【グローバル性を体感】【22卒】ＤＭＧ森精機の夏インターン体験記（文系/1day工場見学会）No.16404（東京外国語大学/男性）（2021/7/19公開）

この時点ではありとあらゆる業界（ITから不動産まで）を網羅的に見るつもりでインターンを受けていた。その中でも対企業向けBtoBのメーカーにも興味があり、この会社はその中でも業界では有名でグローバル性も高いことから魅力と感じ選んだ。

工夫したことは特にないが、唯一ESでインターンを志望する動機があったので企業説明会などでメモしていた自分がその時に持っていた企業知識を簡潔にまとめて志望動機を書いたことくらいである。それ以外に準備はしていない。

恐らく学歴ではないかと思う。1day工場見学会で選考はあったが非常に字数の短い質問のESが3つあっただけであまりパーソナリティが重視された実感はなく、実際当日の学生も東京の有名大学の文系・理系学生ばかりであったため。メーカーでも学歴を重視しリクルーター制度で各大学ごとに内定者の数を定めているような古い企業もあればかなり人物重視の所もあると思うがこの会社は前者よりの感じがした。

・企業、業界説明
・グループワーク
・工場見学

人事がプレゼン形式で企業と業界説明をし冊子を配る。その後は各班でワークを行い発表。工場見学で各機械製品の説明を受ける。最後に質疑応答。

業界と企業の知識。各製品の知識など。

工作機械業界について現状や今後について自由にテーマを設定し発表せよ

1日目にやったこと

上旬通り人事がプレゼン形式で企業と業界説明をし冊子を配る。その後は各班でワークを行い発表（テーマは自由で発表形式も自由）。工場見学で各機械製品の説明を受ける。最後に質疑応答。

人事部の若手・中堅

なし

社員は前半の企業説明では熱心に説明をしてくださった。ワーク中は逆に向こうから積極的に関わってくることはなく学生が主体的になる形で合った。工場見学でも機械の説明をしてくれ、質疑応答にも応えてくださった。他の参加者とはワーク以外はあまり話さない。

中盤のグループワークで工作機械業界についてテーマを設定し発表という自由度が高いワークに苦労した。時間も20分程度で先ずテーマの設定から決めなければならず白紙に文字などを書いてプレゼン資料も作らねばならなかった。その際よく会社や業界について熟知していた人が少なく皆手分けしてネットで

グループワークでは自己紹介をした後にワークを開始。その後はあまり雑談をする時間はなかった。（コロナの問題もある為）

先ずは企業理解と業界理解がしっかりと出来たこと。企業や業界について社員の説明を受けることだけなら他の説明会でも出来るが、それについて自分でリサーチをして発表もすれば記憶にも残りやすかった。また最後の工場見学では実際に製品の機械を間近に見ながら解説を受ける貴重な経験ができた。

特にはないが、強いて言えばグループワークでは業界についての理解と知識がないとその場で調べることになるのである程度予習しておいてもよい。

先ずこのインターンシップが企業と業界の理解をして貰うプログラムであり実際の仕事を体験できるものではなかったから。恐らくBtoBの馴染みのない企業であるから知名度と理解の向上を目標としているのかも知れないが、企業の知識だけ身に付いても仕事ぶりが分からず○○がしたいという志望動機には繋がらなかった。

上記の通りそもそもこの会社で働くことを意識することはできなく内定が欲しいとは余り思えなかった。また本選考のESは何故か手書きであり、手書きで数百文字もびっしりと丁寧な字で何度も書き直しながらESを書けるほどの志望度は持てなかったため。またBtoBのニッチなメーカーではあるが特に文系の学生の倍率は異常に高く学生のレベルも高いと分かり、かつコロナ禍で採用人数が景気悪化の影響が明らかに減っていたため。

残念ながらよくある昔ながらの「古い」日系メーカーの１つだと感じた。社長が森氏の家族経営でありインターンシップのESは「抽選」とあったが実際には高学歴の学生ばかりであった。本選考もESは手書きと説明された。また人事部の社員も何となくではあるが暖かい雰囲気ではなかった。社員の方が「うちには外資系の雰囲気がある」と仰っていたがドライな雰囲気があるのではないかと思ってしまった。
また会社として工作機械業界の性質上不況時に収益がかなり悪化しやすい体質であり、実際に同社はコロナ禍で経営が悪化し採用人数も公式ウェブサイトでは例年並みと書いてあったが後の就職四季報では採用人数が減少するなどしていた。

知識面と経験の面では実際に製品を間近に見ながら説明を受けるという貴重な経験ができるのでその部分は少しは有利になるかもしれない。しかし文系は技術の同業他社と比べての優位性を理解しづらいと思う。
また早期本選考の案内なども来なかった為。

この時点ではありとあらゆる業界（ITから不動産まで）を網羅的に見るつもりでインターンを受けていた。その中でも対企業向けBtoBのメーカーにも興味があり、この会社はその中でも業界では有名でグローバル性も高いことから魅力と感じ選んだ。
インターン後にはBtoBのメーカーでも非常に社会貢献性が高くグローバル性が高い企業もあると分かりそうした業界への志望度は上がったが、この会社への志望度は下がったと思う。

前述の通り、人はドライな雰囲気であると感じ和やかな雰囲気で働きたい自分とは合わなかった。堅実なイメージは好きであったがそれも行き過ぎると窮屈で古い環境となってしまうと思い、以降は特に似たようなメーカーを受けるときは社風が和気あいあいとしていて自分が楽しく働ける所であるかという定性面での評価軸が加わり、会社の規模や知名度は必ずしも自分の仕事の幸福感には繋がらないと考えるようになった。