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東ソー株式会社 報酬UP

【未来を創る化学工学者】【18卒】東ソーの技術職の本選考体験記 No.3971(東北大学大学院/女性)(2017/12/14公開)

東ソー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒東ソー株式会社のレポート

公開日:2017年12月14日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 東北大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

企業研究で行ったこととしては、ホームページやパンフレットなどを熟読・説明会への参加があります。この会社は取り扱っている製品が多岐にわたるため、それぞれの特徴などをつかむのが独学では少し大変です。それを説明会では人事の方がわかりやすく説明してくれるので是非行くべきです。この企業の特徴としてはコモディティとスペシャリティの二軸を持つことですので、各製品がどちらなのか、今後はどのような指針でいくのかを学んでおく必要があります(説明会参加後にパンフレット等で復習するのがお勧めです)。また、エントリーシートを通過すると座談会に参加できます。そこでは社員の方とじっくりお話しする機会がありますので、実際の働き方やここで働くに当たり身に着けておきたい能力など、社員の方から得られる情報収集はここでしっかりと行いました。

志望動機

私は製品開発を通して人々の生活の質を向上させたいと考えております。御社は衣食住すべてに素材を提供しているメーカーであり、その製品には世界および国内シェアが高いものが多く存在します。よって、御社で新規素材・技術の開発に携わることであらゆる最終製品に影響を与え、多くの人々の生活をより豊かにできると考えております。また、人々の生活におけるニーズや問題は常に変化し続けていますが、御社はコモディティとスペシャリティの二軸を持つハイブリッドカンパニーであるため、この先も多様なニーズに応えることが可能であります。したがって、御社での製品開発に携わることによって確実な社会貢献ができると考え、御社を志望しました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機/研究テーマの意義/研究テーマにおけるオリジナリティ/研究を進める上で心がけていること/学業以外で力を入れてきたこと

ES対策で行ったこと

ESの質問事項は王道なものばかりなので、問題はなかったが、志望動機を他の化学メーカーと差別化して述べるために説明会参加後にはホームページやパンフレット、自分のメモなどを見返して復習した。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

あまり王道でない種類のものだったので、あまり多くの練習はできなかった。そのため、対策本やインターネットなどでなるべく多くの情報収集を行った。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年04月

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官4
面接時間
40分
面接官の肩書
20代の人事1人とおそらく50代の技術社員3人
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

同じ分野の技術社員からの少し専門的な質問にもなんとか答えられたこと。また、技術面接がメインではあるが人事質問も少なくないので、そちらにも自分が企業研究や自己分析などで準備してきたことを用いて力を発揮できたこと。

面接の雰囲気

時折笑いも交えるような、和やかな雰囲気でした。面接の部屋までは人事の方が連れて行ってくれるのですが、その間の雑談で緊張をほぐしてくれます。始めに技術面接(プレゼンと質疑応答形式)を行い、最後に人事面接を行いました。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究以外で力を入れて取り組んだ学業について教えてください。

私は研究活動の他に、化学工学の勉強に力を入れて取り組みました。私は化学工学専攻ですが、研究テーマは応用化学に近いものになっております。そこで、授業では化学工学を重点的に学びたいと思い、学部から大学院にかけて分離工学・熱力学・レオロジー工学・製品開発工学などに取り組んできました。しかし、まだ学び切れていないことも多いので、現在も学習中です。このように、私は研究開発と生産技術に関わる基礎を幅広く学んでおります。このことを御社でも活かして、量産化を見越した研究開発員、または研究開発のことを理解できる生産技術員として貢献したく思います。そのためには、今後研究生活が忙しくなる中でも可能な限り幅広い分野の学習に努めていく必要があると考えております。

学業以外で力を入れてきたことを教えてください。

200部売り上げることを目指して、私と複数の作家による短編漫画を発行・即売会にて販売する企画を主催しました。私の役割は作品集の発行・販売に関すること全てでした。他者を巻き込んだ自費出版は初めてであったため、原稿の回収や本の編集に苦戦し、私のせいで本の発行が一時危うくなりました。そこで、主催の経験が豊富な仲間の助言に従い、まずは原稿が遅れている参加者をアシストし、その間に他の作家たちに自分の役割の一部を上手く割り振ることで短編集の発行と売り上げの目標は達成しました。この経験から、チームのリーダーであるためには自分のことだけでなく、組織全体を見渡すことが重要であることを学びました。つまり、リーダーとは自分の力だけでなんでも解決をして皆を引っ張っていくのではなく、周りと協力して組織全体で成果を上げられる人であるのだと実感しました。

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
かなり立場が上の方3人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

少々厳しい言い方で質問をされても、動揺せずに自分の思っていることを伝えられたことだと思います。一次面接とは異なり、本当にこの会社に入社する覚悟があるのかを厳しい質問で確かめられているような気がしました。なんとかうろたえずに平常心をこころがけました。

面接の雰囲気

圧迫ではないが、少し厳しい(堅い)雰囲気でした。面接官の方たちの役職がかなり上なせいもあって、結構緊張しました。一次面接と同じく、面接開始前までは人事の方が緊張をほぐしてくれます。

最終面接で聞かれた質問と回答

君は化学工学専攻だけど研究内容は応用化学に近いよね。化学工学の知識を君の研究内容にどう活かせるの?

「当研究室は、●●法にて材料を合成する手法を所有しております。その方法を適用することで、材料をより高品質に、大量に合成することが可能になります。しかし、私が研究している系は△△を含むためにに少し特殊ですので、応用するのは難しいと考えております。ですので私の研究内容には残念ながらあまり活かせておりません。」と答えたところ、「でもそれをなんとかするのが化学工学なんじゃないの?」と少し厳しめに言われたので、その場でなんとか考えて「そうですね、成功するかは分かりませんが、××の過程までを●●法にて合成した後、△△を導入することで活かせるかもしれません。」と答えたところ、とりあえず納得していただけました。

勤務場所がおそらく山口になってしまうけど大丈夫?(私は大学も出身も東北)

「問題ありません。勤務地については特にこだわりはありません。」と答えたところ、面接官の方は「でも出身は東北でしょ?山口にいたら帰省も大変だよ。家族も寂しがるんじゃない?」と言われたので、「確かに実家からは遠いですが、飛行機や新幹線があるので、それらを使えばその日には帰省できるので、問題ありません。」と答えました。ですが面接官の方から「でも、関東や関西だったら半日の移動で済むけれど、山口では帰省するのに一日中移動することになるよ。私が父親だったら嫌だなあ。」と言われてしまいました。遠い地で、この会社で働く覚悟が本当にあるのかを確かめられているような気がしました。このように何度も質問を返されても、覚悟は決まっていたので「両親も私がやりたことならば賛成してくれます。御社で頑張りたいです。」と答えました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を承諾するかどうかを、一週間以内に連絡するように指示されました。なので、最終面接通過の連絡からこの企業の内定をキープできるのは一週間です。

内定に必要なことは何だと思うか

技術面接と人事面接の対策を両方ともしっかり行っておくこと。同じ研究室の先輩がESで落とされていたので、学歴だけでは書類通過はできないと思います。自分が何故ほかの会社でなくここを志望するのかをはっきりさせる必要があると感じました。とくに最終面接では、本当に入社する意思・覚悟があるのかを見極められている気がしたので、厳しいことを言われても困惑せずに、抽象的な熱意だけではなく自分の意思を論理的に伝える必要があると思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

入社する意思や、苦労があってもこの企業で頑張っていくという覚悟を伝えられるかどうか。やはり最終面接での厳しい質問のされ方にも答えられたことが良かったのだと思います。多少詰まってはしまいましたが、それでも伝えることは目を見てはっきりと伝えました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ES・適性検査・面接(技術・面接)全ての対策を力を入れてしておく必要があります。技術職だからと言って、人事面接対策をおろそかにするとおそらく一次面接で落とされます。一次面接は術面接がメインなのであって、オンリーではありません。人事質問もそれなりに踏み込んであります。

内定後、社員や人事からのフォロー

最終面接通過の連絡をいただいたあとに内定を辞退したのでわかりません。

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東ソーの 会社情報

基本データ
会社名 東ソー株式会社
フリガナ トウソー
設立日 1935年2月
資本金 552億円
従業員数 3,337人
※[連結]12,292人(2017年3月末現在)
売上高 5145億円
※[連結]7,430億円(2017年3月期)
決算月 3月
代表者 山本 寿宣
本社所在地 〒746-0006 山口県周南市開成町4560番地
平均年齢 39.3歳
平均給与 757万円
電話番号 03-6636-3700
URL https://www.tosoh.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131469

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