【縁の下の力持ちを支える】【20卒】アイホンの一般職の本選考体験記 No.7779（金城学院大学/女性）（2019/7/24公開）

国語、数学、英語、一般常識と幅広い分野の内容を問われることがわかっていたため、SPIの対策の本を何周かして対策した。

適性テスト、一般常識あわせて約1時間近くで行われた。

1人1人にパズルのピースが与えられ、全員で一つの絵を完成させる。

他人の意見を聞きながらも、人数が多い中で、自分の意見を主張することが出来ているかを見られていたと思う。

自分の言葉で思った事を素直に話したことが評価されたと思います。自己PRや学生時代頑張ったことなど、話したことに対しての質問に、どう対応できるかが大切だと思う。

面接官は、とても温厚な方で口調も物腰もとても柔らかかった。また、話した内容の全てにフィードバックをしてくれた。

学生時代頑張ったことを教えてください。

私が学生時代に最も注力したことは間違いなく「学業」です。特に、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得することに力を入れて取り組んできました。合格率3割前後の2級取得を目標に、自分にあった、日々コツコツ取り組む学習スタイルを確立させ、計画的に学習を進めてきました。与えられた課題をこなすのではなく、日々の積み重ねを大切にする学習へと意識を変え、3つのアルバイトを両立するために、通学や隙間時間を有効的に使う癖をつけていきました。そして掴み取ったファイナンシャル・プランナー2級。
私が学業を通して得た働く姿勢は「目標を立て実行する力」「中途半端で終わらない継続力」「優先順位を立てる計画性」です。社会人としての学ぶ意欲を高く持ち、私は目標に向かって行動し続けます。

あなたの自己PRをお願いします。

大学時代には、様々な価値観に触れたいと考え、学習塾・ドラッグストア・企業受付の3つのアルバイトを掛け持ちで行っていました。様々な価値観に触れることで、視野を広く持ち行動できるようになりました。
どんな問いにも答えるために逆算してスケジュールを組み、勉強を重ねた塾では「先のことを考え、行動する力」、後輩指導も任されたドラッグストアでは、相手の表情にまで気を配る「相手の立場に立って考える姿勢」、企業の顔としての責任を果たすためにビジネスマナーを徹底的に叩き込んだ企業受付では、想定外のことにも対応する「柔軟性」を身につけました。
アルバイトであっても、学ぶ意欲を持ちチャレンジすることで、先々のことを考えるための「広い視野」「自ら考えて行動する力」を得られました。

質問された内容に対して、実際にあったエピソードも一緒に話したことが評価されたと思う。暗記した定型文を話すよりは、自分の言葉で話した方が良いと思う。

1次面接と同様、面接が始まる前に、社員の方がお話を聞いてくださる機会があり、緊張がほぐれた。面接の雰囲気もとても良かった。

あなたの長所と短所を教えてください。

長所は、努力を惜しまない点です。塾講師のアルバイトでは、1年目は、マニュアル通りの行動しかすることが出来ず、生徒からの指名を頂くことが出来ませんでした。生徒とのコミュニケーションが足りないと考え、指導方法を見直し、生徒が質問しやすい授業環境を心がけました。その結果、3年目には、スーパーランク講師に認定して頂くことが出来ました。
短所は、慎重な性格であるがゆえに、時間がかかってしまうことです。ゼミでの合同研究課題に取り組む際、より良いものにようとした結果、時間が他者より2倍近くかかってしまいました。そこで、各人の進行状況を共有することを提案し、遅れを取らないように心がけました。現在は、常に周りの状況を把握し、行動することを意識しています。

周りの人からどのような人と言われることが多いですか。またそれを踏まえてあなたはどう思うか。

私は、用意周到な人と言われることが多いです。このように言われる理由は、学業面においてもプライベートにおいても、事前に下調べをし、もしもの事を考えることを怠らないからだと、私自身は考えています。たとえば友人と旅行に行く時には以下の準備は欠かしません。例えば、旅行に行く際は、３ヶ月前から日程の調整をし、交通機関を予約します。また、事前に行きたいところを聞き、場所を確認し、行動プランを考えます。その結果、大学３年次の夏に行った沖縄では、当初の予定日では台風が直撃する予報が出たため、1週間前には飛行機が運休になることを予測し、便を１日早くすることを提案しました。柔軟に対応し、実行したことにより、天候に左右されず旅行を楽しむことが出来ました。社会人になっても、どんな時でも常に先のことを考えて行動し、臨機応変に対応することで貴社に利益をもたらす存在となります。　　　　　

最終面接であったため、どうしてアイホンで働きたいのかということに対する、熱意を話すことが大事だと思う。

面接の前に、1次面接で面接をしてくださった方がお話を聞いてくださる機会があったため、緊張がほぐれた。また、最終面接という感じがしないくらい和やかな雰囲気だった。

最近の気になるニュースを教えてください。

イチロー選手の引退表明が気になります。私は元々、野球に関する知識が浅いのですが、先日のイチロー選手が引退を表明された会見で、記者の「野球人生で楽しかった瞬間は？」という問いに対して「ない」と答えられていた姿が、印象に残ったからです。
私は、イチロー選手が数々の記録や栄光を手に入れられているのは、才能だと思っていました。しかし才能だけでなく、イチロー選手は、成果を出すために必要なことを明確にし、それに向かって努力する人だということを知りました。やみくもに練習するのではなく、その日その日で課題を設定し、それを解決するために練習に取り組みます。自分が必要だと認識したことに対して時間を投資するため、そこには無駄がありません。その結果が、日米通算4300本以上のヒットに結びついているのだと思います。私もイチロー選手のように、必要なことは何か見極め、そこに集中して成果を出せるような人間になりたいと思いました。

就職活動を行う中で、あなたが重視することは何ですか。

私の就職活動の企業を選択する際の軸は、２つあります。1つ目は、地元で頑張っている企業です。生まれ育った地に貢献したいという気持ちが強いので、東海地方に本社がある企業で働きたいです。2つ目は、社会の「縁の下の力持ち」として支えている企業です。働くことを通して、人の役にたてるような仕事をしたいと考えています。特に、人が生きていく上で欠かすことの出来ない、”ものづくり”を行っている「製造業」に興味を持っています。製造業こそ、この地域を支える産業だと考えます。また、学科の学びを通して、経済の知識を培ったことにより「金融業界」にも興味を持ち、就職活動を行っております。「縁の下の力持ち」として働くことで、広く社会に役立ちたいと考えています。