ノリタケ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒ノリタケ株式会社のレポート
公開日:2017年12月14日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職技術系
投稿者
選考フロー
企業研究
ホームページやパンフレット等をよく読んで、取り扱っている製品の特長や各職種の仕事内容などを理解するように努めました。特に、この企業の製品は自分の研究内容と関係が深いものも多くあったので、特徴だけでなく性質や生産方法・現時点での課題に対する取り組みなど、他の企業の製品研究よりも重点的に行いました。また、各職種の仕事内容についてはホームページの社員紹介のページで勉強しました。また、大学に説明会をしに来てくださったOGに実際の仕事内容や学生時代に学んだことをどのように活かしているのかなどを詳しく質問しました。企業研究に関してもっとしておけばよかったこととしては、そのOGの方からもっと情報収集をしておけばよかったと感じております。説明会後に、何か聞きたいこと等があればいつでも連絡してくださいと伝えてくださったので、せっかくなら仕事内容の他にも必要なスキルや生活等について詳しくきいておけばよかったと思っています。
志望動機
私は化学を通じて人々の日常生活の質を向上させたいと考えております。御社は私の研究分野である無機材料に強みを持ち、またお客様第一に徹していることから、御社でなら確実な社会貢献ができると思い、志望いたしました。私はこの就職活動において化学メーカーを志望しておりますが、それらの企業の中でも特に御社が取り扱っている製品の中には、私の研究活動において取り扱っている材料と非常に馴染みのあるものも多く存在します(その製品の例や特色などを簡潔に述べました)。したがって、それらの研究開発や生産技術に携わることで研究活動で学んだことを活かし、より力を発揮できると考えております。それらの製品に携わらなかったとしても、これまで身に着けた無機材料に関する知識や実験方法などを活かして活躍できると感じております。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年01月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望理由/興味のある事業と理由/希望する職種と理由/大学時代に力を入れたこととそこから学んだこと/長所or自己PR
ES対策で行ったこと
志望理由・興味のある事業・希望する職種に一貫性を持たせられるようにホームページやパンフレットを何度も読み返して企業研究をした。また、この企業がどのような人物を求めているかを理解するために、今活躍している社員の方がどのような働き方をしているのかを、ホームページの座談会ページや、説明会でのOGへの質疑応答によって勉強をした。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 30代ぐらいの人事2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ESに書いたことを改めて言葉で伝えられたこと。書いたことを丸暗記して話すのではなく、ESでは字数制限のせいで書けなかった具体例やそのときの自分の考えなどを付け加えたりしてより具体性を持たせる内容を話したところが良かったのだと感じます。
面接の雰囲気
面接官は2人とも穏やかな人事でした。面接は無理に笑いをとったりするようなものではなく、落ち着いた雰囲気で、ESの内容を確認するための質問が主でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
何故いまの研究室を選んだのか。
無機材料開発がやりたかったからです。学部生の頃に受けた授業で、無機化学の面白さを知りました。たとえば、同じ物質でも結晶系が異なると性質が大きく異なったり、ある物質にわずかに不純物を添加することによってさまざまな機能が付け加えられる点に可能性を感じました。材料開発において、もちろん新規の物質を探索することも大切ですが、既存の材料の用途を開発したり、わずかな工夫で機能を変化させたりすることも同じぐらい重要だと考えております。ですので、無機材料の合成法や探索について学ぶことのできる今の研究室を志望致しました。研究活動においては苦労することも多いですが、試行錯誤の末に試料の機能が変化することに面白みを感じて過ごしております。
あなたの強みを教えてください。
私の強みは未経験なことにも果敢に挑戦することです。例として、英語力に自信がないにも関わらず、海外の研究生の実験指導係に立候補したことが挙げられます。不安はありましたが、頻繁にできる経験ではなく、不安だからこそ成長するチャンスだと思い立候補しました。はじめは彼女の英語が聞き取れずに会話において苦労をすることが多かったのですが、実験時以外でもその研究生と積極的に生活を共にするうちに意思疎通は楽になり、実験の指導も楽しみながらやり遂げることができました。まだどちらにおいても完璧とは言えませんが、実験指導と英会話の両方を学ぶことができました。以上より、将来は困難なことにも積極的に挑戦をすることで学び続け、新規技術および製品の開発をリードしてく人物になりたいと思います。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIではなく、あまりメジャーなタイプのテストではなかったため、対策はあまりできなかった。そのなかでも、情報収集などはできるだけ行った。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 40代ぐらいの人事2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の考えの軸がぶれずにいたこと。一次面接よりも踏み込んだ質問が多く、用意したものを答えると言うよりはその場で考えることも多かったが、自分の考えの中心となるものをしっかりと持っていれば慌てずに答えられました。
面接の雰囲気
一次面接と雰囲気は似ており、穏やかな雰囲気でした。質問内容も一次面接と同じものもいくつかありました。ですが内容はそこからさらに踏み込んだことが多く、自分の考えの軸をしっかりともっている必要があると感じました。
2次面接で聞かれた質問と回答
希望する職種について教えてください。
希望する職種ですが、第一希望は生産技術になります。エントリーシートには研究開発が第一希望と記載しましたが、就職活動中の企業研究や面接などを通して考えるうちに、生産技術に一番携わりたく思いました。始めは、自分の研究テーマが無機材料の開発であり、無機物質について合成・評価を行っておりますで、企業でも同様に研究開発をしたいと考えておりました。しかし、様々な化学メーカーの企業研究をするうちに、いくら高性能なものを開発できたとしても、低コストで安定的に生産できなければ企業として社会貢献はできないと強く感じるようになりました。また、研究活動における実験で、同じ試料を合成するにしても合成法の検討や手法・実験装置の工夫によって性能や収率が変わってくるところに面白さと重要さを感じたため、生産技術の職種で活躍したいと考えております。
今の研究テーマに近い製品に携わるのが希望みたいだけれど、そうなるとは限らないけど問題ないか
問題ございません。確かに、今の研究内容により近い製品に携わることで今学んでいることを活かせることは増えると考えております。ですが、それにこだわってはおりません。私は今の研究内容を続けたいわけではなく、研究活動を通して学んだことを活かして社会貢献をしたいと考えております。私は研究活動を通して無機材料に関する背景や実験手法などの知識だけでなく、研究に行き詰った時の考え方や、周囲の人と相談することの重要性、助言の活かし方など、数多くのことを学んで参りました。これらは無機化学関係なく、企業で技術者として働くにあたり活かせると考えております。また、これまでに学んだことに固執しすぎず、全く新しいことに挑戦をすることで成長できるとも考えておりますし、したいと思っておりますので、どの製品に携わることになっても精一杯頑張らせていただきます。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
筆記試験対策で行ったこと
当日、最終面接での会場で行われたが、それまでどのようなテストであるかわからなかったため対策はできなかった。しかし、落ち着いて解けば問題ない内容だった。
筆記試験の内容・科目
時間内に足し算をできるだけ多く行うテスト。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 50-60代の方2人で役職のある方たちだと思う
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接で評価されたと言うよりは、1次と2次面接で評価がよかったらしかったので、それが効いているように感じた。ここでも志望理由や研究内容について質問されたが、緊張しすぎず今まで通りに答えることができたのも良かったのだと思う。
面接の雰囲気
非常に和やかで雑談に近い話も多くあった。最終面接なので面接官もより上の立場の方たちであったが、こちらの話をにこやかに聞いてくれたので話しやすかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
いくつか内定をもらっているとのことだが、その中から入社する会社を決めるに当たり何を考慮するのか。
今後の企業の成長の見込みや方針、および実際にそこで自分が働いている姿が想像できるかどうかを考えます。やはり一度自分で決めて入社したのなら長く勤めることは当然のこと、利益得ることと社会貢献の両方を果たせるように活躍したく思います。そのためには、新しいことに挑戦し続ける社風であり、若手が生き生きと働いている環境であるような会社で働きたく思います。ですが、いくら事前に企業研究を行っても実際に働いてみないとわからないことも数多くございます。ですので私は、この就職活動、とくに面接や座談会等の会話を通してそれぞれの会社の様子というものを考えております。面接は自分をアピールする場であると同時に、企業研究の場であるとも思っておりますので、ただ受けて終わるのではなく、会社選びのための何かを学んで、そして考えて帰るようにしております。
TOTOさんと日本特殊陶業さんとうちには応募しているのに、日本ガイシさんに応募していないのは何か理由があるのか
確かに、言われてみればそうですがこれといって特に理由はございません。無機材料に興味がありますので、もちろん日本ガイシさんの企業研究もしておりました。実際に、自分の研究室のOBが日本ガイシさんに勤めており、その方が開催してくれた説明会にも参加致しました。自分の学んだことが活かせそうな良い会社だと感じました。それでも応募しなかった理由を強いて挙げるとするならば、当研究室出身の知っている先輩が勤めているからでしょうか。けしてその方が嫌なのではなく、社会に出るにあたってはなるべく知らない人が多いより新しい環境で働きたいと思っているからです。例え似たような分野の出身でも、研究室が異なればさまざまなバックグラウンドをもっていると思いますし、そのような新しい視点を持つ人たちに囲まれて成長したいと考えております。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
数日間、内定を承諾するか辞退するかを考える猶予をいただいた。一度、迷っている旨を電話で伝えたところ、親身に相談に乗ってくださり、必要に応じて社員の方と話をする機会を設けていただけるとのことだった、
内定に必要なことは何だと思うか
一次面接と二次面接はESをベースに似たようなことも多く質問されます。ですので面接前には自分の書いたESを見返しておくことはもちろん、その内容を丸暗記するのではなく書いた内容に至るまでの背景や理由などの軸をしっかりと持っておく必要があります。ESに書いたことと、面接時に言いたいことが異なっていても(希望職種や興味のある事業など)、その理由を説明できれば問題ないように思います。難しい質問や厳しい問いかけは一切ありませんでしたので、十分に準備をして落ち着いて望めば突破できると感じました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
各志望する理由に軸を持っているかどうか。私は志望理由・希望職種・興味のある事業に一貫性があり、それを自分の研究内容・活動と関連付けて説明できたから内定がいただけたのだと思います。一次面接から最終面接までに同じ質問が何度もあるのは、こちらの現時点での軸を確認しているのだと感じました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
一次面接から最終面接まで、技術質問と人事質問の両方があります。3回の面接とも、研究内容を説明するように言われました。その際に資料などを用いることはできませんので、口頭だけでいかにわかりやすく伝えられるかが大切になります。その後の技術質問への回答も同様です。私はついジェスチャーを用いてしまいましたが、それに関しては問題ありませんでした。
内定後、社員や人事からのフォロー
最終面接合格連絡後に、内定を承諾するか辞退するか迷っているとの電話をしたところ、働いている様子を知るためにも社員とお話をする機会を設けてくれるとの申し出をいただいた。結局はそれも断ってしまったが、迷っている人にそのような提案もしてくれるのだとありがたかった。
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ノリタケの 会社情報
会社名 | ノリタケ株式会社 |
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フリガナ | ノリタケ |
設立日 | 1917年7月 |
資本金 | 156億3200万円 |
従業員数 | 4,821人 |
売上高 | 1379億1200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 東山明 |
本社所在地 | 〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1番36号 |
平均年齢 | 44.4歳 |
平均給与 | 659万円 |
電話番号 | 052-561-7111 |
URL | https://www.noritake.co.jp/ |
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