16卒 本選考ES
技術職
16卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
卒業論文・修士論文テーマ (手書き)
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A.
人工光合成は、太陽光を利用して二酸化炭素の還元によりメタノールなどの有用な化合物を作ることを目指した研究であり、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を資源として利用することができる技術として着目されています。私がこの研究に興味を持ったきっかけは、「人工光合成」という言葉に惹かれたことと、太陽光と二酸化炭素からガソリンなどの燃料を生成できる可能性もあるという将来性に惹かれたためです。非常に有用ですが、実現の可能性も考えると非常にリスクが高いという研究であり、非常にチャレンジングであるという点にもやりがいを感じました。 その中でも私は、太陽光の有効利用という観点から研究を行なってきました。 現在、人工光合成に用いることが期待される材料である酸化チタンは、太陽光 に数パーセントしか含まれない高いエネルギーの紫外光しか反応に利用するこ とができません。私はこれに対し、太陽光の約50%を占めるエネルギーの低い 可視光域に光吸収を持つAuナノ粒子を用いて酸化チタンを改質することで、通 常の酸化チタンでは利用し得ない可視光域の光を用いて化学反応を促進させる ことに成功しています。 続きを読む
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Q.
関西電力であなたが実現したい事、そう考えるに至った理由についてのべてください(手書き)
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A.
私は貴社において、エネルギーの安定供給という観点から、人々の生活や産業を力強く支えて行く仕事がしたいと考えています。そういった思いを抱くきっかけになったのはた出来事は、部活動中に起こった停電です。私は部活動においてOBの方との交流会の当日、停電のため準備ができなくなるという経験をしたことがあります。食事の準備や部活動紹介のプロジェクタなどが使用できなくなり、予定していたイベントの一部が実施できなくなる事態に陥りました。停電はすぐさま復旧し、イベント自体は無事に終えることができましたが、私はこの経験から、電力の安定供給の大切さを身を持って知りました。普段何気なく使っている電力は、電力会社に勤める社員の努力のおかげで安定的に供給されているのだと実感しました。この出来事がきっかけで、人々の暮らしや産業の根本を力強く支えて行ける仕事がしたいと考えています。 続きを読む
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Q.
学生時代にあなたがチャレンジ、行動したことについて具体的に述べてください(手書き)
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A.
私はボート部における部員の練習環境向上に取り組みました。我々の部の活動費はOBの方からの寄付で成り立っています。私たちはより多くの大会に出場し選手に試合経験をつんでもらうため、参加費用を集める必要がありました。私はこの課題に対し、四年次には主務として、OBと現役部員とのつながりを積極的に作っていくという方針を打ちたてました。形骸化していたOBと部員懇親間を活性化させたほか、総勢700名のOBに対し大会時には部員全員で電話連絡を行なうなど現役部員からのアプローチを増やしました。その結果、現役部員の活動に興味を持ってくださるOBの方が増え、寄付金の総額は前年度の年間280万円から年間350万円となり、70万円の増額を達成しました。私はこの経験から、人と人とのつながりを積極的に作っていくことの重要性を学びました。 続きを読む