【目を潤す未来へ】【16卒】参天製薬の本選考体験記 No.707（大阪大学/）（2017/6/13公開）

ある喫茶店の売り上げを上げるにはどうすればいいか

発言回数が多い人が、評価されたのではないかと思う。グループディカッションはいくつかのグループが共同で同じ部屋で行っており、面接官がその間を徘徊して評価が行われていたように思う。そのため、自分の意見やアイデアをどんどん発していた学生が評価され、次のステップに進んでいたと思われる。グループディスカッション終了後には、各チームの代表が社員の方に結果をプレゼンテーションしており、そこでの質疑応答も評価の対象になっていたと思う。

面接中には、インターンの感想や他社のインターンと比較した時によかったと思った点や悪かったと思った点も聞かれたため、自分がこの企業に対してどのような印象を持っており、どの程度の志望度なのかを見られていると思った。そのため、自分がこの企業で働きたいという、強い思いを伝えて志望度の高さをアピールするとよいと思う。

面接官の方はインターンシップにも参加していた社員のかたで私はすでにその方との面識があった。そのため、面接中もインターンシップのことなどを振り返りながら穏やかな雰囲気で進んだため、圧迫であるとは感じなかった。

あなたが参天で成し遂げたいキャリアについて教えてください

私は、経営企画部を目指してキャリアを歩みたいと考えています。経営企画部ではどの製品をどの国で売るのか決めるため、それを最適化するには、製品の持つ価値がどのようにつくられ、お客さんがどのようなニーズを持っているか知らないといけないと考えます。そのため、初めは、ＭＲや製造部やＲＤの各部署を経験することで、製品化を行うための技術や、地域ごとのお客さんのニーズの拾い方を身につけたいです。それと同時に、それぞれの立場での働き方を理解することで、経営計画を立てるときに、各部署の目線に立って最適な計画を導くことができると思っています。

なぜ製薬業界でも弊社を志望しますか

様々な職種を経験することで幅広い知識を身につけられるからです。私は将来経営企画部に携わりたいという思いがあり、そのためには、各部署でできることや、役割を学ぶことで、広い視野をつける必要があると考えており、そのような働き方ができる御社を志望しています。また、御社は国内トップシェアを有しておられ、積極的に海外展開にも挑戦しておられます。そのため、私はそのような新しい領域に挑戦する御社で海外のプレゼンス向上に貢献したいと思っています。

私は、機械系だったため、薬学系や生物系が多く志望をする製薬会社で本当に働きたいと思っているのかということを見られていると思った。そのため、なぜ機械系なのに志望するのかや、ほかの薬学系の学生にキャッチアップするための覚悟はあるのかなどといった類の質問が多かった。それらの問いに対して論理的に説得力を持って答えられたことが評価されたのではないかと考える。

圧迫面接とは感じなかったが、入社して年次の高い部長クラスの方が３人狭い部屋で待機しておられたので、少々圧迫感はあった。しかし、一方的に質問をされ続けたり、自分の回答を否定され続けるわけでもなかったため、圧迫面接ではなかった。

入社したらあなた他のどのような強みを生かして会社に貢献しますか

私は大学では機械系を専攻しておりました。そのため、機械系の知識は製造部で設備の不具合が起きた時やメンテナンスをするときに、外部メーカーとやり取りするときに役に立つと考えています。また、新薬の開発の際には、大学の研究で身につけた、周りの人と協力して進めるやり方を生かせると考えます。私は将来経営企画部で仕事をすることを志望しており、経営企画部では多くの部署と関わるため、サークル活動で身につけた、相手の立場になって考えて伝えることが仕事をするうえで生きると思います。

ＭＲで大切なことを３つ教えてください

私がＭＲで大切だと思うことは、論理性があるということです。なぜならＭＲとして薬について医者に説明するときには、医者が納得して買いたいと思うような説得を行う必要があるからです。また、医者と同等の薬学に関する高い知識も必須だと考えます。なぜならそのような高い知識を身につけることによって、医者とはじめて同じ土俵に立って会話ができると考えるからです。また、ＭＲは自分だけではないので、同業他社のＭＲがいることを意識して、医者から言われたことだけをするのではなく、潜在ニーズを満たすことで信頼関係を築くことも重要だと考えます。