【未来の駅を創る】【23卒】東海旅客鉄道（JR東海）の冬インターン体験記（理系/インターンシップ総合職）No.22805（非公開/非公開）（2022/4/19公開）

地元のインフラに興味を持っており、その中でも駅の計画段階から携われる鉄道会社に興味を持っていたため参加した。企業研究をしていて、具体的にどのような業務であるかは理解していたつもりだったので、多くの社員の方と話してみて会社の雰囲気や、実際の現場に行き働く環境なども見たいと思った。

抽選でインターンに参加できるとのことだったので、インターンに参加するためにやることは特別にはなかったが、インターンに参加できると決まってからは、社員の方への質問をたくさん用意しておいた。また、グループワークもあるとのことだったので、JR東海についてだけではなく、鉄道会社の現状などについても勉強していった。

抽選でインターンに参加できるかが決まると書いてあったが、行ってみると他社と比べても高学歴の人ばかりだったため、学歴でふるいにかけられた上で、抽選が行われているのではないかと思った。

建築、土木職の業務内容の講義、工事現場の見学、駅の計画・提案のグループワークとプレゼン、社員との座談会

講義やグループワークを室内で行い、そこを拠点として工事現場などの見学に出かけました。

鉄道業界における建築・土木職の立ち位置と業務内容、企業の規模の大きさ

将来の駅はどうあるべきか

1日目にやったこと

建築、土木合同で、現在建設中の駅についての講義を、実際に工事を担当している方から受けました。また、その駅に実際にでかけ、現場見学をして、規模の大きさを体感しました。その後、品川駅についての講義も実際の担当者から受け、どのように工事が進んでいるのかを見学しに行きました。最後に、学生６人程度に対して１人の社員が付き、座談会形式で質問する時間が設けられました。

2日目にやったこと

建築、土木に分かれてそれぞれ講義を受けました。初日よりも具体的な業務内容や若手のキャリアパスについての講義を受けました。実際に社員がどのような仕事に携わってきているのかをよく聞くことができました。その後は駅をよりよくするための提案についてグループワークを行い、プレゼンしました。その後は座談会形式で６人程度に対して１人の社員が付き、質問する時間が設けられました。

比較的若手の社員

なし

座談会では、かしこまった質問だけでなく、福利厚生面や働き方についてなど様々な質問に対してざっくばらんに答えてくださりました。より良い駅にするための提案についてのグループワーク後のプレゼンのフィードバックでは、「このような提案を実際の業務で行うことはめったにないけれど、日々の業務をしながらも、常により良い駅にするにはどうするべきかを考えていないといけない」という言葉が印象に残りました。

参加学生の意識の高さや積極性に初日に圧倒され、その後モチベーションを保つことがきつかったです。しかし、これを刺激をもらえるチャンスだと捉え、グループワークの時間以外にも積極的にコミュニケーションをとるようにしました。インターンシップのプログラムの内容としては、あまり大変だったことはありませんでした。

グループワークでは１人がリーダーとなって引っ張っていくというよりも、グループ全員がたくさん意見を出し合って、引っ張り合いながらグループワークを進めることができました。

実際の工事現場に入り、解説してもらいながら見学することによって、物理的な規模の大きさや、関係者の多さから行う業務が社会に与える影響の大きさなどを体感することができました。また、工事や計画する際に実際にどのような苦労があったのか、という講義を受けることができ、そのような苦労がある中で自分の強みはどのように活かせるかを考えることができ、その後のエントリーシートなどにつなげることができました。

現在JR東海が行っている施策について、特にIT技術など新技術の導入についてを調べておくことで、グループワークや社員の方への質問に活かすことができたのではないかと思います。また、グループワークについては、これまでにもっと数をこなして、慣れておく必要があったと思います。

業務内容だけでなく、業務を進める中で苦労したことや、どのように乗り越えたのかを、マインドだけでなく、どのような根拠をもって、どのようなことをしたのか、と具体的に教えていただけたため、想像できました。また、若手のうちのキャリアパスについても教えていただけたため、どのように仕事をしていくのか想像できました。

座談会時だけではなく工事見学の際にも積極的に質問している人を見たり、他の参加学生と話していても人間性が素晴らしいと思ったため、自分では内定はでないかもしれないと思いました。また、グループワークなどでどのように振る舞うかは、もっと数をこなして慣れていかなければならないと思いました。

広く大きく社会に貢献したいため、インフラ業界を志望していたが、規模感を実感することができ、想像以上に社会貢献度が高いと思ったため、志望度が上がりました。また、若いうちから比較的大きなプロジェクトを任されることがあることを知り、成長できる環境でもあると感じました。

インターンシップでの発言や行動などが評価されていると感じたことはなかったため、特に有利になるとはおもいませんでした。また、参加したことで特別な選考ルートを紹介されることもありませんでした。

様々な人の生活を支えることを仕事としたい、と考えていたため、社会貢献度の高いインフラ業界を志望していました。その中でも特に、駅の開発、計画に携わりたいと考えていたため、鉄道業界を志望していました。しかし、インターンシップ参加前にも、社員の方に話を聞く機会があり、そこで、転勤が頻繁にあることを伺っていたため、働きやすさの観点から、志望度はそこまで高くありませんでした。

転勤など働きやすさの観点からいえば、あまりよくない、ということはイメージ通りでした。今まで私は、働きやすさは企業選びする上で大切な１つの要素でしたが、実際の現場見学などを通して仕事の規模の大きさを体感し、社員の方との座談会を通して仕事のやりがいを伺うことで、ここまで大きな仕事ができるなら、転勤が多くてもこの企業で働きたいと考えるようになりました。