18卒 本選考ES
事務系職
18卒 | 大阪府立大学大学院 | 男性
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Q.
上杉謙信「生を必する者は死し、死を必する者は生く」=生きたいと願うものは死に、死を覚悟した者は生き延びる この言葉は彼の苦い体験と成功体験に基づいているとする。そのエピソードを創造せよ。
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A.
【苦い体験】 ある時、兵士が不足していたため農民を鍛えて派兵することにしました。そこで、農民たちに体術や剣術を徹底的に指導し、兵士と比べても遜色ないほどまでに鍛え上げました。しかし、実際の戦に派兵した所、農民たちのほとんどが戦死し、戦は惨敗に終わってしまいました。謙信は次なる戦で勝利するため、その敗因を分析しました。分析の結果、多くの農民が自分の命を守ることに必死になり、敵に背中を見せて逃げ出していたことで、その隙を突かれて討ち取られていたことが分かりました。一方、兵士は死を覚悟して戦に臨んでおり、臆することなく敵に立ち向かっていたため、その多くが生き残っていました。 【成功体験】 そこで、謙信は次なる戦に向けて新たに農民を招集し、体術や剣術の指導を行うだけでなく、「死を覚悟して戦に臨む」という兵士としての心構えを説きました。この結果、次の戦では多くの農民が決死の覚悟で戦うようになりました。これにより、全軍が一丸となって攻めることができ、勝利を収めることに成功しました。 謙信はこの苦い体験と成功体験から「生を必する者は死し、死を必する者は生く」という言葉を思いついたのだと考えました。 続きを読む
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Q.
特定業界の動向について、それを引き起こしている原因を想像してください。また、今後どうなっていくと予測しますか? 日本での映画興行収入(邦画と洋画の合計)は2013年から2015年の間に大きく伸びた。ただし、業界関係者が「実は消費者の微妙な心理的な変化が影響している」と言っているものとする。
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A.
ケース1. 【原因】 SNSの普及。 【消費者の心理的な変化】 SNSの普及により、流行がSNS上で作られ、素早く拡散されるようになりました。これにより自分が所属するコミュニティの会話についていくために、SNS上で流行している話題に対して敏感に反応する必要が出てきました。そのため、話題の映画はDVDなどで数か月後に視聴するのではなく、いち早く映画館で視聴したいという消費者が増加したと考えました。 【今後の動向】 今後も情報化が進んでいくことが予想されるため、SNSはさらに普及していくと考えられます。そのため、今後も興行収入が伸びていくと考えます。 ケース2. 【原因】 景気の向上による消費者の収入増加。 【消費者の心理的な変化】 収入が増加したことで、消費者の娯楽費が増えました。そのため、今まで休日や空き時間を家で過ごしていた人々が、映画館での映画視聴というレジャーを選択しやすくなったと考えました。 【今後の動向】 景気が向上していけば、さらに興行収入は伸びていくと考えます。しかし、景気が向上し続けるとは考えにくいため、いずれは横ばいから減少に転じると考えます。 ケース3. 【原因】 3Dや4Dの登場。投影技術や音響技術の向上。 【消費者の心理的な変化】 映画館でしか味わえないコンテンツが増加し、投影技術や音響技術が向上したことで、DVDなどで映画を視聴するのではなく、映画館で視聴し本物の臨場感を味わいたいと考える消費者が増加したと考えました。 【今後の動向】 今後も3Dや4Dといったコンテンツや投影、音響技術は向上していくと考えられるため、興行収入は伸びていくと考えます。テレビやホームシアターの技術革新も同時に進んでいくと考えますが、家庭用の投影設備が映画館の設備を超えるとは考えにくいため、この点からも興行収入が伸びていくと考えます。 続きを読む
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Q.
あなたは、電気産業の業界団体である日本電気工業会の環境委員長に就任しました。長期的な地球温暖化防止に向けて主に会員企業と消費者に対して発表するための「環境ビジョン」を策定してください。ただし、以下の事情を考慮してください。 ■あなた自身の所属企業での経営陣からはこう言われている。「大手電気企業の委員が多いから、大手の意向を想像して作るといい。ただ、うちは大手ではない。独自性を出して来てほしい。」思いついた案を全て書け。環境に対する課題や大手、自社の意向・特徴などは自由に設定してよい。
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A.
ケース① 【前提条件】 大手の意向や特徴:地球温暖化防止だけでなく、会社の利益にもつながる環境ビジョンを策定したい。 自社の意向や特徴:日本の電気企業として初めて、社内文書の完全電子化を実現した実績がある。 【環境ビジョン】 業界全体で社内書類の電子化を進め、紙の消費量ゼロを目指す。紙の消費量削減は森林保護の観点から地球温暖化防止に貢献できるだけでなく、企業の経費削減にもつながる。 ケース② 【前提条件】 大手の意向や特徴:中小企業が持つ独自の省エネルギー技術を取り入れ、製品使用時の二酸化炭素排出量を抑えたい。 自社の意向や特徴:独自の省エネルギー技術を持つが、業界シェアは小さい。この技術力を活かしたい。 【環境ビジョン】 業界全体で製品使用時の二酸化炭素排出量の削減を目指す。そのために、業務提携により省エネルギー技術を業界内で共有し、製品使用時の二酸化炭素排出量を抑えた製品の共同開発を行う。 ケース③ 【前提条件】 大手の意向や特徴:電気業界だけでなく、社会全体に影響を与えるような環境ビジョンを打ち出したい。 自社の意向や特徴:福島県に本社がある。東日本大震災を経験。再生可能エネルギーに強い関心を持つ。 【環境ビジョン】 工場やオフィスで使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換する。5年以内に50%を目指し、10年以内に100%を切り替える。日本電気工業会という大口の電力消費者が再生可能エネルギーのみを利用するようになれば、大手電力会社や政府も再生可能エネルギーへの転換を進めざるを得なくなる。 ケース④ 【前提条件】 大手の意向や特徴:クールビズを導入し、冷房の節約による電力消費量の削減を目指したい。オフィスが広く、冷房の節約だけでも大きな電力消費量の削減につながるため。 自社の意向や特徴:沖縄に本社を構える電気メーカー。沖縄らしさを出したい。 【環境ビジョン】 冷房温度を28度以上に設定し、電力消費量の削減を目指す。そのために、オフィスにおける夏場の服装として、スーツの代わりに沖縄県の特産品である「かりゆしウェア」の着用を推進する。沖縄の企業や地方自治体では、軽装である「かりゆしウェア」がすでに夏の正装として広く着用されている。 続きを読む
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Q.
もしあなたが旅行代理店だったら、下記の記事について不安を感じているお客様をどうやって安心させるよう、口頭で説明しますか?ただし、このお客様の担当者が自社の安全対策の説明をしたものの、「分かりました。だけど、まだ、なんとなく不安。」と言っている、とします。実際に口頭で説明するように回答をかけ。前提条件を自由に設定していただいて構いません。
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A.
【前提条件】 ・行先:イスタンブール ・日程:7日間 ・お客様の特徴:毎日車を運転している。大阪在住。妻と2人での旅行。 ・◯◯旅行社の安全対策:1.宿泊ホテルは24時間体制で警備がつく。2.移動はテロの標的になりやすい観光バスではなく、旅行社が直接契約しているタクシーを利用。3.トルコ人ガイドと日本人ガイドがホテルに常駐。 ・「」内はお客様の発言。 ・1年間で大阪に住む人々が交通事故により死亡する確率=0.002% ・1年間でイスタンブールに訪れる外国人観光客が爆発事件により死亡する確率=0.0006% ・イスタンブールを訪れる外国人観光客(年間)=1160万人 ・爆発事件による外国人観光客の死亡者数(年間)=外務省配信資料の合計(1月~3月の間に16人)×4=64人 ・大阪の人口=886.3万人 ・大阪の交通事故死亡者数(年間)=196人 【説明】 こんにちは。 ◯◯旅行社大阪支店の黒田と申します。 この度は◯◯旅行社をご利用いただきまして、ありがとうございます。 早速ですが、ご心配なされているイスタンブールの治安状況について詳しく説明させて頂きますね。先日は担当の××から当社の安全対策についてのご説明をさせていただきましたが、この安全対策について、何かご不明な点はございませんか? 「はい。安全対策にはとても満足しています。ただ、あまり実感が湧かなくて…。現地に滞在しておられる方のお話でも聞ければ…。」 なるほど。そうなんですね。実は私の同期が現在イスタンブール支店に赴任しておりまして、彼から現地の情報をもらっておりますので、それも含めてお話しさせて頂きますね。確かに現地では爆発事件が相次いでおりますが、そのほとんどが政府系の建物を狙ったもので、観光客を狙ったテロ事件はほとんど起きておりません。また、テロの中には一部観光客を狙ったとみられるものもありますが、その全てが団体客を狙ったものと断定されております。当社では移動にタクシーを利用していますし、今回は団体旅行ではございませんので、標的となる可能性はないと思います。ですので、団体客の近くや政府系の建物を避けていれば、問題なく滞在していただけるかと思います。現地の同期も、その点にだけ気を付けていただければ全く問題ないと申しておりました。 「なるほど。現地に滞在されている方が言うなら大丈夫そうですね。ただ、まだ少しだけ不安です。いくら気を付けていても、観光地で団体客を完全に避けるのは難しいのではないでしょうか。」 そうですね。確かに、完全に避けるのは難しいかもしれませんね。それでは少し違った視点からご説明させていただきたいと思います。突然ですが、□□さんはお車の運転をされますか? 「はい。毎日通勤に使用していますし、週末にはよくドライブに出かけてます。」 そうなんですね。では、大阪で交通事故により死亡する確率をご存じですか? 「いいえ。」 答えは0.002%です。と、言ってもあまりピンと来ないかもしれませんね。これは1年間で大阪府民の5万人に1人が交通事故で命を落としている計算になります。実はここからが本題なんですが、イスタンブールを訪れた外国人観光客が爆発事件により死亡する確率はどれくらいだと思われますか? 「んー交通事故よりも高いだろうから、0.01%ぐらいですかね。」 そう思いますよね。でも実は、0.0006%なんです。これは17万人に1人の確率になります。 「あれ?」 そうなんです。実は大阪で交通事故により死亡する確率の方が3倍以上高いことになるんです。 「え、そうなんですか!それはとても驚きました。毎日車に乗ってるのと変わらないどころか、むしろ安全なんですね。僕はドライブが好きなので、交通事故の可能性があっても車には乗りますし、それよりも死亡率が低いならイスタンブールも大丈夫そうですね。安全対策もしっかりしてますし、今日の説明を聞いてとても安心しました。ありがとうございます。」 こちらこそ、お忙しいところご足労頂きましてありがとうございます。 また、何か疑問点やご不明な点等ございましたら、些細なことでもご遠慮なさらずおっしゃってくださいね。 今後ともよろしくお願いいたします。 続きを読む
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Q.
社長として「全員ミーティング」のスピーチを考えろ。300人売り上げ50億円超。成長し続けているベンチャー企業。年始に全社員が集まるパーティで冒頭に社長スピーチがある。背景として徐々に現場(3つの事業部)と、組織的管理を行おうと拡充し始めた本社管理スタッフとの間に対立する場面が増えてきた。現場には「なぜこんかに細かいことをしばられなければならないのか?」という不満が、本社には「なぜ現場はこっちの言うことをちゃんと聞かないのか?」という不満が募っている。パーティ事務局の総務部長はこう言っている。社長がこれまでのようにあいまいにしていると、社員のモチベーション低下につながります。いい加減、はっきりさせてください。」
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A.
皆さんあけましておめでとうございます。代表取締役社長の◯◯です。 当社は昨年も過去最高利益を更新することが出来ました。これは全て皆さんが一生懸命働いてくれたおかげです。本当にありがとう。今年も更なる成長を実現するため、共に頑張っていきましょう。さて、早速パーティを始めたいところですが、その前に少しだけ話しておきたいことがあります。 当社が創業してはや10年になります。ここ数年は組織的管理にも力を入れるため、本社管理スタッフを増やしてまいりました。これは、皆さんがより円滑に仕事を進めていけるようにと考え行った政策です。しかし、最近は本社スタッフと現場事業部との間で対立する場面が増え、仕事が円滑に進むどころか、この対立が成長の障害になっているという声を聞くことが多くなってきました。私はこの状況に対して強い危機感を持っています。そこで、1つ皆さんに考えて頂きたいと思います。 皆さん。私が入社式で言った言葉を覚えていますか。 我々のミッションは「世界中の人々により良い教育を提供し、その人生をより豊かにすること」です。我々はこのミッションを達成するために存在していて、このミッションを達成するために働いています。なにか問題があった時や、迷った時には、このミッションに立ち返って、ミッションを軸に考え直すことでその困難を乗り越えていってほしい。 こう話したと思います。 今回の問題も同じように考えてみて欲しい。確かに本社と事業部では考え方の違いから、対立することも少なくないと思います。意見が対立した時には、ミッションに照らして考え、議論して欲しいと思います。私は対立そのものが当社の成長を妨げるとは考えていません。むしろ、異なる意見をぶつけ合うことは、わが社の成長に必要なことだと思っています。ただし、その意見の対立がお互いを陥れるためであったり、自分自身の保身のためであったりしてはいけません。その対立はミッションを達成するためであり、消費者を第一に考えたものでなければなりません。社員全員がミッションを達成することだけを考え、その上で異なる意見をぶつけ合い議論していくことが出来れば、わが社は今まで以上に成長していくことが出来るでしょう。また、本社と現場、どちらかが上でどちらかが下ということはありません。役割が違うだけです。それぞれがミッションの達成を第一に考え、行動していくことで、共に、更なる成長を目指していきましょう。もちろん、それでも不満が出てくることはあるでしょう。その時は、誰でも、例え新入社員であったとしても、すぐに私に相談して欲しいと思います。皆さん。初心を思い出していただけましたか?今日、この時間から、ここにいる全員が同じ方向を向いて頑張っていってくれると信じています。それでは、皆さまグラスをもって下さい。今晩は楽しみましょう。わが社の更なる発展を願って。乾杯!! 続きを読む
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Q.
有名なホテルに出店している洋菓子店で、季節ごとに出している新商品のタルトを発売する事になりました。商品名を考えろ。 「バターをたっぷり使いしっとりと焼き上げたタルト台に、カスタードクリームと生クリームをたっぷり乗せ、豊錦という甘みが強く柔らかいさくらんぼをぜいたくに使ったタルト」店長の声「うちは高級志向の強い、舌の肥えた富裕層の女性が中心。私が「これだ」と感じられる名前案でなければ全く採用しない」
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A.
・季節のさくらんぼが踊る2種のクリームタルト ・たっぷりクリームと季節のさくらんぼが踊るバタータルト ・タルト・オ・ユタカニシキ ・Tarte aux yutakanishiki ・山形産豊錦と北海道産クリームのしっとりバタータルト ・甘くて柔らかい山形産豊錦と2種の北海道産クリームのバタータルト ・山形産豊錦を贅沢に使用した2種のクリームタルト ・贅沢豊錦と2種のクリームのバタータルト 続きを読む
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Q.
下記の研究成果を活用してビジネスモデルを考えよ。 PTSDの予防に新発見、トラウマ直後のケアが重要。
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A.
・PTSD予防保険 【形式】 個人向け:自動車保険や火災保険などのオプションとして契約。 法人向け:保険形式。国や病院、企業、地方自治体などと事前に契約しておく。 【内容】 災害などPTSDの発症が予測されるような出来事が発生した際、すぐにカウンセラーが急行しカウンセリングを行いながら、セラピー施設に搬送する。 セラピー施設はできる限り非日常的な空間にしておく。 汎化が生じやすいトラウマ学習直後の6時間を日常生活から切り離された空間で過ごすことで、トラウマと日常生活が結び付くことを抑える。 PTSDが発症したとしても、日常生活が困難になることを抑制できる。 ・PTSD予防アプリ VR(バーチャルリアリティー、仮想現実)を利用した3D映像を視聴できるゴーグルを用いて、トラウマ学習直後の6時間に日常生活とは異なった空間の映像を見せる。これにより、トラウマと日常生活が結び付くことを抑える。 続きを読む