【熱意と論理、高速道路の挑戦】【23卒】阪神高速道路の夏インターン体験記（理系/技術系総合職）No.17995（筑波大学大学院/男性）（2021/9/27公開）

高速道路の中でも都市内高速道路会社ということで一度見ておきたかった企業である。また、同じ都市高速でも首都高速道路が日本には存在するが、非常にアットホームあるということをはじめに評判の良かったこの会社に参加を決定した。

工夫したこととしては、選考がESのみということで文章の簡潔さには十分に気を付けた。
また、阪神高速道路のESは手書きで書いたものをスキャンしてマイページ上で提出するというものだったため、きれいな字でレイアウトに注意して執筆した。

選考において重要視されたポイントはエピソードをもとに論理が構成されているのか、という点とやはり熱意であると感じられた。

リニューアル工事に関する新規事業立案型グループワーク

1日目（13:00-17:00）は、高速道路業界の説明、都市高速の動向、企業の概要の講義（＋質疑応答）であった。
2日目（13:00-17:00）は、グループワークのお題発表、グループワーク実施（1時間程度）、グループワークの解説、終了ガイダンスであった。

都市高速の魅力と業務の難しさ。併せて、それに対する社員様の熱意。

リニューアル工事を進めるにあたり、企業理念の具現化に向けて、どのような取り組みをすればよいか提案書をまとめよ。

1日目にやったこと

1日目（13:00-17:00）は、高速道路業界の説明、都市高速の動向、企業の概要の講義（＋質疑応答）であった。
講義中にもTeamsのチャット機能にて質問を受け付けていた。

2日目にやったこと

2日目（13:00-17:00）は、グループワークのお題発表、グループワーク実施（1時間程度）、グループワークの解説、終了ガイダンスであった。
グループワークは、Google slideを利用して班員全員でPPT1枚モノを作成した。
発表は、6(分/班)程度で、2分程度で学生からの質疑応答を実施した。最終的にまとめてフィードバックと解説を頂いた。

土木系社員

なし

インターンシップ中の最も印象的だったのは、グループワークを終了し、その解説をされている際の「グループワークに正解はなく、意見を出し合うことが大切である」というお言葉をいただいた時である。

非常に大変だったのはグループワークである。やはり1時間という短い時間で議論し、提案書を取りまとめるまで完了させることはより的確な時間管理の力と、議論進行の手腕が試されていると感じられた。幸い、班員から意見が途切れることはなく、提案内容には困らなかったが、議論を最終的に収束させることが困難であった。

グループワークにて関わりがあった。オンラインにつき、その他の学生とはそこまで交流はなかった。

参加したからこそ、都市高速の魅力は非常に学べた。社員様から具体的に「ここが魅力的」といったことを教えて頂き良かった。また、ネット上の情報では得ることが出来ない、業務のしんどかった箇所を本音で教えていただいたことは、働くイメージをより鮮明なものとするうえで良かったと感じている。

事前に道路の更新事業について、予習しておけばよりスムーズに理解が進んだのかもしれない。また、大阪に住んでいない人は、地名等をよく見ておく必要もあると感じられた。

非常にアットホームな雰囲気で、働いていらっしゃる社員様も笑顔が絶えず、良い職場環境であるということがひしひしと伝わってきたため。願望でもあるが、こうした環境に身を置き、自分を研鑽していきたいと感じたため。また、自分の研究内容とも関連する研究を業務でしている社員様ともお話することが出来たため。

内定が出るか出ないかは不明である。情報を得ることが出来たのは、内定に繋がるとは思われるが、確約されるものではないと感じた。しかし、現場見学に行けることとなったのは、非常に有利であると考えられる。やはり現地で対面でお話することで顔を覚えてもらえたりといろいろ出来ると思われる。

インフラ業界は、やはり「お堅い」であったり、「お役所仕事」であったりのイメージがあった。こうしたイメージは都市高速業界でも例外ではなかった。
しかしながら、そのイメージは完全に払しょくされた。お堅い人は全くおらず、非常に柔軟な人が多かった。

社員様との会話の中で、本選考対策の情報であったり、コツ等を知ることが出来たためである。こうした情報は参加することでしか得ることが出来ないと考えられるため、気になっている程度の感覚であったが、参加して良かったと感じている。

インターンシップに参加前の志望企業・業界を以下に記す。
鉄道・道路・建設コンサルタントの3つである。根底にあるのは、「多くの人々を移動の面から支えたい」ということである。とりわけ、計画から交通の面から業務に関われる企業を探していた。具体的には、JR系列の会社に参加した。しかし、インターンシップがグループディスカッション中心であった為、会社そのもの情報は少なく、良し悪しを判断するには至らなかった。

インフラ業界ということもあり、堅実な社員が多く、いわゆるお堅い雰囲気であると考えていたが、社員様と会話するうちにイメージは大幅に変わった。時には、冗談も交えて、ユーモアのある社員様が多かった。一方で業務に対する「熱意」は非常に強いものを感じられた。業務に関して熱く語るその様子からは、業務に対する愛着さえも感じられた。
こうした職場で働き、自己研鑽したいと自身は思えた。こうした意識の変化は非常に良い収穫であると考えられる。