【22卒】ＤＭＧ森精機の夏インターン体験記（理系/開発設計）No.11626（東京大学大学院/男性）（2020/11/16公開）

某就活サイトでDMG森精機からスカウトを受け、大学の実習で用いたことのある工作機械に再び興味を持ったことが始まり。自動車や重機など製造業に興味があったが、夏のインターンなので分野を広げるために参加を志望した。また、某就活系Youtuberが工作機械を薦めていたので将来性があるように感じていた。

特に対策はしていないが、面接で聞かれるであろう、自己PRや研究内容、志望理由は事前に考えておいたことぐらいである。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

面接官の問に対して学生三人で順に答えていったが、他の二人は覚えたセリフを喋っている感じで言葉に感情がなかった。言葉に感情を込めて話すことが面接官に理解してもらうことに繋がるため大事だと思う。

研究内容を教えてください。

カーボンナノチューブの熱伝導率の計測手法を開発しております。発熱問題は装置の故障に直結するため、熱マネジメントは機械・電気において極めて重要であり、高い熱伝導性を持つ放熱材が必要であります。カーボンナノチューブは銅の10倍の熱伝導率を持ち、軽量であるため、幅広い放熱問題を解決する放熱材となりえます。カーボンナノチューブを製品に応用する際に、放熱性の評価の手段として簡易的かつ高精度の熱伝導測定法が不可欠です。私の研究ではナノスケールの計測手法である四端子熱計測をマクロスケールのバルク体に応用し、カーボンナノチューブを含めた繊維材料の高精度かつ簡易的な熱伝導計測手法を開発しております。

あなたがおすすめできることをなんでもよろしいのでお聞かせください。

Trelloというスマホアプリを私はおすすめします。Trelloは自分がやるべきタスクを今日、明日、今週などのBOXに分類して登録して、やり終えたら完了のBOXにスワイプして移すだけで、やるべきタスクと終えたタスクを視覚化できる優れたアプリです。完了が溜まって行くのがモチベーションアップに繋がるし、サボった時も視覚化できるから今週は頑張ろうと思ったり、モチベーション管理に繋がるのでおすすめです。

ブラケットの設計

1週目にやったこと

1日目は人事からの会社紹介、人事とリクルータとのお食事、配属部署での挨拶と今後の予定の説明など。二日目以降は、課題であるブラケットの設計を行いつつ、時折工場見学をしていただいた。

2週目にやったこと

二週間目は一週間目の設計の成果のまとめと同時並行して、クーラント冷却装置の電気設計を行った。また、工作機械の説明書の英語翻訳も頼まれた。最終日に以上の成果をまとめて部署の人の前で発表した。

部署の方全員。

なし

パワポは文字より図やグラフを使って見やすくすること。当たり前のことであるが確かに自分の図は比較しにくいと思い的を得ているなと思った。設計にはカンではなく根拠を持って選択すること。大まか適当に決めたところがバレて鋭いなと思った。

終業時間が朝の8時と早かったこと。学生の身分毎日7時前に起きることなどないから。また、新型コロナウイルスのため、東京からきたので伊賀の人々に移す可能性があったため気を使って疲れた。2週間の成果を数十分という限られた時間にまとめて発表するのにも骨を折った。