25卒 本選考ES
事務系職
25卒 | 非公開 | 非公開
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Q.
あなたが下記の企業(架空)の社長(主人公)だったとしたら…」という仮定のもとで、これから8日間にわたって設問を出題します。あなたは大学3年生。コロナ禍で、外食ではない、いわゆる「中食」の一形態として、食品配達サービス会社を地元で立ち上げた。【株式会社ライフクックデリ】美味しいと評判の冷凍弁当などを中心に取り扱い、顧客の家などに配達している。この地域は都市部からは離れており、車中心の社会になっている。元々は、自分達のような学生をターゲットとして考えていたが、契約してくれている顧客の口コミで徐々に広がり、幅広い顧客層になった。また、大学生の友達を中心に、配達員を増やしてきた。しかし、コロナ禍が徐々に収束に向かうにつれ、売上が落ち始めた。ダイエットを売りにした商品ラインナップを追加したものの伸び悩む。以下の2人の協力者(①②)と共に事業を進めている。●協力者①中園 ひまり:高校の時からの友人で、同じ大学に進学したことによって距離が縮まった。あなたの構想について話したところ興味を持ってくれて、いい経験になりそうだと協力してくれることになる。数字はあまり得意ではないが、発想力がある。現在は主にバイヤーとして食材の仕入れを担当している。●協力者②武内 宗馬:大学で仲良くなった友人。共通の趣味があり、休日もよく会っている。バイトを探していると言うので、これから事業を始めることを伝えると、協力を申し出てくれた。配達員をしながら、細々とした手伝いも引き受けてくれている。また、彼の繋がりから配達員として働いてくれる学生も多い。さらに、新たにもう1人協力してくれそうな学生(③)と知り合うことができた。●協力者③倉屋 健人:データサイエンティストを目指している学生で、配達員として加わり、この人に分析などを頼む予定。穏やかで繊細な性格に見える。図Aはこれまでの月別の売上をグラフにしたものである。月毎に上下しているが、2023年は減少傾向にある。また、利益率が低い。しかしその一方で、倉屋によると、顧客層(世帯別売上推移)に変化があるようだ。さらに売上を伸ばすために、あなたはどのような計画を考案しますか。(a) 中園、武内と共に、倉屋の力をどのように活用するかを考案してください。(b) 3人に対して、(a)の計画に最大限協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
- A.
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Q.
設問①の設定を続けます。あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。設問①の結果、3人は喜んで協力してくれると言っている。 計画をどうやって進めようか考えていたところ、大学のOBで流通業に詳しい経営コンサルタントの相田さんという方と話せる機会があった。あなたが現在の事業と今後の計画について相談したところ、「これからはさらに厳しい状況かもね。2024年からは働き方改革法案で物流問題が発生すると言われているし、君のビジネスだと特に仕入れのトラックの到着が遅くなったりする可能性があるかもしれない。」という話を聞けた。そんな状況の中、協力者である中園から緊急連絡があった。近年の価格高騰により、今まで仕入れていた食材の6割が値上げするそうだ。今のところ残りの4割はそのままの価格だが、この状況ではいつ値上がりするか分からない。現在販売している弁当の価格ではやっていけないかもしれない。更にこの状況で、家の事情でと突然2名の配達員が辞めてしまい、9名が7名になった。もちろん、改めて協力を表明してくれた中園や武内、そして倉屋との関係も厚くしていきたいと思っていたところだ。(a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。(b)また、中園と武内と倉屋の3人や配達員の7人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
- A.
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Q.
設問①〜②の設定を続けます。あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。設問②の結果、仲間との絆も深めつつ、問題を乗り越えていこうと話している。 慌ただしく対応している日々の中で、顧客から届いたいくつかのメールが気になった。 メールの数はたった3通なのだが、共通して言ってくれているのは、チラシに小さく載せている「脱プラスチックを推進しています」というメッセージに反応し、実際に注文しているとそれを実感するという内容。その1人は「そういったところに共感しており、今後も注文させていただこうと思っています」と。実際に、商品として取り扱う場合には、脱プラスチックの視点からもチェックをしていて、できるだけプラスチック容器・パッケージを少ないものを優先している。自分が思っていた以上に、顧客の脱プラスチックへの関心は高いのかもしれない。ここまでの状況を踏まえて、(a) 重要ポイントがどこにあると分析し、どのような仮説を立てますか。(b) また、どのような戦略を立てますか。
- A.
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Q.
設問①~③の設定を続けます。 あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。 設問③の戦略で進めた結果、今のところ売上は順調だと言えそうだ。 そんな時、協力者である武内のつながりから、長く地元に住む不動産管理業者の経営者、市川さんに会って話を聞く機会を得た。 彼も最近ネットスーパーなどの宅配を利用するようになったそうで、宅配弁当にも興味を持っているらしい。 また、有力地主やエリアごとにどのような人が住んでいるかに詳しいそうだ。 武内によれば、 「この間、町内会主催の運動会に参加した時に知り合ったんだよ。気の良い人で、宅配弁当のことを話したら、早く言ってくれていれば今回配布する弁当も君の所のを頼んだのに!と言ってくれていたよ。そこから興味を持ってくれたみたいで、 『最近は足腰も痛むんで、買い物はネットスーパーばかりなんだよね。宅配弁当も楽そうだなあ。 知り合いや友人もそういう人が増えているみたい。ただ、やっぱりお年寄りにはハードルが高いみたいで、設定してくれとか手続きしてくれってすごく言われてるよ…。』と言ってたよ。何か情報が収集できるといいね」とのこと。 倉屋に高齢の顧客層について聞くと、その比率が徐々に高まっていて、特にコロナが収束して非高齢世帯が宅配弁当を減らした中で、高齢世帯は増えてきているようだと言う。あなたはどのような情報を市川さんから引き出したいと思いますか。
- A.
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Q.
設問①~④の設定を続けます。あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。これまでの設問へのあなたの行動の結果、展開に光が差してきたとします。そんな時、協力者である武内からメッセージが送られてきました。 「ライフクックデリでの仕事は本当に楽しいし、やり甲斐もある。ただ、このままバイトっていうわけにはいかないよね…。もうすぐ卒業だし、定職を得るために就活しないといけないんじゃないかな〜…。 君はこれからどうするか、もう決めてるの?そろそろ考えないといけない時期だよね、みんな。」(a)武内に対して、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)(b)あなたの意図を解説してください。
- A.
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Q.
設問①~⑤の設定を続けます。あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。設問⑤の結果、武内は前向きになり、まだしばらくは協力が得られそうだ。 しかし、特に配達員の人手不足についての問題はまだ解決したとは言えない。 そんな状況の中、スーパーマーケットチェーンの経営者で、ライフクックデリに興味を持っているという菊池さんという人を中園が紹介してくれるという。中園は、「武内くんも君もめっちゃ忙しそうだったから、私にも何かできないかなーと思って。野菜の仕入れの時に話しかけた人が菊池さんで、いつもは滅多に来ないけど、その日はたまたま卸売市場に来てたみたい。こういう事業をしてるんですって説明したら興味を持ってくれて、ぜひ一度話したいって言ってくれたの!チャンスだよ!」と言っている。他に菊池さんがどのようなことを話していたのかを聞くと、 「菊池さんのところのスーパーは結構店舗数が多いみたい。この地区だけじゃなくて、他県にも何店舗かあるんじゃないかな?ごめん、まだ詳しく調べてなくて…。フードロスとか、その辺も採り入れていきたいけどまだほとんど何もできてないって言うのも言ってたなぁ。何か、協業できそうな雰囲気だよね。」とのこと。 もし、多地域展開の可能性があるスーパーマーケットチェーンとなんらかの協業ができれば、人手不足の解消に繋がるヒントを得られるかもしれない。 それだけでなく、今後の仕事にも役立つことがあるかもしれない。 菊池さんは多忙なため、ほんの15分ぐらい、もっと短いかもしれないが、リモートではあるものの直接話ができる機会を得た。「菊池さん」を味方につけるとしたら、どんなプレゼンテーションをしますか。そのプレゼンの後に議論する時間もあるとして、プレゼンではどう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
- A.
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Q.
設問①~⑥の設定を続けます。あなたが株式会社ライフクックデリの社長だったとしたら、どうしますか。設問⑥のプレゼンでは良い感触を得られた。 菊池さんのお陰で現状の問題点も解消されつつある。 また、設問④で接点のあった市川さんを通じて新たな顧客も増え、一旦は軌道に乗ったと言っていいだろう。更に、我が社の弁当を偶然インフルエンサーが気に入り、ダイエットに良いと紹介してくれたのがきっかけで、 SNSを通じて若い単身者からの購入も増え始めている。 一方で、現時点では単身者ニーズが高い反面、配達員の人件費もかかり、Uber Eatsや出前館など、既存の食品宅配業社とも競合する。 冷凍弁当を高価格に設定するわけにもいかず、一方で高所得世帯は世帯数が少ないなどの課題もある。(a)これをあなたの仮説(設問③)の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。(b)今後、更に活動を広げることを目指すとしたら、どのような改善方法が考えられますか。
- A.