18卒 本選考ES
HR
18卒 | 青山学院大学 | 男性
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Q.
ここでは、あなたの体験を記述していただきます。 あなたの能力がより詳しく理解できるよう、できる限り多くの体験について述べて下さい。また、その体験について、その背景、そこであなたが実際に行ったこと(グループで1つのことをした場合、あなたの果たした役割)、その結果を、明確かつ簡潔に書くように心がけて下さい。 例:あなたが、事前に準備をし、大勢の人を前にスピーチを行った例を一つ挙げて下さい。 「大学の3、4年次に大学の学内アルバイトでキャンパスのガイドをしました。ガイドの主な仕事は、大学で研究会やシンポジウムがあったときなどに大学を訪れる方に対して、キャンパス内を案内することです。特に、大学訪問のグループがあるときなどは、最初に10分程度の挨拶が必要だったため、事前に大学の歴史や、現在の状況について様々な資料から情報を集め、入念に準備をしました。その甲斐もあり、分かりやすいスピーチと好評でした。」
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A.
大学1年次、都内にあるスタディーツアーを専門に扱うソーシャルベンチャーに、1年間インターン生として参加していた。普段は主に国内NPOや個人の方など、社会に対して問題意識を持っている人々からの依頼を受け、依頼者とともにツアーを計画・集客し、催行につなげることで問題意識の輪を広めていく、という流れに沿い、業務を行っていた。 しかし近年はその枠に収まらず、某国政府など海外からもツアー作成の依頼が飛び込んでくるようになり、その都度別枠としてツアー作成に担当者を配分することは、全員が常にタスクを多量に抱えているベンチャー企業の組織体質的に、無理が生じ始めていた。そこで私はインバウンド案件の安定した処理能力を組織に付与するため、海外関連事業部を立ち上げることにした。社内の外国語が堪能なメンバーに働きかけた結果、複数人から協力を得ることに成功し、円滑にインバウンド案件を扱えるようになった。 それだけではなく、受動的にインバウンド案件をこなすだけでは事業部としての機能を生かしきれないと考えたため、日本社会に興味のある外国人をインターン生として受け入れることで、訪日観光客向けツアーを、インターン生と共に日本について学びながら企画することも試みた。そこで社内のフランス人インターン生とタッグを組み、ヨーロッパ中の大学に学生の募集をかけ、ラテン語圏のとある大学の観光学科から一人、インターン生を受け入れることが決まった。これにより社内に海外から直接人を呼び寄せるノウハウを蓄積できただけでなく、外国人目線で作った、訪日外国人に刺さるようなオリジナリティの高いツアーを企画することができた。 続きを読む
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Q.
他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
先述した団体は、当初は主に3つの事業部で構成されていた。当時、この3つの事業部それぞれがバラバラにミーティングを開く慣習が続いた結果、各事業部が現在なにを目標に動いているのか、それに向けてそれぞれが普段何をしているかが見えづらくなり、メンバーが組織全体の温度・スピードに鈍感になり、モチベーションにバラつきがではじめていた。この状況に対して事業部長らは「個人のモチベーションはともかく、各事業部内で互いの見極めが進み、タスク分配が最適化されて生産性が上がったので、このままで問題ない」と考えていたため、周囲のスピード・熱量を仕事のベンチマークとしたい一般メンバーと、他事業部の動きが常に見えていて、ベンチマークが個人の中で完結していた上長たちとの間に分断が生まれていた。 月に一度社全体で進捗を管理するミーティングがあり、従来そこで全体の歩調を合わせていたが、私は月一の共有では社全体を俯瞰した的確な業務判断を下すのに不十分であると感じたため、独自に他事業部の通常ミーティングにも参加するようになった。私の動きが波及し、同じ思いを持った他事業部メンバーも同様に事業部ミーティングを渡り歩くようになった。結果的にモチベーションが上がったメンバーたちを見た事業部長が、メンバーに組織を横断的に見させる重要性を受け入れるようになり、二事業部合同ミーティングも実現するようになった。これにより組織全体のスピード感・温度感が共有されて全体の士気があがった。さらに各事業部で扱う業務が大きく違ったため、業務関連の勉強会を主催しあうようにまでなり、私のはじめの小さな動きが、結果として全体にコミュニケーションの質と量の向上をもたらした。 続きを読む
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Q.
あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
大学3年次、某通信事業会社のマーケティング部門に、インターン生として参加した。そこでは、いくつかのオプションサービスをまとめて契約するとオトクになる「基本パック」という商品に特化した課に配属され、単体サービスそれぞれの運用・保守管理やプロモーションなどに関するプロジェクトに参加してきた。当時課内で大きなタスクとして挙がっていたのが、家電量販店や携帯電話販売代理店など、店頭で配布されるお客様向けの「総合カタログ」の刷新業務で、基本パック全体をどのように見せるか、というプロモーションのメインビジュアル構成に関する取り決めだった。 当時社員が抱えていた問題意識として、メンバーが皆長いこと基本パック関連の業務をこなしてきたため、メインビジュアルをどのように変更すればお客様にわかりやすく伝わるのか、お客様目線で判断する感覚が麻痺している、ということがあり、実際過去カタログも見づらいものに仕上がっていた。そこで私は携帯電話業界に染まっていない、一般客の目線をフル活用し、従来の微妙な変更をするためだけに繰り返されていた生産的でないミーティングにズバズバと切り込んでいき、メインビジュアル変更案を出した。サービスイメージのイラストを従来の抽象的すぎる物から、各サービスのより具体的な利用場面に即した物に差し替えたことで、今まで発生していた、ぱっと見でサービス内容を理解できなかったお客様が店頭スタッフに聞きに行って1から説明を受けるという両者が避けられたはずの時間ロスを、一部のデザイン変更によって全国的に防ぐことができた。 続きを読む