【未来への高速道路】【22卒】阪神高速道路の夏インターン体験記（理系/総合職）No.14470（京都大学大学院/女性）（2021/5/12公開）

橋梁に関わる仕事に興味があり、建設業界やインフラ業界を志望していた。インフラ業界の中では高速道路会社か鉄道会社かで迷っており、会社や業界理解のためにこの会社にインターンシップに参加してみようと考えた。

公式ホームページの採用ページをよく読んだ。阪神高速道路が強みとしているのは何かを知り、その強みである技術力について学びたいということをESに書いた。

面接選考がなくESのみで参加できたので、インターンシップで経験したいこと、学びたいことを文字で具体的に表現することが大事なのではないかと思う。
また、ESは手書きのため、丁寧に書くことが大事だと思う。

共通課題の「高速道路会社は今後どのようになっていくべきか」について考えながら、施設や現場の見学をしたり、グループ会社の方から説明を伺ったりした。

初めに全体で集合して自己紹介や共通課題の説明を受け、２～５日目は施設や現場の見学をしたり、グループ会社の方から説明を伺ったりした。最終日の午後に課題についての報告会をグループごとに行った。

阪神高速道路の強みや社員の方々の雰囲気

「高速道路会社は今後どのようになっていくべきか」

前半にやったこと

初日に全体で集合して自己紹介や共通課題の説明を受けた。
２日目は管制室、設備管理室、新しく出来たパーキングエリア、阪神淡路大震災の際に被災した道路の一部などが展示されている施設である震災資料保管庫などの見学を行った。

後半にやったこと

3日目はグループ会社である阪神高速技術や阪神高速技研の社員の方から説明を受けたり、実際に使われている点検技術を体験するなどした。
4日目午前は現在建設中のジャンクションの見学に行き、午後は報告会資料の作成の時間だった。
最終日は最近開通したばかりの新しい道路の見学をした後、報告会を行った。

課長代理

なし

個人にメンターがつくことはなかったが、阪神高速道路が保有する施設や建設現場、既に完成した道路やパーキングエリアなどの見学の時間が多く、10人程の学生に対して常に周りに2名ほどの社員の方がいたので、質問などをしやすい雰囲気だった。

様々な施設や現場などの見学をできたため多くの知識を得ることができ、とてもためになったが、最終日の報告会のための資料作成の時間が4日目の午後しかなかったため、時間の制約が厳しいと感じた。
現場見学の際に作業服などを着る必要があるが、蒸し暑い日だったのでそれも大変だった。

初めは30人程で集まったが、それ以降は10人ずつ程のグループに分かれて見学などにうつった。同じグループ内では交流が多かったが、それ以外の学生と交流する機会はほとんど無かった。

5日間という短い期間であったが、現在行っている事業や最近終了した事業など、様々な事業について説明を受け、知ることができた。
見学した施設や現場についても、普段なら入ることができない場所なので、見学していて楽しかったし、説明を受けてとても勉強になった。

5日間の間に2回ほど数人のグループに分かれてグループディスカッションをする機会があったので、グループディスカッションの練習をしておいたらいいかもしれない。

現在阪神高速道路が行っている事業について色々と知ることができ、その中で興味の持てる事業があり、その事業に関する仕事をしたいと感じたため。また、社員の方々は皆さん優しく、いわゆる関西のノリがありお話も面白かったため、この人たちと一緒に働きたいと感じることができた。

参加している学生には京大、阪大、神大など優秀な人が一定数いて、本選考の採用者数も多くはないのでインターンシップに参加できたからといって本選考に受かりやすいといったことはないのではないかと感じた。実際、早期選考などの本選考での優遇は無さそうだった。

説明を受けた現在阪神高速道路が行っている事業の中で興味の持てる事業があり、その事業に関する仕事をしたいと思ったため。また、インターンシップで出会えた社員の方々は皆さん優しく、関西ならではの面白い雰囲気もあり、この人たちと一緒に働きたいと感じたため。

早期選考などの本選考での優遇は無さそうだったが、業界・会社に対する理解はインターンシップ参加前と比べてかなり深まったため、本選考のESや面接で多少有利に働くのではないかと感じた。

自分の専攻的に元々は建設業界やインフラ業界を志望していた。その中で発注者、メーカー、コンサルタントそれぞれの立場の会社で迷っており、発注者の中では高速道路会社か鉄道会社で迷っていた。そのため、インターンシップに参加して各会社の具体的な業務内容や行っている事業について詳しく知り、本選考で受ける企業を決めようと考えていた。

社員の方々の雰囲気に関しては、元々公団だったこともありお堅いイメージを持っていたが、全くそんなことはなく、関西出身の方が多いためかインターンシップ中は終始和やかな雰囲気で良い意味でギャップを感じた。また、インターンシップを通じて、鉄道会社よりも高速道路会社の方が土木技術者がメインで働くことができることを知ることができ、高速道路会社への志望度が非常に上がった。