【理系×運輸×グループワーク】【23卒】東海旅客鉄道（JR東海）の冬インターン体験記（理系/ＪＲ東海WinterInternship(運輸系統)）No.29687（非公開/非公開）（2022/7/26公開）

この会社の別の系統のインターンシップを通じて年収や福利厚生，勤務地，働いている方の人柄，事業内容などの魅力を知った．複数日程のインターンに行けば多少選考で有利に働くと思っていたところ冬に4daysのインターンをすることを知り申し込むことにした．

面接に関してはチームワーク系のエピソードがよく聞かれるという噂があったため，学チカはそこを中心に固めていった．志望動機もJR東海でなければいけない理由を作り込んだ．

チームワーク系のエピソードの受けが良い．逆にそれ以外のエピソードは話してもあまり聞いてもらえなかった．

前半はオンラインで企業概要業務内容に関わる講義，後半は新規事業立案に関するグループワーク

前半2日間でひたすら講義を受けて，後半2日間は名古屋に来てグループワークをする

運輸系統で理系の人間が必要とされているが，それは機械系統や施設系統の人とよく接点があり，そこで理系の知識が必要とされるからだという理由を聞いて業務内容のイメージが少しクリアにできた

東海旅客鉄道の事業・業務内容の講義/グループワーク「リニア後の名古屋駅の姿とその時JR東海が取り組むべき施策の提案」

前半にやったこと

前半の2日間で「事前課題発表（自己紹介）」「安全教育」「輸送計画」「運用計画」「中央新幹線計画」「設備計画」「新幹線チケットレスサービス」「先輩座談会」「海外展開」「オンライン懇親会」「フィードバック面談」という名前で講義がされる．これで運輸系統の社員がどんな仕事をしているのかが全てわかる．懇親会では後々リクルーターとなる社員とお話しすることになる．

後半にやったこと

「現場見学」「グループワーク」の二つを行った．現場見学はオンラインだった．グループワークは運輸系統のこれからを考えるテーマだった．上層部に発表を行い，学生同士と社員によって投票を行なって優勝者を決める．最後に4日間で学んだことを一人1分で全体の前で発表する．

主任級のお偉いさん

メモ帳やボールペンなどの粗品

グループワークは基本的に学生間で行うが，時折社員の方がいらっしゃって相談に乗ってもらえる．また前半のオンラインでのグループワークに関してはフィードバックを後のリクルーターからもらうことができる．

グループワークではみんな積極的に取り組むが故に夜遅くまでやることもあったが，正直自分は泊まらせてもらっていたホテルでゆっくり休みたかったので辛かった．またオンラインの二日間の講義は一方的に話を聞くだけなので退屈で眠かったし，他のみんなも眠そうな顔だったような気がする．

対面でのグループワークの学生とはそこそこ仲良くなり，皆コミュニケーション能力と優れた地頭を持つ優秀な学生だと感じた．

運輸系統は駅員の指導とダイヤ作成だけが主な仕事だと思っていたが，輸送計画では10年20年先の会社の運用や設備の建設計画など経営にかかわる判断をできる仕事もあり，思ったよりも実社会の需要を俯瞰して先を見通す面白い仕事もあるのだと感じ志望度が高まったのは参加して良かった点だと思っている．

インターンシップに参加する目的（業務を学ぶ，社風を知るなど）をもう少しクリアにしておけぼもっと主体的に講義にもワークにも取り組めたと感じる．

最初の数年は現場での駅員・車掌研修などがあることを聞いていてそこが自分の中でネックになっていたが，そこでの経験がその後の業務でどのように生きているかの話や現場での生活環境の話などを聞いてそこまで無意味でつまらないものでもなさそうだと感じ，働いてみたいと思った．

運輸で受ける学生は鉄道に興味があるというよりは人が面白く福利厚生と勤務地が良いという理由で受けている総合商社併願の優秀層が多め．皆コミュニケーション能力に長けていて地頭もよく，従って面接で戦う相手はそういう人たちであり少し自分では能力不足かもしれないと思った．

インターンシップに来ていた社員や学生が面白い人ばかりで，仕事を通じて出会える仲間がこのような人たちだったら毎日楽しそうだなと感じたため．業務内容は割と前例踏襲を基本としているためリニアと海外事業以外は真新しさがなく閉鎖的な印象を持ったが，それを上回る人の良さと福利厚生があると感じた．

有利というか内定者のほとんどはインターン参加者かと思われる．この会社は採用人数が少なく，インターン参加者から選考を行なっていくため一般で受けて受かる可能性は非常に低いと思う．

東海旅客鉄道をはじめとして東京ガスや日本郵船などの日系大手インフラを志望していた．業績が安定しており，かつ3大都市圏で働くことができ知名度も福利厚生も優れているという理由でこれらの企業を受けていた．また説明会等も通じてお話の面白い魅力的な社員さんがこれらの会社には多く働いていて楽しそうだと思っていた．

インターンシップを通じて特に変化したということはない．強いていうなら出会った学生が総合商社志望の人が多く，これまでなんとなく倦厭していた業界ではあったのだが受けてみたいという気持ちが強くなった．確かに知名度や勤務地，年収を軸にしていたので総合商社はピッタリあっていて魅力的な会社だと感じるようになった．