【食品開発の新風】【23卒】日本食研ホールディングスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.30446（非公開/女性）（2022/10/31公開）

私は食品会社に興味を持っていた為、この会社以外にも、食品メーカーのインターンを応募していた。この会社は、自社製品を使って商品開発の流れを理解しようというインターンであった為、入社後に自身が働くビジョンを明確化するのに最適だと考え、参加した。

インターンでの課題を通してこの会社が就活生に伝えたいことは何なのか、また、どういった思考力や経験を持った学生を必要としているのか考えてからインターンに臨んだ。

インターン中にはグループワークがあり、最後にはグループの意見を発表する時間も設けられていたので、課題解決力や発想力だけでなく、協調性や、グループで課題に取り組む際の立ち振る舞い方に関しても重要視されているように感じた。

企業・業界説明／グループワーク／フィードバック／質疑応答

インターン当日までに、事前ワークがあります。インターン当日は、まず初めに企業・業界説明に関する説明会があり、グループワークを行った後にフィードバックを頂きました。最後には質疑応答の時間も設けて頂きました。

製品を効率よく製造する為の工夫／商品企画における企業のこだわり

数種類の自社製品を効率よく製造する為の方法を考案せよ

1日目にやったこと

まず初めに企業・業界説明に関する説明会がありました。中堅社員だけでなく、若手社員も登場頂き、会社の雰囲気なども知ることが出来ました。その後は、事前ワークをもとにグループワークを行い、各グループの代表者が全体で発表を行いました。最後には社員の方からフィードバックを頂き、質疑応答の時間も設けて頂きました。

若手社員、中堅社員

なし

グループワーク後に、各グループが提案に対してのフィードバックを頂く事が出来た。グループが出した提案が実際に実現可能なのか、実現に向けてどのような障壁があるのかといったようなフィードバックを頂くことが出来、非常に勉強になった。

事前ワークが難しかった。インターン企業の製品と他社製品を比較して行うワークであったが、玉ねぎの量や香辛料の種類といった、かなり細部までよく考えないと解けないワークであった為、時間がかかった。しかしながら、自身の五感を活かして消費者の立場から考えるワークは斬新で、非常に面白かった。

５人一組でグループワークを行ったが、各々の適性を活かして役割分担出来た為、円滑に議論を行うことが出来た。意見を出したりグループを仕切る役割も大切だが、議論し易い環境を作る役割も重要だと学んだ。

パッケージには書ききれないほどの多くのこだわりが詰まっていると知ることが出来、また開発者の想いや苦悩も知ることが出来た為、参加して良かったと感じている。また製造過程においても、アレルギーといった安全性から、コストそして効率を考えた上での製造方法等、多くの事柄を踏まえた上で製造手順が決められていると知ることが出来た。

インターン企業の商品ラインナップや、どういった商品が支持されているのか調べておくと、より有意義なインターンになると感じた。

中堅社員だけでなく若手の社員も参加していた為、この企業で年齢を重ねていくと、どのような役職や仕事を任せられるのか、なんとなく想像することが出来た。また、５名ほどの社員が参加されていた為、社内の雰囲気も知ることが出来、どんな環境に身を置いて働くのか想像することが出来た。

インターンに参加した結果、この企業が求める人物像が自分の強みと一致する部分があると感じた為。学歴や学生時代の業績、他の人にはないような華やかな強み等が最重要視されている訳ではないと感じた為、人柄や考え方、協調性といった部分で勝負できるのではないかと感じた。

志望度が上がった理由は、製造の順序といったような、非常に細かい部分にも一つずつ理由付けがなされていて、会社のこだわりを知ることが出来た為、インターンシップ参加前よりも印象が良くなった。また、社内は若手社員でも意見を述べやすい環境だと知り、志望度は上がった。

本選考の際に、インターンシップ参加者は書類提出を割愛出来たり、選考をスキップ出来るといったような優遇措置は見られなかった為、インターンシップへの参加が本選考に有利に働くわけではないと感じた。

食品メーカーで働きたいという、ざっくりとした思いはあったが、どうして自分が食品メーカーで働きたいのか、どんな力を活かして働きたいのか等、深くまで自己分析できていなかった。希望職種や、食品メーカーの中でもどういったジャンルの食品を扱う企業に入社したいか等がはっきりと決まっていなかった為、業界や職種を知りたいという想いもあり、インターンシップに応募していた。

食品メーカーで働きたいという想いが強くなった。更には、食品メーカーの商品開発職やマーケティング職、研究職に携わり「私自身もワクワクするような製品の開発を通して、消費者に美味しさだけでなく、感動体験も届けられるようなメーカーに就職したい」という、就職活動を行う上での軸を一つ形成することが出来た為、インターンシップに参加して非常に良かったと感じている。