考に通過できるのではないかと思います。

工場での生産計画立案

最初に人事からの食品業界・企業の紹介。その後、グループワーク。

工場での生産計画立案の仕方

工場での生産計画立案

1日目にやったこと

人事から食品業界全般と、その中の日本水産の立ち位置について紹介がありました。その後、質疑応答の時間が設けられました。最後に、グループワークを行い、生産計画の立案を行いました。

生産管理の社員/3年目若手、人事の社員

なし

グループワークで与えられた課題が制限時間に対して非常に多く、すべての班でワークを時間内に終了させることができませんでした。それに対して、社会人として限られた時間内で与えられた課題を終了させることは必須であるので、時間管理に気を配るよう社員さんから言われたことが印象的でした。

与えられていた時間に対して、守るべき条件設定や算出しなければならない計算式などやるべきことが多くあったため、時間管理に苦労しました。メンバーごとに業務を振ったり、休憩時間を削りながら進めたが終わらず、課題設定にも問題があるように感じました。また、最後に社員さんから解答例を示されたのですが、指定されていた条件が守られていなかったため微妙な気持ちになりました。

ワークの中で、同じグループのメンバーと議論を交わしました。与えられた課題が多かったため、業務を数人で分担したことで、グループで協力する重要性を学びました。

生産管理の仕事について、理解を深めることができました。一口に生産管理といっても、生産計画の作成、生産性を向上させるための施策考案、原価計算等のデータ管理、品質保証など業務が多岐にわたり、様々な経験を積むことが可能であるということを学びました。

特に事前準備の必要性は感じませんでした。企業ホームページを見ておくと、質疑応答の際に質問がしやすくなると思います。

実際に生産管理として働かれている社員さんから、直接業務の紹介を行っていただけたこと、そして質疑応答の時間を十分もくけていただいことから職種・業務へのイメージを具体化することができました。また、ワークの内容も模擬仕事体験であったため、業務上の苦労ややりがいを感じることができました。

インターンシップに参加している学生を見る限り、自分と同じ生物・バイオ系を専攻している人が多かったため、業界研究・企業研究を十分行えば、専攻による有利・不利なく選考に参加することができると感じたからです。また、院卒の参加者が少なかったため、理系の専門性をもつ大学院生は有利になる思ったからです。

志望度が下がった理由は、インターンシップに参加して、この企業が自分には合わないと感じたからです。社員さんの人柄は良かったのですが、インターンシップの進行や指示にあいまいなところがあったり、解答例に誤りがあったりしたため、納得のいかない気持ちになりました。

一部のインターンシップ参加者限定で、早期選考の案内が届いたためです。電話での案内だったのですが、折り返しの電話をするタイミングが遅れ、別の人に案内をしたと断られてしまいました。

理系の大学院生としてものづくりに興味を持っていたこと、老若男女問わず多くの人の生活の手に届く製品の開発に携わりたいという思いから、客層の広い食品メーカーを見ていました。大学では基礎研究を中心に行っていたため、もう少し最終製品に近い研究に携わりたいと考えていたため、インターンシップに参加して業務を学んだことで、生産管理という職種への魅力は高まりました。

インターンシップに参加して、社員さんの人柄の良さや、チームワークを大切にされている社風を感じました。職種への説明も非常に丁寧に行っていただけたため、「生産管理」という職種への志望度が高まりました。工場職はルーティンワークが多いイメージを持っていたのですが、自ら考えて行動できる仕事であることを知れて良かったです。