20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 関西大学大学院 | 男性
-
Q.
研究課題(もしくは卒論、ゼミ、重点科目)についてご説明ください。
-
A.
電気二重層キャパシタを対象とした、キトサンゲル電解質」の開発を行っています。電気二重層キャパシタ(EDLC)は電解液中のイオンが電極に吸着脱離することで充放電を行う蓄電デバイスであり、高速充放電が可能などの特徴があります。EDLCには可燃性の有機溶媒を用いた電解液が一般に使用されており、それによる漏液・発火の懸念があります。そこで、安全性向上のために難燃性を有するイオン液体(IL)を高分子に保持させたゲル電解質の利用が効果的ですが、一般的に合成高分子を用いたゲル電解質はIL単体を電解液とした時に比べて高速充放電特性が低下してしまいます。一方、天然高分子であるキトサンを用いたゲル電解質はIL単体に匹敵する特性を示すことが分かっています。しかし、このゲル電解質は作製方法の関係で液漏れが抑制できないという問題がありました。そこで本研究では、安全且つ高性能な新規ゲル電解質の開発を試みました。 続きを読む
-
Q.
あなたの「弱み」「強み」は何ですか?
-
A.
「やってみないと分からない」の精神で挑戦していくバイタリティと、困難に直面した際に努力を重ねる粘り強さが私の強みです。学童保育ボランティア、学園祭実行委員会、共同研究等、多種多様な課題解決に挑戦してきました。弱みは、「責任感旺盛と飽き性」です。1つの事に全力で注力する事。他人に任せられない点が課題だと感じています。そのため、3行日記の継続。共同研究で自分の考えを共有する。ことで改善を図っています。 続きを読む
-
Q.
あなたが学生時代に最も力を入れたこと、またそこから得られたものは何ですか?
-
A.
「共同研究留学生との信頼関係構築」に注力しました。その経験から「信頼関係構築には、まず相手の人間性を理解すること」「コミュニケーションは言語だけではなく、伝えようとする想いも重要」だと学びました。当初、文化や言語の違いに苦戦し、試料調製や作製工程等、研究の中で多くの摩擦が生じました。この問題点のきっかけを考えていくと、「お互いの思いや考えの理解に差がある」ことが共通点だと分かり、改善の為に1.言葉を英語や体で伝えきる。2.毎日、お互いの意見や考えを30分共有する事を約2年間継続していきました。結果として、摩擦が生じず、お互いの価値観から多方面の視点で研究を行える、深い信頼関係を構築できました。 続きを読む
-
Q.
当社を希望された理由をお聞かせください。
-
A.
私の夢「地球環境を守りながら、素材の可能性で世界中の人々に感動や驚きを創る」は、貴社「SDGsに取り組み、吸水性樹脂をはじめとした独自の技術で世界に唯一無二の価値を届けられる環境」で実現できると考え、志望しました。素材で課題解決することで感動や驚きを提供した共同研究とアパレル販売員の経験から、貴社でも世界中の多種多様な課題を「驚きや感動」で好影響を与えられるモノづくりに挑戦したいと考えています。 続きを読む
-
Q.
あなたが企業を選ぶとき重視することは何ですか?
-
A.
1環境に配慮したモノづくり2.Only 1もしくはNo.1の技術力3.海外に挑戦することができるか。4.「人-人」の繋がりを大切にする社風です。私はアパレル経験や共同研究から、社内やお客様と信頼関係構築することで、課題解決に貢献したいと考えています。また、環境保全していく重要性と日本の技術力は世界を繋げる可能性を体感し、環境に配慮しながら、世界中に日本の技術力を届けられる環境を志望しています。 続きを読む
-
Q.
その他、何か伝えることがあれば記入ください。
-
A.
私は、説明会で体感した「用途に合わせた機能を持つ」吸水性樹脂に驚きを感じたことが志望しようと思った一番のきっかけです。貴社では、次世代の後継者となれるような製品づくりに挑戦したいと考えています。 続きを読む