【食品業界の新たな挑戦】【20卒】日本ハムの夏インターン体験記（文系/サマーインターンシップ）No.7730（同志社大学/男性）（2019/10/2公開）

食品業界に興味を持ち、その最大手ともいえる日本ハムグループに興味を持ったのがきっかけ。食品業界のみならず他の業界のインターンシップも参加していたので、食品業界ならではの働き甲斐を肌で感じたいと思い参加を決意した。

事前の選考としてSPIがあったので、SPIの対策本を読んで対策を実施。またESには日本ハム食品について聞かれることがあったのでスーパーに足を運んで、簡単な商品研究を行った。

企業が掲げる理念に沿った経営とはどういったものか、また企業理念を守るためにはどうすればいいか

前半にやったこと

食品業界全体の流れや日本ハムの業界での立ち位置を座学形式で勉強するなど、業界研究・会社研究が半分程度。
残りの半分は大阪本社の社内見学や社員の方へのインタビューなど実際に行動をおこすタイプの物だった。

後半にやったこと

各グループ6人程度の班に分かれ、プレゼンの為の準備を二日間かけて行った。各班がそれぞれ新商品を打ち出し、それをプレゼンするという内容だった。プレゼンの後には社員の方が商品に対して深堀りを行い、最後には優秀だった商品が社員の方から発表された。

営業部長のような部長クラス。

なし

プレゼンを行う前に情報集めとして、社員の方へ聞き取りを行うことがあった。
その際には実際の商談をイメージプレイして聞き取りを行うのだが、社員の方々はどのような点を意識して商談の時話を組み立てているか教えてもらうことができた。
具体的には　アイスブレイクを意識したらいいよ　とアドバイスをもらった

5日間のインターンシップは毎日朝早くから夕方遅くまで緊張しっぱなしで、気が休まる暇がなかった。またインターン中はゆったりとした空気の中で実施される企業もあるが、日本ハムはそのような空気でなく他の学生もいいところをアピールしようと躍起になっている印象を受けたので、こっちまで気が休まることはなかった。会社の方からもう少し緊張をほぐす工夫が欲しかった。

優秀な学生が多く集まっており、なおかつ食品業界志望の人も多かったため、実際の就職活動にはどのような人たちとライバルとしてぶつかるのか意識ができた。そのため周りの学生のプレゼン技術や、グループの中で上手に立ち回る技術などを盗むことができたと思う。

他の会社についても研究を行うべきだったと思う。実際に日本ハムがどのような点で優れているのか、どこに弱みがあるのか知ってから参加すればより有意義になったと思う。

この日本ハム本社は、他の子会社などに指示を出したりするマネジメントを中心に行う会社のような物だとインターンに参加していくうちに何となく気付いた。しかし実際にどのような業務を行っているかは、先輩社員からの話を聞いても具体的にはイメージがわかなかった。

会社が求めている人材とは違う様な気がしたから。インターンシップ中に社員から評価が高くされているのはいわば体育会系の人材が多く、そうでない自分はあまり評価されていないような気がした。
そのため本選考を受けても、内定はもらえないだろうという予感があった。

日本ハム本社での業務に魅力を感じなかった。
まず大会社に特有の業務領域が非常に煩雑で、決められた領域の仕事しかできないであろうこと。
そしてもしこの会社に入ると子会社のマネジメントと商社のような取引をおそらく定年までずっと変わらずにやり続けるのだろうと思うとげんなりとした。

後々のインターンシップの優先参加権が得られる上、私は連絡をもらえなかったものの、インターンシップに参加した私の友人は後に連絡をもらい本選考で有利になる手続きをされたと聞いている。

インターンシップに参加する前から食品業界、とりわけメーカーに興味を持って居た。
しかし先輩からは様々な業界のインターンシップに参加するようアドバイスを受けていたので、小売りや不動産などのインターンシップも見ていた。
しかしそのインターン参加では特に行きたい企業というものを持って居なかったため、各業界の大手に絞ってインターンの参加を試みた。

やはり業界別に求めている人材というのがインターンを通し、透けて見えるような気がした。後に他の食品会社のインターンも参加したのだが、やはりその会社も体育会系を強く求めていたと思う。そのため食品業界が少しづつ私の希望業界から離れて、他の業界を見るきっかけになったと思う。このインターンの後には専門商社や機械メーカー、IT系などを見るようになった。