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【研究テーマを簡潔に】【18卒】興和の研究職の1次面接詳細 体験記No.3602(徳島大学大学院/男性)(2017/12/12公開)

2018卒の徳島大学大学院の先輩が興和研究職の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

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2018卒興和株式会社のレポート

公開日:2017年12月12日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 1次面接
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 徳島大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

1次面接 落選

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
通知方法
連絡なし
通知期間
連絡なし

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

この面接は主に研究内容についての質問が多かったので、自分の研究テーマをわかりやすく説明しようとしすぎて、話し過ぎてしまったことがあまり良くない評価につながったのかもしれません。

面接の雰囲気

会社のオフィス内での面接だったので、重苦しい雰囲気であったが面接官の方が気さくに話しかけてくださったのでしっかり受け答えできました。

1次面接で聞かれた質問と回答

就職活動中のあなた自身について、現在考えていることはありますか。

私は中学生の時に出会った教育実習生の方に勧められて、高校では化学に特化した学科に進学しました。高校で出会った化学の先生のおかげで化学というものが好きになり、素晴らしさを知りました。その中で特に薬学というものに興味を持ち、大学では薬学を専攻しました。そして、薬学を学ぶ中で新薬を開発する難しさや新薬を世の中に出すことができた際の社会への貢献度の大きさに大変衝撃を受けました。そこで私は「自らの手で新薬を創出し、世界の人々に貢献する」という夢を持つようになり、その夢を達成するために創薬研究者を志すようになりました。私は創薬研究者を目指し、学業や研究を進める中で、創薬研究者になるための資質を身に付ける努力をしてきました。研究室でのペプチド化学に関する研究では「有機合成の力」、「問題の発見及び解決能力」を身に付け、水泳部の主将での経験を通して、「コミュニケーション能力」、「チームをまとめる力」を身に付けてきました。このような力は創薬研究者になるにおいて必要な資質であると考えています。しかし、この力だけが全てではないと考えており、私の夢を実現するためには就職後の更なる成長が必要不可欠です。私は現在、就職活動をする中で自分自身の夢を実現できる場を探し求めています。すなわち、自分がさらなる成長を遂げることのできるような環境を有し、「新薬の創出」が可能な研究開発力を持つようなグローバルに活躍している会社ということです。私はこのような会社を説明会や選考を通して、探し続けている最中です。その中で、そのような会社に巡り合えるように全力を尽くしていきたいと考えています。

自分の研究テーマの概要とアイデアやこだわりを反映させた点や、特に努力した点を教えてください。

ワンポットタンパク質化学合成法の開発における最大の障壁は、一つのフラグメントと最終生成物の物性が悪く、固相合成によるペプチドフラグメントの合成と精製が困難であったことです。まずは手技の確認を念入りに行ったのですが、改善されず根本的に手法を変える必要がありました。そこで私はこの障壁を私の強みである「行動力」と「粘り強さ」を活かして乗り越えました。まず物性の点に関しては、自ら解決法を考えつつも指導教官や研究室の先輩方に助言を頂ました。また、学会に参加する機会も多かったため、ペプチド化学を専門としている先生や企業の方にも助言を頂き、最終的には水溶性を向上させることで問題を解決できました。また、精製の点に関しては、大量スケールのペプチドを数回に分けて精製するのではなく、数十回に分けて丁寧に精製を行うことで目的のペプチドを高純度で得ることに成功しました。また、大学院の研究に関して私は様々なテーマに取り組み、幅広い知識を得たいと考えているため、上記以外の研究にも取り組みました。一つ目として標的タンパク質の精製およびラベル化を可能とする光応答性トレーサブルリンカーの開発研究に取り組みました。トレーサブルリンカーとは、任意の条件下で切断され、その結果生じる官能基を足がかりとして再び機能性ユニットの導入が可能なリンカーであります。以前に開発されたトレーサブルリンカーは化学反応を利用しており、操作が煩雑であったため今回私は光照射という有機化学研究者以外の人でも取り組みやすい手法を用いるものを設計しました。この研究の中で私は有機化学の実験ではあまり触れることのない電気泳動などの生物系の実験に関するノウハウも習得することができました。以上のように、研究に取り組むからには様々な分野に取り組みたいというこだわりのもと、研究に努めることで幅広い知識や技術を習得することができたのではないかと思います。

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興和の 会社情報

基本データ
会社名 興和株式会社
フリガナ コウワ
設立日 1894年12月
資本金 38億4000万円
従業員数 7,865人
売上高 5739億3000万円
決算月 3月
代表者 三輪芳弘
本社所在地 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目6番29号
平均年齢 40.4歳
平均給与 749万6000円
電話番号 052-963-3022
URL https://www.kowa.co.jp/

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