【18卒】ベネッセコーポレーションの冬インターン体験記（文系/Benesse Business Plan Seminar）No.821（早稲田大学/男性）（2018/1/29公開）

内定者の知り合いがいたため、その人に紹介されたのがきっかけだった。もともと教育業界に関心があったが、どういった内容の仕事をしているのかわかっていなかったので、就活が本格的に始まる前に底をクリアにしておこうと考えて参加した。

教育業界を取り巻く環境については一通り勉強していった。また、競合他社との関係やベネッセの強みといった点は特に注意して調べていった。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

ベネッセのビジネスへの関心度合いや教育業界に対する熱意を見られていたと感じたので、その辺をしっかりと意識しておけば大丈夫だと思う。

インターンへの参加志望動機を教えてください。

私は、全ての子供が生まれた場所や環境に左右されず、チャンスを掴める社会を創りたいと考えています。現在の社会には、様々な要因の教育格差が生まれており、多くの子供たちがそれに悩まされています。そうした現状を解決し、全ての子供たちの可能性を広げるためには、誰もが受けられる小学校から高校までの公教育を発展させていく必要があると思います。今回のプログラムでは、学校が実際に抱える問題をビジネスとして解決し、日本の教育界に貢献する提案を行いたいです。

あなたが今回のインターンで解決したい学校が抱える課題は何ですか。解決策と併せて教えてください

私が解決したい顧客課題は、少子高齢化に伴う地方高校の生徒減少です。この課題を克服し、生徒数の維持及び増加を目指すためには、高校の魅力を向上させる必要があるのではないでしょうか。具体的な施策として、例えば、ICT技術やVR等を使った教育の導入を提案したいです。デジタル化された環境であれば、高校の地理的条件に関係なく、レベルの高い専門学習や各生徒のレベルに合った補習授業を受けることができ、先生はそれを簡単に把握することができると考えるからです。

学校業界が抱える課題を解決できるビジネスモデルを提案せよ

1日目にやったこと

初めは業界の説明や企業説明があったが、その後は「学校業界が抱える課題を解決できるビジネスモデルを提案せよ」という命題のもと、ひたすらグループワークを行った。時折、プレゼンのやり方やワークのヒントについての解説があり、ワークは中断された。

2日目にやったこと

グループワークを詰めていき、プレゼン資料を作り、正午にはそれらの提出をした。午後は各グループの発表があり、相互投票+審査員の投票で順位が決められた。その後、軽い懇親会があった。

人事部長/外部のコンサル

賞状

与えられた時間で終わらないならば、各自時間を見つけて何とかすべき、という内容を人事部の方がしており、それが良くも悪くも印象に残っている。非常に一生懸命に仕事に取り組む会社であるとともに、時間外での努力が不可欠な風土なのだと気づかされた。

まず、全体的に非常にきつい。実際にグループワークを行えるのは一日目の午後と二日目の午前のみのはずなのに、到底それでは終わらないようなクオリティを求められる。必然的に徹夜でワークを行い、疲れが溜まった状態で発表をしなければならなかった。企業理解という面では不十分なプログラムだった。